"Life is short to wear boring clothes"
という有名な言葉がありますよね。
「人生は短いから、退屈なお洋服を着ている暇はないわ」
っていう意味ですが
要は「好きな服を着て生きよう!」ってことなのだと思います。
バングラデシュにいると、色彩という意味ではみんな何歳になってもカラフルな色をお召しになっていて、そこはとても良いなあ、と思うのですが
デザインという側面では「女性は肌(特に胸や脚)を露出してはいけない」という宗教的な制約があるため、民族衣装という形がまだまだ主流でどんなに暑い中でも布で肌を覆っている姿を見ると大変そうに感じることも。
今回のBD JAPANESE FESTIVALでも日本のように露出度の高いコスプレはやはりなかったけれど、そうした制約の中でもみんながそれぞれ好きなアニメの好きなキャラクターの格好をしていて、
それこそバングラデシュで手に入る素材で一生懸命作り上げたのが伝わってきて、なんだかとっても応援したくなりました。
めちゃくちゃ再現度の高い、鬼滅の刃の炭治郎も!
右に写っているのは友人でアーティストのげんちゃん。
この日は一日イベントの審査員もしながら、ステージで日バ友好歌と共にバングラデシュを表現する素敵なライブペインティングも披露してくれました。
そんな風に、いろんな「好き」が表現できる、とっても自由度の高いイベントで。
私自身にとっても色々な方のパフォーマンスに触れることができ刺激をいただいた、とても楽しいイベントでした。
私はステージ裏にいる時間が多かったのですが、審査員をしていたげんちゃんが送ってくれた、皆さんの熱いコスプレ写真を紹介したいと思います。
皆さん立ち姿も決まっています!
こちらの方↑が本当にすごい迫力と完成度で
もう、35度超えの暑い中でずっと一日中この格好なだけでも大尊敬ですが😭
牙狼(ガロ)という作品のキャラクターだとげんちゃんから聞き、原作の絵を見たら本当にそっくりで…!
いやはや、どうやってこれを作ったのか
もはや職人レベルです。
バングラデシュでこんなにも日本のアニメや漫画カルチャーが愛されていること、
こんなにも自分の好きなことを堂々と表現できる若者たちがいること、
本当に嬉しく感じた一日でした。
人生は短い。
せっかくだから自分の好きなお洋服を着て、好きなことをしましょう。