私は、昭和49年~53年まで転勤で仙台に暮らした。
津波の被害を受けた三陸や内陸の盛岡には何度も行っている。
岩手県は、日本で唯一のコロナ感染者ゼロ県、
首都圏に住む我々よりコロナへの警戒心が強い。
岩手県は日本のチベット=地理的にも社会的距離が取られている。
当時仙台から隣県の新日鉄釜石に行くのは日帰りでは無理、いつも釜石に泊まった。
車で国道4号線を北上すると岩手県を通過するだけで半日かかった。
岩手県は、四国四県と同じ面積、そこに120万人しか住んでいない。
防災意識が高い
子供たちの津波に備えた防災意識が高く、それが釜石の奇跡を生んだ。
今回のコロナも一種の自然災害、だから何をしなければならないかは、首都圏の我々より理解が進んでいた。
(所沢市は大震災の後三陸の大槌町に交代で職員を派遣している。)
盛岡は世帯当たりの書籍購入額が日本一
読書は、三密の対極にある行為。
盛岡より人口が多い所沢には、本屋は数軒しかない。
1000年前の平安時代の岩手県・平泉は、京都に次ぐ大都市
マルコポーロのジパング/黄金は平泉らしい。
もう何年も前からスイスの加速器/CERNの後継機となる巨大加速器・国際リニアコライター建設の話がある。
平泉に1万人規模の世界の学者が暮らす日本初の国際研究学園都市が生まれ、
1000年前の極楽浄土が形を変えて再生すると言われている、
最大のハードルが1兆円(日本の分担金5000億円)にのぼる巨額資金、
見送れば日本の得意分野・素粒子物理学は、単独で計画を進めている中国にとって代われてしまう。
しかし見通しは、明るくない、
加速器を作る技術は日本にしかないが、このままでは日本は、中国が建設する加速器の下請け屋になってしまう。
高校の修学旅行で訪れた岩手の思い出
夜、盛岡のとある喫茶店に入った。
そこで生まれて初めて本格的なコーヒー、その店ではピアノトリオがジャズの演奏をやっていた。
私は東京・文京区に住んでいたが近所に喫茶店なんかなかったからコーヒーも生演奏も初体験だった。
近代的な小岩井農場にビックリ。
東京・文京区に東洋文庫があり、そこの洒落たレストランでは小岩井農場の食材が供されている。
小岩井農場も東洋文庫も三菱財閥が作った。
岩手の名産品
南部鉄器と岩谷堂箪笥が有名だが南部箒も超ド級の逸品。
都内のデパートで開催される伝統工芸品展に南部箒が登場する。
最高級品が1本105万円、ダイソンやルンバが何台も買える金額。
この箒、先端が縮れていて絨毯の小さなごみも取れるという。
箒を作るのに1か月半、
100年は使えるという代物。
cf.東洋文庫