1993年生まれのアイドル【女優篇】


この年の生まれは、子役から順調にスターダムにあがってきた志田未来、大後寿々花や菅野莉央、チャイ

ドルから転身を遂げた小池里奈、入江紗綾(以降「紗綾」、モデル出身の武井咲、草刈麻有、西内まりや

深夜枠ドラマで一気に知名度をあげた有村架純、ホリプロ期待の小島瑠璃子、女優転身のためにAKB48を卒

業した小野恵令奈と新旧入り混じった激戦必至の世代である。


その中で、頭一つ抜けているのが、志田未来である。この世代のエースであり研音の若手エース格でもある。志田未来のドラマデビューは2000年の『永遠の1/2』で、ゲスト出演。初のレギュラー出演で出世作となるのは、いわずとしれた『女王の教室』で、生徒役一番手で登場し、健気なキャラクターと愛くるしい容姿で注目を浴びた。女王の教室』の時は研音移籍の前で名門『セントラル子供劇団』で同じ事務所の成海璃子、同世代の菅野莉央AKB48の大島優子の出身ということでも有名である。


【子役出身の演技派三強】

この志田未に演技面と実績で対抗できるのが大後寿々花ということになる。大後も名門『劇団ひまわり』出身で、演劇『国盗り物語』でデビュー。大後の出世作は映画で、チャン・ツィイーによるチャン・ツィーのための映画と一部批評家には辛口をいただいた『SAYURI』(2005年)の幼少期を迫真の演技で見事に演じたことが評価された。この2名には若干実績で差を付けられてしまったが、演技力では引けをとらない菅野莉央が演技派3強ということになる。


菅野莉央は映画初出演作『仄暗い水の底から』(2002年)で注目され、その後もテレビドラマや映画で主人公の幼少期の役を与えられ、いわば子役としての出世街道を歩んでいったが、ドラマに関しては、ゲスト出演などのスーパーサブ的なポジションから抜け出せないでいる。菅野莉央のいまのとことのベストアクトは、加藤ローサとの共演映画『いちばんきれいな水』(2006年)であり、しっかりものの妹に見事な演技は忘れられない。


この3強の共通点は、子役時代は専門の子供劇団に所属し幼いときから演技力をみっちり培い、成長した後に移籍した芸能事務所も極めて俳優(女優)色が強いということがあげられる。研音は、昨今の水嶋ヒロの離籍騒動にも見られるように、俳優業という活動を極めて重視している芸能事務所であり、菅野莉央の所属するアミューズも、上野樹里、吉高由里子に見られるように、アイドル性よりも演技力を重視する事務所である。また、志田未来大後寿々花は個人的にも仲が良く、志田未来菅野莉央は、2009年のドラマ『さくら道』で共演している。


異なる点としては、志田未来がテレビドラマを主戦場とするのに対し、菅野莉央は映画、大後寿々花は二人の中間的なポジションである。また、志田未来がバラエティに積極的に登場するのに対し、大後寿々花の場合は極めて稀である。これは、志田未来が連ドラの主演乃至ヒロインという役柄が多くなってきており番宣でひっぱり出されているという側面もあると思うが、対応力も抜群だ。バラエティでも素はどこにあるのかわかならないという、まさに生粋の女優であると感じ入る。大後寿々花の場合は、バラエティにあまり出ないことで逆に神秘性を高めている。ドラマでは、松山ケンイチとの共演で世紀のカルト作品『セクシーボイスアンドロボ』のニコ役は、この特異な世界に見事に順応しているのはハリウッド女優の面目躍如だ。この世代の演技派では志田未来、大後寿々花、菅野莉央の序列になってきているが、いずれも子役出身の名女優であることに変わらない。


≪子役成長系≫


志田未来  < セントラル子供劇団>→<研音所属>
シリアス(映画『誰も守ってくれない』、連ドラ『14才の母』)、コメディー(連ドラ『正義の味方』)、インテリ(ドラマ『BOSS』ゲスト出演)、チャキチャキ娘(連ドラ『ハンマーセッション』)と何をやらせても上手い世代一番手。心配なのは伸びない身長(149cm)だけか?


