個として存在するために孤立するべきか。 | ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

ホーチミンシティにいます ー タビハツヅク ー

アラフィフ独身リーマン
30過ぎに地元の愛知(三河地方)から転勤して関東の半都会生活が10年間ほど、今のベトナムは三ヶ国目で海外生活が10年以上になっています
大沢たかおが沢木耕太郎の『深夜特急』の世界観をリーマン人生でも実現したい男の日々を書き綴ります

OINT ダイアリー  (ベルリン編)




 「日本人」と言うだけで、あらゆる恩恵や優遇があるのはよく知られている。

 ここ数年、どうやらそれが崩れつつあることを感じる。我々の得意分野であった“物事への非欧米的アプローチ”に日本以外の多くのアジア人が加わり、日本人の存在が薄れてきている。現に会社で見るアジア各国からのレポート内容、そして結果を伝える力は素晴らしい。

 日本の工業製品と言えば車。アジア系メーカーの中で品質が良いと言えば、ほとんどのドイツ人は日本車を挙げる。しかしながら、走っている車に日本車は言うほど多くなく、特に新車を見れば韓国系メーカーが多いように映る。液晶テレビではこれが顕著、こちらではサムスン、エルジーばかりで日系はほとんど目にしない。

 こうして色々と考えていると“非欧米的アプローチ”は“アジア的アプローチ”に過ぎない。これからは具体的、かつ斬新な“日本的アプローチ”が求められる思う☆