明治神宮・絵画館前でTOKYO DESIGNERS WEEKが開催中。建築、インテリア、プロダクト、グラフィック、アートなど優れた生活デザインとアートが世界中から集合、今年のフェスは、DESIGN、ART、MUSICの3本柱。
幅広いクリエイティブを体感できる場として大人から子供まで楽しめるイベントと宣伝していた。
もう何年も前から開催されているイベントらしいが、初めて見学した。
きっと、じじいを吃驚させてくれるものにお目にかかれるかもしれないと期待して会場に。
しかし、入場料2500円も取るのに、大して見るべきものがないというのが正直な印象。
来場者の半分ぐらいは、デザインを勉強している若者みたい。
門外漢のじじいには、よく分からないが、せっかく出かけたので記事を書く。
ライブも3会場でやっていた。仮設ドームにディスコみたいのがあった。
舞台にはノートパソコンと何だかよく分からい電子機器があるが、レコードを回すターンテーブルはない。
だからレコードを前後に回転させるスクラッチもやっていない。
二人の若者がパソコンを見たり、時々機器のツマミをいじっている。
舞台の反対側、私のすぐ横にはヤマハのミキサーが設置され、そこにも一人座っている。
大音響の音楽を流れ、ドームの天井にプロジェクターで画像が映されている。
暫く居たが、全体の仕掛けは、よく分からずじまい。
流してる曲は、テクノ、普通のUKロックなら良かったのに。
フランスの木製のキーボードがあった。日本でもこの手のものがあるが、値段がべらぼうに高い。
竹で作ったものだと5千円だが、木製だと8万円もする。
この「Orée」という会社のは、材料が楓orクルミで2万円。
但し、〝あいうえお〟じゃない。
TOTOの展示ブースに、水玉模様などのいろいろな柄のビニールシートをランピングした便器、こんなのがどんな意味があるのか?奇抜なデザインと感心する人なんているだろうか?
強いて言えば、白い便器=カンヴァス、デザインではなくアートということか。
勿論、TOTOがういうものの製品化を考えているわけではない。
日本にも随分沢山のデザイン学校があるみたい。
その中のいくつかがこのイベントに参加しているが、展示内容は学園祭レベルでぱっとしない。
日本は、デザインで商品の付加価値を高める必要があると言われている。
しかし、これから海外に売り込もうと考えている白物家電のデザインは、とても欧米の製品にかなわない、むしろ、韓国のLGや中国のHaierの方が大胆なデザインを採用している。
島国日本の感性は、日本独特のもので、日本人とっては良い、悪いの問題ではない。
そして、大半の人が和洋折衷の生活、少なくなったと言え畳の部屋があったり、庭もそうだ。
デザイン先進国と肩を並べるためには、和のテイストを捨てなければいけない、しかし、これが難しい。
IKEAとニトリと比べるとよく分かる。
ニトリは、ユニクロのように欧米進出は無理だろう。
サイズの問題もある、アメリカの家具メーカーRooms To Goのものは、日本の狭いマンションには大きすぎる。
逆に日本のは、海外では小さすぎる。
デザインとかアートは、感性だから、技術のように理詰めで極められない。
それでも、感性をブラシュアップさせたり、新奇なものに挑戦しなければならない。
デザイン立国への道は、険しいし時間もかかる。
TOKYO DESIGNERS WEEKのようなイベントをやるなら、もっと金をかけてワクワク面白くしなきゃ、2度とあんな不便な場所には行かない。
道を間違って会場を半周したからヘトヘト、でもいい運動にはなった。
子供から大人まで楽しめるなんて大嘘、じじいの行くところじゃなかった。
東京デザイナーズウィークHP
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