英文を早く読めるようになるためには | 校舎長ブログ 桜凛進学塾川越校

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桜凛進学塾川越校校舎長辻中によるブログ。

桜凛進学塾出身で現役東大合格した自身の経験を踏まえた効率的な勉強法やノウハウが少しでも全国の受験生の励みになってもらえれば、幸いです。

 

 

 

生徒さんを普段教えていると、

単語や文法は一生懸命覚えて、

だんだん英文も読めるようになってきたにも関わらず、

「読むスピードが遅い」という悩みを持っている人を多く見かける。

 

 

「英文を読めるようにするための勉強」

「英文を早く読むための勉強」

 

はまた別物なのだ。

 

 

なので、別に早く読めないこと自体はそこまで悩む必要はない。

早く読むための勉強をプラスですれば、読むスピードは全然早くなる。

 

 

では、何をできるようになれば良いかというと、

①英文解釈の本文を頭からつっかえずに一気に読めるようにする

②英単語を見た瞬間意味がわかるようにする

ことだ。

 

 

①英文解釈の本文を頭からつっかえずに一気に読めるようにする

 

基礎英文解釈の技術100とか、英文解釈ポラリスとか、なんの英文解釈の教材でも構わない。

 

これ!ってものを一つ決めて、何周も何周も反復し、

この参考書であれば全ての例文、スラスラ頭から捉えられるようにするのだ。

 

理想は50周以上。

 

それだけ繰り返すと、例文覚えてしまうよ!

という声をよく聞くが、別に問題はない。

 

とにかく反射神経的に例文を読めるようにしてほしい。

 

②英単語を見た瞬間意味がわかるようにする

 

これも反射神経に関わる話。

 

なんの単語帳でも構わないので、見開き1ページを10秒以内に復習できるくらい覚える。

 

単語帳を何周も何周も、下手したら50周以上すると、

単語を見た瞬間に訳がセットで思い浮かぶようになる。

 

言葉にしづらいが、ニュアンスやイメージとしてわかるようになるのだ。

 

これは単純にその単語に触れた回数で決まる気がする。

 

例えば、experience経験する、は中学の時から何度も何度も出会っている単語だろう。

この単語を見た時に、「えっと、これは経験するって意味だな!」とならずに、

「あ、experienceね」で終わる人も多いのではないだろうか?

 

このような感覚になるまで、

単語帳の反復数を増やす。

 

 

そうすると、英文を見たらパッと初見のものでも訳せるようになるのだ。

 

動画でも同様の話をしているので、よければぜひ見てみて下さい!