それは2022年10月の雨上がりの夜のことでございました・・・。:
それぞれの改札口へと手を振って別れた夜。ごちそうさまでした♪
ごち。
17:00。
本日、おごりの席。
きゃっほーい♪
おごって下さる
そのおごり主殿の第一声。
「で。
これ、なんのおごりだっけ?」
わたくし自身も忘れてる。
でも
「・・・じゃ
日本に帰った時におごりってことでっ!」
って言ったことだけ覚えている。
「ま、
いっか。」
と始まったお食事は
わたくしにとって
竜宮城級だった・・・。
(見合うことをしたのか
思い出せない。
いや、
思い出さないことにしよう。
そーしよう)
ミラクル。
そろそろ18:00。
おごりの宴も
残りは
お上品なデザートを残すばかり。
「追加で食べたいものはないかな?
あれば頼んでね。」
そんな甘過ぎるお言葉に
甘えたかったが
残念ながら
もうお腹いっぱいだった。
「今の時間だったら
帰りはそうだなぁ、
京王ライナーがいいかな。
予約、取ってあげるから。」
京王ライナーってなんだべ?
と尋ねる間もなく
「新宿から19:20発のだから。」
と予約が済んでいたゆえ
こちらは有り難く
甘えることにする。
その10分後、
鳴ったLine通知音。
今回の里帰りは
家族以外には
誰にも伝えず
誰にも会わずに
英国に戻るつもりで来た。
いつもなら
必ず幼馴染や親友達に
会っていたけれど。
ただ
たった一人、
ある友人には
帰っていることだけは伝えていた。
その友人からのLineだった。
そう、
わたくしが嬉々と
この『おのぼりLine』を
送った相手の。
曰く:
![サムネイル](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/img_noimage.jpg)
もしかして会えるかも?と思って
18:20新宿発の京王ライナーに乗ってみたが、
乗ってるわけないよね?!
な
ん
で
す
と
!
いつもはこの路線で帰宅していない彼女。
もちろん
わたくしが京王ライナーの予約を
取ってもらったことなんぞ知らない。
わたくしの東京駅で撮ったおのぼり写真から
次の行先と
その時刻、
その経路を予測して
普段は使わぬ京王線を
それも
普段は乗らない
全席指定の京王ライナーに
乗り込んでくれた彼女。
一本前だったとはいえ
な
ん
じ
ゃ
こ
り
ゃ
!
人間のご縁って
面白い。
初めて知ったよ。
見えない何かって
夫婦間だけではないらしい、って。
いつも
ありがとう。
会えて
嬉しかったよ。
一日のお仕事を終えて
疲れているところ
時間をとってくれて
本当にありがとう。
。。。。。。。。。。
その時のLine,
今読んでも
笑ってしまう。
そして
ココロがジワワと温かくなる。
また
『たからもの』が増えたよ。
いよいよ
わたくしの5年ぶりの里帰りも
あと残りわずか。
・・・Kanagawaへとつづく。