ゴールデンウィーク最終日の今日、
初帰省となった娘がまたもどっていった。
今まで、ずっと5人家族でやってきたが、
この春から家族4人となり、少し慣れてきたところで、
それでも5人にもどると、ああこの感じ、と思ってしまう。
4人になって、どんな違いを実感していたかというと、
まず食料品を買うとき、買いやすい。
魚の切り身を手に入れるときだって、
スーパーなんかでは、2切れとか4切れとか偶数が多い。
レシピも2人分、とか4人分の表記が多い。
5人分だと、計算し直さなければならず、勢いアバウトになる。
ハンバーグを作ろうとミンチを買うときは、
4人なら300グラ厶2パックで、
次の日のお弁当のおかず分も十分作れる。
5人分だと、微妙に足りない。
丸いケーキを5等分に割るのは、結構技術がいるが、
4等分なら、直角90度ですっと割り切れる。
「5」という数字の持つ特性なのか、
なんだか「わやわや」した感じがするのだ。
なるべく平等にしようとすると、
ちょっとした工夫が必要な数字。
誰か1人、割りを食うひとが出てきたり、
そこに調整が働き、思いやりやら協調やらの工夫が出てきたり。
そうそう、いい加減にやる、ということも、学んだ気がする。
わたしは「3」という数字の家族の中で育ってきたから、
ずいぶんと「5」の数字の家族グループの中で、
わたし自身が育ててもらったなぁ、と思う。
子どもたちもいい加減、成人しているから、
一緒にいる時間は少ない。
娘が帰省していても、
姉妹同士、家族全員でどこか出かけるわけでもなく、
結局、夜になんとなく、5人顔を合わせたらいい方、
という、ここ数日であった。
そんな感じなのだけど、
長年の馴染みあるこの「わやわや」感に、
なんとなく、ほっとしているわたしである。
↓ツンデレ娘が、振り返りもせずにもどっていく...
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