さぁ今日の冒険が始まります!!
今日は、海外で大発生しているトコジラミの予防対策についてです。
虫の話です。
よろしいですか?
A la can が使っているトコジラミの予防アイテム
◆ネオパラ花缶 (作り方は後述します)
◆プラスチック素材や金属製の旅行鞄
◆虫よけスプレー
◆養生テープ
◆アイマスク
フランスや韓国で大発生しているトコジラミ。
南京虫、ベッドバグ(Bed Bug)とも言われているあの虫は、今、A la can が恐れているもののトップです。
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刺されたら気が狂いそうに痒いらしいし、家の中に持ち込んでしまうと恐ろしい勢いで繁殖し、駆除がとても大変と聞いています。
害虫駆除業者に頼んでも駆除し切れず、数か月も別の部屋を借りて過ごし、自宅のトコジラミの死滅を待ったかたの話もあって、もう本当に壮絶。
旅行はしたいけど、トコジラミが怖い
私は国内外問わず、ホテルの客室に入ったらまずはベッドのシーツをめくって、ベッド枠やマットレスにトコジラミの痕跡がないかどうかチェックしています。
気になる A la 〇 さまがたは「血糞 けっぷん」 で検索してみてください。
そんな汚れがあったら、トコジラミがいる可能性が高いです。
そう、私は今までも気を付けていたんです。
なので、実際には刺されたことないし、家に持ち込んだこともないし、そもそもトコジラミを見たことがありません。
しかしどうも最近の発生状況を見聞きすると、今までにも増して注意と対策が必要なようです。
震え上がった私は、今までやっていたトコジラミ対策をアップデートすることにしました。
A la can の旅行はトコジラミ退治が目的ではなく、あくまでも観光がしたいので、現地でのトコジラミ対策に手間ひまはかけられません。
そこで、
「簡単」と「安価」をキーワード
に考えてみました。
飛行機に乗る時は、引火性ガスを使ったスプレー式の殺虫剤は持ち込めません。
また、トコジラミが死ぬような殺虫剤はなかなか強力らしいです。
そこで旅行中は、
「殺虫」ではなく「防虫」
「トコジラミがいてもこちらには寄ってこないようにする」
に重点を置いて対策しています。
トコジラミのことを調べてみたところ、それなりにヤツの弱点がわかりました。
1.ツルツルした面は移動できない。
2.トコジラミの移動は歩くだけ。飛べない。
3.パラジクロロベンゼン(パラジクロルベンゼン)の匂いが嫌い。
4.夜行性。明るい場所は苦手。
それらを考えて準備したのが、以下のアイテムです。
◆ネオパラ花缶(作り方は後述します)
◆プラスチック素材の旅行鞄
◆虫よけスプレー
◆養生テープ
◆アイマスク
◆ネオパラ花缶
まず、メインアイテムとも言える「ネオパラ花缶」について、熱く語りたいと思います。
トコジラミは、パラジクロロベンゼンの匂いが大嫌いだそうです。
ですから、ベッドの足元やスーツケースの近くにパラジクロロベンゼンを置けば、トコジラミは寄ってこないはず。
パラジクロロベンゼンは衣類の防虫剤やトイレの芳香剤に使われているのですが、匂いがね、残念なの。
かなり強くて、個性的な匂いです。
そもそも化学物質だし、揮発性なので、大量に使うと人間の健康にも害を及ぼすとされています。
化学物質過敏症のかたなどは、絶対に使えないと思います。
とにかく、普通の人でもたくさんは使えないし、身体に密着させることもできません。
そのあたりも考えて、パラジクロロベンゼンの含まれている商品を、喘息持ちでもある私がいろいろと使ってみた結果、行きついたのが、エステー ネオパラエース 引き出し・衣装ケース用 やさしいフローラルの香り 700gです。
私の使ってみた製品の中では、香りが一番マイルドでした。
しかも小袋分けされているので、非常に扱いやすいです。
本当にね、たくさん使うものではないんです。
少量でも匂いが立つの。
オレンジ色のパッケージの「ネオパラエース」という商品もありますが、香りがマイルドなのはネオパラエースの中でもピンク色のパッケージの「フローラルの香り」の方です。
ピンク色のパッケージのフローラルの香りの方です。
大事なことなので2回書きました。
ご注意を。
↑ 以前買ったものなので、現行品とはちょっとデザインや商品名が違っています。
パッケージを開けると、和紙で包まれた小袋がたくさん入っています。
小袋は切らずにそのまま使います。
ホテルの客室に置いたスーツケースの脇に小袋1個、ベッドの四方か二方に小袋1個ずつ、みたいな置き方で使います。
チェックアウトの時はできるだけ回収して、次に行ったお部屋で再使用します。
そのエステー ネオパラエース 引き出し・衣装ケース用 やさしいフローラルの香り 700gの小袋をアルミ缶に入れたものが、大島桃子命名の「ネオパラ花缶」です。
いやなんか、引っ張っちゃってごめんなさい。
「作り方」と言ってもたいしたことはないんです。
「ネオパラエースフローラルの香り」をアルミ缶に入れるだけです。
旅行中に使うネオパラエースフローラルの香りの小袋は、予備も含めて5、6個もあれば十分だと思うんです。
私は今まで、それを密閉袋に二重三重に入れ、さらにラップで巻いていたりしたのですが、それでも匂いが気になることがありました。
同じスーツケースにネオパラエースなどのパラジクロロベンゼンとお土産の食品を入れたら、たぶん食品に匂い移りしちゃいます。
トコジラミ対策としてだけなら匂いがしてナンボの面もあるのですが、スーツケースにはいろいろ入れますからね、もうちょっとね、匂いをコントロールしたかったのでした。
よくよく調べてみたら、パラジクロロベンゼンは、プラスチックやアクリル製品を溶かすようです。
だから密閉袋に入れても、ラップで包んでも、匂いが出ちゃってたんですね。
また、袋に入れる方式は、実際に使う時、ブツを出すまでが面倒でした。
なんせ、ぐるぐる巻きですから。
それらの問題を解消するため、ハンドクリームの空き缶に入れてみたところ、
匂いが漏れない!
