この前の授業参観で、
ずっと頭に残っていることがある。

同じ教室、  
同じ時間、  
同じ先生の話を聞いているのに、

全然違う動きをしている子たち。

周りがざわついても、
自分のペースでやり続ける子。

少し影響を受けながらも、
なんとか戻ってくる子。

そして、
完全に流れに乗る子。

見ていて思った。
これって、
その日の気分とかじゃなくて、
“タイプ”の違いなんじゃないか。


もちろん、
日によって波はあると思う。

でも、
なんとなく感じたのは、

「流されやすい子」と  
「流されにくい子」がいるということ。

じゃあ、
流されない子って、すごいのか。

たぶん、すごい。

でも同時に、
それだけじゃない気もする。

周りに影響されずに、
自分を保てる強さ。
それは確かに大事。

でも一方で、
空気を読める子、  
周りに合わせられる子、  

そういう力も、
集団の中では必要になってくる。

だから単純に、
「流されない=いい」  
「流される=ダメ」
とも言い切れない。

ここが、
すごく難しいところ。

うちの子はというと、
正直、流されるタイプ。

場の空気に乗るのがうまいというか、
その場のノリにすぐ反応する。

楽しそうな方に、
自然と引っ張られる。

それって、
悪いことばかりじゃない。

友達ともすぐ打ち解けるし、
場を楽しむ力もある。

でも、やるべきことよりも
“今の空気”を優先してしまう瞬間がある。

ここが、
親としては一番気になる。

じゃあ、
どうなってほしいのか。

全く流されない子?
たぶん違う。

周りを無視して、
ずっと自分だけで動くのも、
それはそれでしんどい。

じゃあ、
どういう状態がいいんだろう。

考えてみて、
今しっくりきているのは、
“流されることもできるけど、
戻ってこれる子”
これかなと思っている。

一瞬ふざけてもいい。  
一瞬乗ってもいい。  

でも、「あ、今はやるときや」
って、自分で戻ってこれる。

この力。

たぶんこれが、
これからどんどん必要になっていくんじゃないかなと思う。

ただ、これって、
簡単じゃない。

大人でも難しい。

周りがやってると、
つい流される。

空気に乗る方が楽なときもある。

だからこそ、
子どもにいきなり求めるのは違う気もする。

でも、
「どういう状態がいいのか」
親の中でなんとなくでも持っておくことは、
大事なんじゃないかなと思った。

授業参観って、
つい「できてる・できてない」で
見てしまうけど、

その奥にある、
その子の“タイプ”とか“動き方”
そこまで見えてくると、
また違った見方になる気がした。