

最近ではカール・ヒルテイィーの『眠られぬ夜のために』なんてあまり読む人はいないだろうな。
我々の若い頃は、ヒルティーやバートランドラッセルは必読書だった。
眠れない夜はつらい。
しかしいたずらに嘆いていないで、我々はそれを、日頃怠りがちな自己反省のための、静かな妨げられない時間として活用しようではないか。
ヒルティは我々に向かってこう語りかけた。
スイスの哲学者で、国際法の大家でもあった著者が、聖書の言葉を引きながら、人はいかに生きいかに自分を深めてゆくかを、諄々と説く。
今、その内容は、全く覚えていない。
毎晩、世界水泳を見ているから、バタンキューの生活。
昼でもよく眠る。
睡眠を促す音楽とか癒し系の音楽がある。
患者をリラックスさせるために歯医者さんが使ったのが最初ではなかったか。
ということは、初めは商用目的だった。
近所にはCDショップがなくなったけど、必ず“癒し系”とか“ヒーリングミュージック”と区分けされた場所があった。
そのものずばりを目指したウィンダムヒルというレーベルがあった。
ジョージウィンストン(ピアノ)、ウィルアムアッカーマン(ギター)、・・・・・・・
更にクジラの鳴き声とか森の音とか、
その頃アマチュアが高額の機材を買って自然界の音を録音するのがブームになった。
レム睡眠、ノンレム睡眠、α波、水琴窟、蝉しぐれ、声明(しょうみょう)、・・・
幸い、不眠に悩まされたことがないから詳しいことは知らない。
でも、たまに、この種の音楽を聴くと気持ちが良い。
今も、この記事にupした楽曲を聴きながらよしなしごとを書いている。
最近の不眠症対策は、もっぱら睡眠薬や睡眠導入剤らしい。
音楽じゃ効き目がないってことか。
環境映像は、地球上の自然を描写・描画した映像、これにBGMを入れたものが流行っている。
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