取り出すのが簡単!
神!!
缶の大きさと、入れられるネオパラフローラルの量が絶妙にマッチして、まさにシンデレラフィットって感じでした。
写真の缶は直径約7cm、高さ約3cmです。
こちらのクリームの空き缶を使いました。
注意
全ての防虫剤にパラジクロロベンゼンが含まれているわけではありません。
トコジラミ対策として防虫剤を買うなら、成分にパラジクロロベンゼンが含まれているのを確認してください。
「匂いがしない」系、「無臭がウリ」の防虫剤は、パラジクロロベンゼンが含まれていないことが多いです。
アルミ缶のうち、スクリューキャップ(ねじ式)でない缶、蓋がすぐにパカッと外れる缶は、匂い漏れがします。
蓋をまわしてきちんと閉めるタイプのスクリューキャップの缶を使ってください。
アルミ缶ではなく、化粧クリームなどの入っていたしっかりした作りのプラ製容器じゃダメなのかとお思いの A la 〇さま。
ごめんなさい、まだ、試していないのでよくわかりません。
機会があったら試して、追記したいと思います。
が、パラジクロロベンゼンは、プラスチックやアクリル製品を溶かす性質があるので、どうなのかなぁと思います。
ガラス製の瓶も、スクリューキャップだったら匂い漏れはしないのかもしれません。
でも、旅行中に割れるかもしれませんから、やはりアルミ缶が一番良さそうです。
次に、サブアイテムについてです。
◆プラスチック素材や金属製の旅行鞄
そう、ズバリ、布製の旅行鞄はトコジラミが床面から鞄へ歩いて侵入できるのです。
ツルツルしたプラスチック素材や金属製のスーツケースなら、上れません。
私のスーツケースはたまたまプラスチック素材でしたが、次に買い替える時も布製は避けます。
怖いもん、トコジラミ。
◆虫よけスプレー
市販されている虫よけスプレーの中には、トコジラミに対応するものがあります。
これはもうフル活用!
何種類かあるのですが、A la can のお気に入りは、【令和・早い者勝ちセール】フマキラー ベープ スキンベープミスト イカリジン プレミアム ハーブプラス 100ml 虫よけです。
レモングラスの香りです。
これを、肌の露出している部分と、
足元 ← ここ重要
にスプレーします。
トコジラミって夜行性で、しかも飛べないので、来るとしたら床や座面からでしょうね。
なので私は、飛行機の夜便をものすごく警戒しています。
飛行機の床はカーペットの事が多いし、膝掛けなどのファブリック類が豊富で、トコジラミの隠れる場所がたくさんありそう。
何より世界各国からたくさんの人が入り乱れて乗って来ます。
しかも夜便は、食事サービスが終わると強制的に照明が落とされてしまうので、夜行性であるトコジラミがいたなら出てくる環境なんじゃないかと、思うんですよね。
ですから、飛行機搭乗前には虫よけをかけまくっています。
◆養生テープ
使わなくなったプラスチックカードに、養生テープを巻きつけて、持って行きます。
トコジラミが出たら、くっ付けて排除する予定。
幸い、今までにそういう使用方法はしたことがなく済んでいます。
この巻き直した養生テープは、スーツケースに入れるお土産物の梱包などでも重宝しています。
◆アイマスク
トコジラミは明るいところが苦手。
なので、アヤしいところで夜を過ごすことになったら、明かりはつけっ放しにするのがベストです。
自分自身は眠らなくちゃならないので、アイマスクがあるといいかなって。
この方法も、私はまだ実際には使わずに済んでいます。
ツルツルした面は歩けないというトコジラミの弱点から、
スーツケースなどの荷物は部屋ではなく、バスルームに置く
スーツケースや荷物は、大きなビニール袋に入れて上をしっかり縛る
なども有効とされています。
でも、私はこの方法はやったことがないんです。
体力的に、荷物の中のものの出し入れが大変そうで…。
ネオパラ花缶を駆使して防ぎたいと思っています。
続きはまた今度ね!!