大後寿々花 <劇団ひまわり>→<CATAMARAN所属>
世代唯一のハリウッド女優(『SAYURI』)。松山ケンイチとの共演『セクシーボイスアンドロボ』は低視聴率ながらも評価の高い怪作。


菅野莉央  <セントラル子供タレント>→<アミューズ所属>
黒木瞳主演のホラー『仄暗い水の底から』で注目を浴び、映画『いちばんきれいな水』では、確かな演技力で主演の加藤ローサを食っていた。個性派の多いアミューズの中では正統派の女優。


森本更紗 <サンミュージックブレーン所属>
『女王の教室』では志田未来の友人役で共演。ドラマ『1リットルの涙特別編~追憶~』では、沢尻エリカの妹を演じた。(成海璃子が次女)


尾崎千瑛<サンミュージックブレーン所属>
2000年の大河ドラマ 『葵 ~徳川三代~』でデビュー。映画『茶々 天涯の貴妃』では、幼少期で菅野莉央と共演。


後藤果萌 <I・T企画所属>
ドラマ『愛くるしい』では神木隆之介演じる幌の幼な馴染み役、志田未来の出世作『女王の教室スペシャル エピソード1 ~堕天使~』では重要な役(戸田恵梨香演じる池内愛の小学生時代)を演じた。


【王道モデル系は武井咲が本命】

今や女優への王道になりつつあるモデル系出身の女優ではるが、近年のオスカープロモーションの最高傑作である武井咲、『GOLD』でメジャーの仲間入りをした。大こけした映画『桜の園』がデビューという不運から、ドラマ『オトメン』の夏・秋、『ライアーゲーム シーズン2』を経て、ようやく才能が開花した。武井咲はSTモの中でも既にブレークした桐谷美玲や、卒業した佐藤ありさと猫目三人娘としてST読者には人気であったが、一般層への広がりは不十分であった。『GOLD』の成功でオスカーの若手では上戸彩に次ぐ人気銘柄になっている。オスカーが開設したSNSのコミュニティーメンバー(アメブロでいうグルッポ)では上戸彩についで2番目に多い。ちなみに、3位が米倉涼子、4位が忽那汐里、5位が菊川玲、6位が福田沙紀となっている。


同じSTモでは、草刈麻有がBS-i『東京少女草刈麻有』で主演を経験し、映画『書道・ガールズ青い空』で主演の相葉香凛とともにメインキャストを演じている。他のSTモ勢では、田中あさみが、本年『海の金魚』映画初出演をとげ、ラブベリーナを卒業しSTモになった坂田梨香子、ニコモを卒業しSTモになった西内まりやもおりローティン向けファッションモデルからSTモに出世し女優としてブレークというのが勝者の方程式になりつつある。STモ以外での女優進出では、篠原愛実がピチモ出身、というより『天才てれびくんMAX』のてれび戦士といったほうが良いのかもしれないが、『小公女セイラ』志田未来と共演しているラーメン大好き少女である。(篠原愛実ブログより)ミスセブンティー最終候補に残った岡本紗里も同世代が多数出演している『熱海の捜査官』で女優デビューを飾った。


≪ファッションモデル系≫

武井咲  <オスカープロモーション所属>
世代No1の美少女で無論プロポーションも秀逸。2010年夏クール最大の惑星。資生堂『TSUBAKI』のCMにも

抜擢されたことからもわかるとおり、気品も備えた業界も待ち望んでいた逸材。


草刈麻有 <ブルーミングエージェンシー所属>

デビュー時は『東京少女 セピア編』、『東京少女 草刈麻有』などスィートパワーやスターダスト系の売り出し方をしていた。西野カナの「BestFriend」では3人の美少女を相葉香凛と臼井千晶の同年齢トリオで共演。相葉香凛とは映画でも共演。


田中あさみ <フラーム所属>
「ミスセブンティーン2007」のグランプリ受賞者で高身長アイドル。ドラマ『スクラップ・ティーチャー~教師再生~』で第五話の主役を演じるなど演技面でも期待できる存在。


