こんにちは。

町田市の社会保険労務士 大澤明彦です。

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 厚生労働省は、毎月勤労統計調査 令和5年2月分結果速報等を公表しております。

 

【調査結果のポイント】〔()内は、前年同月比または前年同月差を示す。〕

1 賃金(一人平均) 

(1) 現金給与総額(就業形態計) 271,851 円(1.1%増) 

・きまって支給する給与 267,061 円(1.2%増) 

(うち、所定内給与は 248,254 円(1.1%増)、所定外給与は 18,807 円(1.7%増)) 

・特別に支払われた給与 4,790 円(1.7%減)

 

 (2) 一般労働者の現金給与総額 353,050 円(1.3%増) 

・きまって支給する給与 346,299 円(1.4%増) 

・特別に支払われた給与 6,751 円(0.2%増) 

 

(3) パートタイム労働者の現金給与総額 99,030 円(3.9%増) 

・きまって支給する給与 98,415 円(4.1%増) 

 ※ 時間当たり給与(所定内給与) 1,267 円(1.1%増) 

 

(4) 実質賃金指数(令和2年平均=100) 

・現金給与総額 81.6(2.6%減) 

・きまって支給する給与 97.2(2.6%減) 

(参考)消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比は、3.9%上昇 

 

2 労働時間(一人平均)

 (1) 総実労働時間 133.7 時間(2.7%増) 

(うち、所定内労働時間は 123.7 時間(2.7%増)、所定外労働時間は 10.0 時間(2.1%増)) 

 

3 雇用 

(1) 常用雇用指数(令和2年平均=100) 102.6(1.8%増) 

・一般労働者 101.3(0.8%増) 

・パートタイム労働者 105.3(3.6%増)

 

(2) パートタイム労働者比率 31.98%(0.63 ポイント上昇) 

 

4 年末賞与(※毎年2月の速報に併せて掲載) 

 支給事業所における労働者一人平均賞与額 392,975 円(3.2%増) 

 全事業所における労働者一人平均賞与額 324,597 円(3.3%増)

 

 実質賃金が11か月連続でマイナスとなりました。物価の上昇は当面続きそうなので、4月の賃上げがどの程度になるかにより、今後もマイナス傾向が続くのか、プラスに転じるのかがかかっていますね。

 

 こうした状況下で、子育て支援の財源に、社会保険料をとの話が出ていますが、社会保険料が上がれば、労働者負担は若い方も含め増加し、企業も半分負担しているため、その原資を確保するため、賃上げ額がその分低くなり、結局は、現在の状況から何も改善されないように思います。

 

 子育て支援は、将来への投資であるため、私は、現役世代の社会保険料の増額や消費増税して財源を確保するのではなく、国債を発行して対応すべきだと考えます。(企業が設備投資などを行う場合、通常は銀行などから借り入れをしてその資金を賄うと思います。)特に、保険を使うのは、そもそも、保険料を支払っている人と給付を受ける対象者が一致していないため制度趣旨に反していると思います。

 良識のある政治家の方は、真剣にご検討をお願いします。

 

 詳細は、以下をご確認ください。

 

 

 

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