その昔、平家の落ち武者達が傷を癒した温泉だそうです。さて、僕も日頃の疲れをここで癒し、そして傷も癒します。
お客さんで帰り際、「寄り道して温泉にでも行ったら?」と勧められ、紹介された露天風呂に行ってきました。
写真の右側に見える小屋が町営露天風呂です。対岸は旅館やホテルが立ち並ぶので目隠し的な塀があります。微妙です、仕方ないかな、この塀で見晴らし良くないのです。料金は¥100と格安で湯船は2つ、6畳ほどの大きい方は適温、2畳ほどの小さい方は熱いです
先客はおじ(い)ちゃんが3人。2人は間もなく帰り、僕とおじちゃんの二人になりました。その人と会話です。聞けば仕事はリタイヤ、今は全国の温泉を点々としているそうで、ここには数ヶ月もいるそうです。僕が温泉初心者とわかってからは、ウンチクを交えて1、2時間の会話でした。「温泉道」を教えてもらいました。まぁ、温泉のマナーって感じです。他には「幸せになりたければ、夢や希望を捨てること」だそうです。それと「男を捨てること」とも。ゲッ、このジジィもしかして・・・と思いましたが違いました(笑)。フゥー一安心です!
実は僕、温泉が得意ではありません。理由は壁とか底がヌルっとしたりするからです。それにお湯はろ過?、かけ流し?と言ってもねぇ・・・。気づきました!今回のように夜に来るのが良いです。よく見えないので、その辺があまり気になりません。
ここ、なんと混浴なんです。そのおじさんが言うに「期待をしても無理×2、おばあちゃんばっかりだよ」とね。「期待をするなら週末の日中に来たら?」とアドバイスありました。そこまでしてねぇ~。
周辺は温泉街らしい風景です。ですが半分以上が廃業しています。あれ以来、放射線量が100倍なったと新聞で発表され、その影響で立て続けに廃業になったそうです。数百年の歴史がある温泉街だそうですが、とても残念です。
3時間も滞在しました。おかげさまで疲れ、そして傷が癒されました。また来ようと思います☆