感動あり、涙あり、そして笑いあり | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

 在タイでできた日本人友人から「恋愛脱落者(モテない独身野郎)と社会不適合者(しがないリーマン)を受け入れる東南アジア、特にタイ」と聞きました。

 

 自分は今もその言葉は概ね正しいと思っていて、かく言う自分もその一端を担っている自覚があります。

 

 

 さて、今日も今日とて日系飲食店街に繰り出し、今夜は久しぶりに連絡をくれたベトナム人ママさんのお店へ行きましょう。

 

 こんな夜の街で働く大学生もおり、彼女らは学費や生活費を稼ぎ、さらに田舎の両親へ仕送りをしている話も少なくありません。

 

 話を聞く限りはその生活は苦しく、自分の子供くらいの年齢の子達から自分のおばあちゃんから聞いたような話ばかりです。

 

 兄弟で上京して簡素な部屋に暮らし、長女は昼はOLで夜は繁華街で働いて弟や妹を大学に行かせて生活費も面倒を見て、田舎の両親は金銭的にも頼れません。

 

 

 技能実習生からベトナムに戻って少しの日本語ができ、それを現実的に活かせる場所の一つが夜の街になり、ほぼ女性限定ですが。

 

 田舎にいる両親や家族へ仕送りをすること、「それが楽しい(喜び)」と多くの子達が言い、そう聞いて自分は胸がジーンとし、そして"俺は何をやってんのか"と考えます。

 


 

 そんな感動の話を聞けるかなぁと思い、今夜も夜な夜な出かけましょう☆