「日本人」と言うだけで、あらゆる恩恵や優遇があるのはよく知られている。
ここ数年、どうやらそれが崩れつつあることを感じる。我々の得意分野であった“物事への非欧米的アプローチ”に日本以外の多くのアジア人が加わり、日本人の存在が薄れてきている。現に会社で見るアジア各国からのレポート内容、そして結果を伝える力は素晴らしい。
日本の工業製品と言えば車。アジア系メーカーの中で品質が良いと言えば、ほとんどのドイツ人は日本車を挙げる。しかしながら、走っている車に日本車は言うほど多くなく、特に新車を見れば韓国系メーカーが多いように映る。液晶テレビではこれが顕著、こちらではサムスン、エルジーばかりで日系はほとんど目にしない。
こうして色々と考えていると“非欧米的アプローチ”は“アジア的アプローチ”に過ぎない。これからは具体的、かつ斬新な“日本的アプローチ”が求められる思う☆