坂田梨香子 <Ever Green Entertainment所属>
「第5回ラブベリー専属モデルオーディション」でグランプリを受賞。ラブベリー卒業とともにSTモにステップアップ。今秋、映画『マリア様がみてる』が公開。若手女優の大品評会でもあるが、個人的には未来穂花が注目銘柄。


西内まりや <ヴィジョンファクトリー所属>
ニコモ出身で卒業後はSTモ専属へ。まだ女優経験は少ないが、『正義の味方』では志田未来の恋敵を演じスラリとした体系とツンデレ演技が光った。


篠原愛実 < 宝映テレビプロダクション>→<プロダクション尾木所属>
てれび戦士出身のニコモで現在は卒業。志田未来主演の『小公女セイラ』で連ドラデビュー。今を時めく尾木所属だけに、『渡り廊下走り隊』のメンバーとの共演があれば面白い。


岡本 紗里 <エヴァーグリーン・エンタテイメント所属>
惜しくもSTモには合格できなかったが、前クール(2010夏)『熱海の捜査官』に出演しドラマデビューを飾る。


【幼いイメージが残るチャイドル系】

子役とは異なり主にバラエティーやジュニア系グラビアで活躍していたタレントが女優に軸足を移しつつある年代でもある。小池里奈紗綾が代表格で、幼いイメージを残しながらドラマなどで存在感を発揮している。小池里奈の場合、『美少女戦士セーラームーン』に出演したの後は、『Chu→Bohチューボー』の象徴的存在になり、ドラマ『喰いタン』で女優としての目処がたつと、BS-iでは桐谷美玲の妹役で『怪談新耳袋』で桐谷とともにホラー女優の仲間入りした。ドラマ『三代目明智小五郎』ではヒロイン役を務めており、この年代の代表的女優の一角を担う存在になってきた。世代No1女優の志田未来とは『14才の母』でクラスメート役として共演している。


小学生とは思えないプロポーションで世の度肝を抜いた紗綾も既に妙齢になり、映画、ドラマにも多数出演している。紗綾の霊感の強さも関係するのか、ホラー系の映画への出演が殊に多い。『神の左手悪魔の右手』、『渋谷怪談』、『口裂け女』、『制服サバイガール』、『山形スクリーム』で、完全にホラーに欠かせぬ女優となり、ついに『ムラサキカガミ』では初主演を獲得した。『天才てれびくんMAX』やピチレモンで活躍し「カリスマ小学生」と呼ばれた橋本甜歌は、映画『インストール』で上戸彩の子供時代を演じている。同じ天テレ出身では、中村有沙がおり、志田未来主役の『小公女セイラ』に出演している。また、普天間みさは、中学時代に志田未来とフルーチェのCMで共演、ジュニアアイドル出身では、大場はるかがいる。


小池里奈 <Very Berry Production所属>
テレビ、映画、雑誌で大活躍の同世代のチャイドル出身では最も成功。


橋本甜歌 <ツインプラネット所属>
”てんちむ”とのWブランドで、キャラクターを使いわけている。


紗綾<エルクハートプロモーション>→<エースクルー・エンタテインメント>
一時期、“キッス・プロジェクト”により岡田留奈、ジェシカとダンス/ボーカルグループ「Sweet Kiss」としても売り出されたが、発展的解消により「CHASE」として活動したが、現在は事実上活動停止。世代グラビアの代表格でもある。


中村有沙 <トヨタオフィス所属>
2001年~2004年まで「てれび戦士」として活躍し現在は女優として活躍中。


普天間みさき <チャームキッズ所属>→<STRIKE PLANNING&PROMOTION所属>→<ピーチ>
ドラマ『山田太郎ものがたり』では菊池桃子演じる山田綾子の幼少期(お嬢様時代)を演じた。


大場はるか<STRIKE PLANNING&PROMOTION所属>
U-15時代は、雑誌、DVDで活躍


【グラビア系では菊里ひかりの復帰秒読み?】
グラビア勢力からの女優進出の代表は菊里ひかりになるはずであったが、受験勉強のため、アイドルユニットbump.yを卒業し、スィートパワーまで辞めてしまった。しかしながら、菊里のHPが立ち上がり、11月デビュー(復帰)を仄めかす告知がある。ミスマガ出身の才媛で、『小公女セイラ』にも出演し、今年(2010年)に入っても、『特上カバチ!!』、『ゲゲゲの女房』に出演していたので、まさに突然の引退であったが、わずか半年で復帰?とはよくわからないがHPが本人が立ち上げたものであれば、芸能活動再開ということであろう。


