気持ちよく! | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

OINT ダイアリー  (ベルリン編)-PH_8218.jpg


先週末、お取り寄せしたカバンを取りに行った帰り道に…

“あれぇ、待てよ、お金を払ってないぞ?!”

気になってあくる日の月曜日にお店へ。接客してくれたのはカワイイ女の子、週末の野郎とは違います。で、何度も何度も確認をお願いしても

「大丈夫!」や「販売リストに問題ない」

正直、儲かった♪と思い、調子にのって欲しかった大きさのカバンをお取り寄せ。
もうこの店に来なければ事は終わりのはず、帰国しちゃうしね!この追加注文がやぶ蛇になるかも??案の定、気づけば留守電に

「注文の品を取りに来たついでに、前のカバンのお金を払ってくれ…」

その留守電にカチン!!!きっとあの野郎です。その生意気な口調、あたかも僕が払い忘れているような言い回しです。

“くぅ、あの野郎・・・ぶっ飛ばしてやる。ただじゃ済まさんからな。なめやがって!”


さっき、そのカバンを取りに行ってきました。先にキレた方が負けと思い、冷静に冷静に。ヤツ(あの野郎)がいます。なんと、電話の言い草とは大違い。
「お待ちしておりました。ご注文のお品が届いております。今すぐご用意させていただきます」

的な感じでテキパキした応対です。「最後まで私達が支払いの確認を忘れてました」や「すみません」な言葉は発しませんでしたが。

“そう来るか、まぁ予想通り。相手に否を認めさせても俺に得はないなぁ”
「月曜日の接客してくれた子が支払う必要がないと言った」

と言えば、あのかわいい女の子がかわいそう!

“よし、ここは何かオネダリしよう。そして「ピーチク パーチク」”

なんと返答は、

「もちろんですとも!」

と在庫の引き出しから売り物の小物入れ、筆箱、メモ帳とか気前よく4、5個もくれます。

そんでもって支払いの時、

「10%の値引きをいたします」

だめ押しに

「ご依頼あったネームプレート、もう一つご用意いたしました」

ここまでしてもらうと、あの生意気な留守電はきれいさっぱり忘れてしまいます。お店の人はどう思っているか知りたくありませんが、僕はとにかくニコニコ、さらにニコ♪

もし、留守電が丁寧だったら…無視してお店には行かなかったかも。これって、もしかして再来店させるためのテクニックだったりして…考えすぎかな☆