自閉症とストラテラ/エビリファイ | Como Esta  ANNA Blog  ~まろん&もも~

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最近、息子の薬の調整をしています。

息子が飲んでいるのは 
・ストラテラ・・・・3歳半より 3年半服用中 
・エビリファイ・・・リスパダールの代替として半年前から服用

此処から先は私の認識と見解なので参考程度によろしくです。
私は医者ではないので・・・・

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まず、ストラテラはADHDの子供に有効な薬です。
とにかく多動を抑えることができ、若干の衝動を抑えることができます。
副作用としては 食欲が少し抑えられるといったところかな?

エビリファイは 衝動と感情のコントロールのため服用しています。
はじめ、この役割を担わせる薬として リスパダールを使っておりましたが、
副作用で息子が半年で10キロ太ったため、比較的その副作用が出にくい
エビリファイに切り替えました。でもこの薬でも太ります。

リスパダールは飲めば飲んだだけ効果が強く出る印象です。
エビリファイはそうではなく、その子にとって適量が最も効果が出て
少なすぎても多すぎても 行動が不安定でおかしくなる感じです。
なので調整が少し難しくも有ります。
息子は就学にあわせて エビリファイを3mg/日から 4mg/日に増量してた。
なんとなく それで安定している感はあったが体重はとうとう30キロ台にのった。

精神科の主治医の先生は ストラテラを安定して沢山服用できるようになれば
エビリファイは必要なくなるかもしれない。一度やめてみるのも手
だという。
やめられたら嬉しいよ。だって痩せるかもしれないじゃん。

ちなみにストラテラは現在カプセルでの服用しかできないため、禁じ手ではあるが
カプセルから薬を出してジュースにとかせてのませている。
信じられないほどヘビーな飲み物となるため、大量のジュースが必要です。
それも1日理想の60mgを摂取させるには 1.5リットル/日のジュース。
ありえないほどの大量な ジュース摂取生活です。これを3年半やってきた。
夏場はのどが渇くので コンスタントに1.5リットルのストラテラ入りジュースを
飲んでくれておりました。が、ここ最近 日に1リットル飲めれば頑張ってるレベル。
冬場はなぁーコンスタントにストラテラを飲めないという悩みがある。

しかし今年の12月にストラテラ内用液が出るのである。
カプセルの薬をのむことができない子供にも処方がしやすくなるのだ。
この認可が出て実際に処方されるまでに1年もかかっていた。おせーーーよ!
なのでこのジュース生活は あと1ヶ月半くらいで終わりをつげるのである。

なのでたぶん、12月になれば ストラテラを安定して沢山服用できるので
その服用状態を見て、エビリファイをどうするか検討する方向だ。

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エビリファイがどのように効いているか検証

7月8月 安定してストラテラジュースが毎日60mg飲めていたため、
主治医と相談して エビリファイの量の違いで息子の行動がどう変わるか検証。

まず 4mg →2mg に減量状態で1ヶ月様子を見た。
減量した結果は2週間以上してほぼ安定してくる。
いろんな福祉の利用機関や 家での行動を見た時に、ほぼ変わらないかな?
ぶっちゃけ 意外と2mgのほうがいい感じにも見える。 てか これ効いてる?
実はこの薬いらないってことないの? と感じたので更に検証。

2mg → 1mg にしてみた。 すると・・・・息子の状態は急変した。
息子の癇癪の沸点が低くなり、ちょっとしたことで激高し暴れるようになった。
切り替えができにくくなり、暴れる。号泣する。他害と自傷が凄まじい状態に。
また、自分の体に強い衝撃を入れることで安定しようとしているのが見て取れる。
この状態は 私にとってもヘビーだった。すべてのストレスがすべて私に対する
他害に変換されて、ひたすら息子にめちゃくちゃにされた。
悲しくて号泣し、ぶっちゃけ 息子と2人で飛び降りて死んでしまいたくなる始末。

この試みは 1週間ももたなかった。お互いのためにならない。
やはりエビリファイは息子に効いていたようである ってのがはっきりわかった。

とりあえず 2mg/日 に戻すと 2日くらいで息子は少し落ち着いた。

photo:01


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ストラテラがどのように効いているか検証

多動は小さい頃ひどくても、就学期にはぐっと落ち着くパターンが多いらしい。
しかし3歳の頃から 多動の薬である ストラテラを飲んでいる「まろん」。
収まっているのか 薬で抑えられているのかが ぶっちゃけよくわかりません。

12月には 内用液となり、彼の体重に対する理想の量である60mg/日は
摂取できるわけですが、理想の量はどうなのかはわからない。
これも検証してみたいところであるが、検証せずとも答えが出てしまった。

エビリファイの量を調節して 結局2mg/日が理想というのがわかり一旦安定。
そんな頃に秋になり、水分補給量が減ってくる影響もあって、「まろん」はなかなか
ストラテラ入りジュースを飲んでくれない。真夏の時の半分の量になる日もある。

そうなってくると 如実に息子の行動の変化がわかるようになってきた。
息子の多動は相当なレベルで、やはり薬でかなり抑えられているんだと実感する。

ストラテラが60mg摂取できていたときは、寝室へ行くと15分もあれば寝れていた。
しかし ここ10日あまり、寝室へ行って寝るまで要する時間が120分。
布団に入るもじっとしていることができず、ひたすらしゃべる。歌う。動きまわる。
長時間その状態で ある時 電源がきれるように眠りに落ちる。
就寝時間が遅くなるので朝は起きれないという毎日となっている。

起きている間も、独語がすごく多くなり独語が自己刺激のような感じ。
それが始まると ほかからのインプットがされなくなり 交信不能状態。
わかりやすく言えば 脳があちらの世界に行ってしまってて帰ってこない。
そんな感じになっています。 集中力にかけ、衝動にも勝てません。

うちのこはそもそも 「鈍感くん」で 痛みもあまり感じないのですが、
このようにモードに入ると、かなり強い刺激を入れてやらないと感じないというか 響かないというか・・・だからその空白を埋める独語刺激なのか?

こういう状況の時は 飛び上がって体を地面に叩きつけるようなことや
後頭部を壁打ちするなどの行動が増えてくる。

うわーー これ厄介すぎる。
でも本人のせいではないんだよな。脳内物質の状態によるんだと思う。


そんなこんなで・・・・やっぱりこの薬2つはダブルで飲み続けないといけない
そんな気がする今日このごろです。