第1回制コレGPを制した水沢奈子も既に映画『赤んぼ少女』やドラマ『スミレ16歳!!』で主演を経験し、話題作である『GANTZ』にも出演予定である。


他には日テレジェニック2010では途中で敗退してしまったが『恋する日曜日第3シリーズ』、『ヤスコとケンジ』に出演した美華がいる。


≪グラビア系≫
美華<ヴィズミックスター所属>
本名は前山美佳。『恋する日曜日第-3シリーズ』に出演。今年、日テレジェニック2010候補に選ばれたが3週目で敗退。


水沢奈子<フォスター所属>
2010年はNHKドラマ『八日目の蝉』で、 檀れい演じる主人公が入所する施設に入ってくる妊婦役を演じた。


菊里ひかり<元スウィートパワー所属>
キッズ時代から子役として活躍していたが、知名度をアップさせたのは、2009年のミスマガ受賞、勢いに乗りスィートパワーアイドルユニットのbump.yのメンバーになり、勢いに乗り、『小公女セイラ』堀北真希主演の『特上カバチ!!』に出演したが突然の学業優先宣言。


【冠オーデョション系は微妙】
≪冠オーデョション系≫
冠系オーディションの筆頭は、第34回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリの小島瑠璃子が注目だ。まだ女優デビューには至っていないが、今年になってバラエティへの露出や永谷園のCM、歌手デビューと一通りの顔見世は済んだ。目標は深田恭子ということだが、いずれにしても次のクール(2011年1-3月期)あたりでホリプロ主演クラスとの共演デビューが濃厚であろう。


第6回東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞した増元裕子も1993年組である。そのとき

グランプリを受賞した黒瀬真奈美がひっそりと学業優先の休業宣言。事実上の芸能界引退です。長澤まさみを輩出した同オーデョションですが、この増元裕子池澤あやか双肩に委ねられることになった。前クールが『ハンマーセッション』に出演していましたが、志田未来、高山侑子、逢沢りな、山下リオ松山メアリ、紗綾に続く若手女優七番手で、ポジション的にはきついところです。ただ、学生生活は充実しているようなので、余計なお世話かもしれません。

2006年全日本国民的美少女コンテスト第11回大会演技部門賞受賞宮崎香蓮はモデル部門賞とマルチメディア賞をダブル受賞した武井咲と同期になる。武井が文字通り、モデル、マルチメディア(ネットドラマ等)など幅広く活躍しているのに対して、宮崎香蓮の場合は、映画、ドラマと限定的な出演に留まる。このタイプの女優はむしろ20歳を超えたくらいから真価を問われるので、10代の今は地道に演技を勉強するのが正解であろう。


増元裕子<東宝芸能>
東宝芸能新人顔見世映画長澤まさみ主演の『ラフ』でデビュー。高身長をどう活かすかが課題。


宮崎香蓮<オスカープロモーション>
2008年デビューとまだ芸歴は浅いが、作家血統の良血で、血統からみると遅咲きで開花もある。


小島瑠璃子<ホリプロ>
第34回ホリプロタレントスカウトキャラバングランプリのホリプロ期待の新星。大物感はないが、確実に

あててくるアベレージヒッタータイプ。女優デビュー後が勝負。


【まだまだいる人材】
ここでは方向転換または、ここにきて急速に知名度を高めたタレント、気になるタレントをあげてみる。衝撃のAKB48卒業宣言、先日、芸を磨くため海外に留学(本人ブログ)と期待が高まるのが小野恵令奈である。映画『さんかく』で演者としての小野の評価は高まったが、今の年齢だから醸し出せるあどけなさと残酷さというものがあるので、海外留学後はすぐに女優として復活してほしいものである。


