9月といえば2007年9月に肺がんと診断された月
33才の年
中旬に診断され、月末に手術。しかし転移があり腫瘍はとれず、ベッドで目を覚まし事実を知った時には途方にくれ大泣きしたな。そしてすぐに抗がん剤治療を開始。
2週間に一度の抗がん剤が始まった。ゲムシュタビン、シスプラチン, イレッサ1日2錠
6クールをした。
副作用がひどく鬱状態になり、2週間後の治療のこと、その先以上のことは何も考えられなかった。
(詳細は左側のテーマ「病歴」に書いてあります。ご参考までに、、、。)
あれから今年で16年です。
あの頃の私に希望と安心を届けてあげたいな。
まだ検査前になると不安な気持ちが湧いてくるが、
ここ数年の医学の進歩を考えると希望を持っていこう、と思っている。
2007年の頃は遺伝子検査もまだなかった。
当然 アレセンサのような分子標的治療薬もなかったのです。
医療従事者の方々に本当に感謝です!!
また家族や周りの方々のサポート、
私にとっては奇跡ともいえる人との出会いや出来事に感謝感激雨あられ!(ふざけるほどの嬉しい気持ちです古っ)
ありがたやーー
「ガンは、気づきをくれる病気。そして自分自身の細胞。それに’ありがとう’って言うんだよ」というような内容を本で読んだことがある。
ガンになった頃は、とても理解できないと思ったが、16年経って、しみじみそう思う。
傲慢な私もこの16年で少しは謙虚にもなれた気がする。そう言っている時点で傲慢かもしれないが。
もしかしたら、人間は歳を重ねるとそうなっていくのかも。
しかし、私には病気が必要だったから、ゴツン!!と与えられたのかもです。
ありがたやーとも言えないけど(今だへそ曲がり)、ありがたやーーですね!!