たぬきのほら穴 -63ページ目
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2010年2月10日(水)<雨>

 6時くらいから断続的に目が覚めているものの、早く起きてもすることがない。そのため「起きてなるものか」と頑張って寝る。その甲斐あって、10時という人間的な時間に起きることができた。とはいえ、むくっと起き上がったわけではなく布団に入ったまま。明かりをつけ、そのまま1時間ほど内田百閒集成(17)を読む。一昨日、月末の上野・道後行きのバス切符を買うついでに、アバンティで買ったものだ。偏屈な文章がまことによい。

 11時半ごろ、身支度を整えて家を出る。よく雨が降っている。そのためか湿度が高い。おまけに気温も高いようだ。まったく、もっと冬らしく寒く寒くしてもらわねば困る。朝昼兼用食は寺町今出川の“bimota”。相変わらずの日替わり。今日は若鶏の洋風煮込みである。鶏がデミグラスソースで煮てある。12時ごろ店を出る。
 今日は13時より府議会の代表質問の傍聴だが、まだ時間は早い。大学内をうろうろしていたら梅が開いている。この気違い陽気で開いてしまったらしい。梅には鶯というように、さすがにまだ早かろう。こっちも汗を拭わなければならぬし、この陽気はたまったものではない。

 さて、12時50分ごろ本会議場へ。初日の傍聴席は数人程度だったが、今日はいやに多い。8割方は埋まっていたのではないだろうか。向かって中央から右側は老人がひしめいている。おばあさんも多少混じっているがほとんどがじいさま。どこかの後援会か、老人会の勉強旅行か、70から90人くらい。変わって左はスーツ姿の一行。私とそんなに年の変わらないくらいの若い諸君である。50人ほどか。京都府庁内定者研修でもあるのだろうか。ルーズリーフなんか用意してメモなんぞとっている。
 13時定刻開会。議員ほぼ勢ぞろい。院の先輩に当たるSさんも議場に居る。代表質問は粛々と進んでいくが、議員席のうるさいこと。地方自治論の如し。とはいえ地方自治論では大空という有能なTAが秩序維持に励んでいるが、府議会にはそんなものは居ない。居れば逆にどやしつけられるだろう。しかし、すべての議員ではないにしろ、ほぼ満席の傍聴席を背に大声で私語や野次を飛ばせる根性は見事なものだ。議員志望をやめて研究者志望にしたのは正解だったかもしれない。
 野次もいろいろ。面白かったのは社会保障・医療政策の質問のときに「それなら知事をお医者さんにしろ!!」と。まあ、3選でしょう。
 京都府議会の勢力分布としては拍手の状況から、自民・公明・京都創世フォーラム、民主、共産の3つに分かれるようである。家に帰ってKBSの解説を聞くと民主も知事与党とのことだが、一応自民ほかとは別の意味での知事与党であるらしい。共産はやっぱり共産。
 15時ごろ公明党の質問を残して議場を出る。

 今出川の大国屋で買い物をして帰宅。長屋に帰ると「田中二郎ほか『地方自治の20年』(1970)評論社」が届いていた。歴史は重要である。
 夕飯は白米、牡蠣と舞茸の炒め、鯛の刺身、大根と牛筋の煮込み。煮込みは一昨日から断続的に火にかけてゆっくりと味を染ませている。よい色になってきた。のち、ミカン3個とヨーグルトを食す。

 片岡千恵蔵の金さんを見忘れてしまった。

■参考文献
内田百閒集成 17
地方自治二十年―その回顧と将来の展望

■本日の食事
朝:-
昼:白米、若鶏の洋風煮込み、生野菜、味噌汁、漬物(bimota「日替わり」650円)
夜:白米、鯛の刺身、牡蠣と舞茸の炒め、大根と牛筋の煮込み、ミカン3個、ブルーベリーヨーグルト1つ

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