転換組みに入れるのは聊か気が退けるが和川末優(美優)といえば、今を時めく「ももいろクローバー」の結成当初のメンバーで元メンバー。女優としては「ひとりかくれんぼ 劇場版」で、本編が始まるプロローグの場面で出演している。暗い画面なので、はっきりした表情はわかりにくいが、充分恐怖は伝わってくる演技である。今は「ももクロ」メンバーに差をつけられた感じであるが、女優としての可能性はまだこれからである。


詩人?岡野真也は、前クール『熱海の捜査官』で消えた4名の少女の一人の 萌黄泉役を演じていた。まだまだ露出は少ないが、学園ドラマでの需要に対応できるタレントである。


ここにきて、急速に知名度を高めているのが、有村架純相葉香凛である。有村架純は連ドラ連投と順調にステップアップ。フラームの期待の星で、先輩の吉瀬美智子主演の『ハガネの女』、戸田恵梨香主演の『SPEC』での共演。清新なイメージと愛くるしい顔でさらに上昇の気配が漂う。MINTIAガールで注目された相葉香凛だが、女優としても、活動開始。新興勢力も今後の活躍次第で、既存のトップクラスの女優を逆転する可能性がある。


≪注目の新興勢力≫
小野恵令奈<太田プロダクション>
AKB48第二期(チームK)元メンバー。AKB48太田プロ勢の三強で、女優業でも前田、大島、小野は充分通じる素材。癒しの前田、迫力の大島、小悪魔の小野と個性豊かな三名の演技の共演も見てみたかった。卒業発表の後、高橋みなみに海外に行って『食べ過ぎるな』といわれたとき『それは大丈夫です!』と応えたえれぴょんは何でそれは大丈夫かよくわからないが、そういうときのえれぴょんは無性に可愛いい。彼女には成功してほしい。


和川末優<スターダストプロモーション>
和川美優から改名。『魔法先生ネギま!』でテレビデビュー。「ももクロ」結成に加わったが、2008年を以って脱退し今は女優専業。


岡野真也<ソニー・ミュージックアーティスツ所属> 
前クール『熱海の捜査官』では、ヒロイン格の三吉彩花、舞台廻し役の二階堂ふみに続く3名の消えた女子高生(他は山田彩、佐倉絵麻)で登場。ブログでは、文科系の香りを出すことを決して忘れない。今でき出ない女子高生。


有村架純<FLaMme所属>
今年(2010年)デビューの超新星。『ハガネの女』で主演で事務所の先輩吉瀬美智子の元教え子役で食い込ませると、清新なイメージで、高評価。(誰の?私の!)今クールは尊敬する戸田恵梨香主演の『SPEC』で 警視庁公安部係長役を演じる竜雷太の愛人役を演じている。余談であるが、戸田恵梨香は相変わらずいい。特に突如飛び出す名古屋弁は秀逸でぶっとんだ。沢尻のように自信過剰にならなければ名女優の仲間入りだ。有村にはまだ ぶっとんだ演技は早いが、今回は難易度が高くない役柄なので、魅せることに注力してほしい。


相葉 香凛<スターダストプロモーション>
CMの印象(エステー(株)「ムシューダ」“キミにムシューダ”篇、「MINTIA」ガール)が強いが、女優業としても活動している。西野カナ「Best Friend」のPVで共演した草刈麻有と『書道ガールズ 青い青い空』で共演し主演に抜擢。確かMINTIAではチバ代表であったと思うが、『書道ガールズ 青い青い空』は浜松・浜名湖地域振興映画製作プロジェクトで主演。簡単に言うと地域活性化映画ですね。MINTIA静岡代表は誰だったのでしょうか?



以上が、1993年生まれの女優です。今後、掲載する”モデル篇”とは、かなり重複することになると思うがご容赦願いたい。また、紗綾などは、グラビアとしては文句なく◎の評価であるが女優業では現時点では○止まりの評価になる。女優としては、難役ドラマ版『秘密』に挑戦する志田未来(大人の女性の表情が抜群)が世代代表。美貌・スタイルでは武井咲という年齢を超えた美の巨人、世界的にはハリウッド女優の大後寿々花とスケールが大きい世代である。ここに、海外武者修行を終えた小野恵令奈や超新星有村架純が加われば、将来楽しみな年代になる。


1993年生まれの女優