TSAの決定により北米線へマッチが持ち込めなくなって1週間経過しました。
今回の旅行の時の状況をレポートしたいと思います。
航空会社ホームページ でも告知されています。
各報道機関でも4月に入ってから徐々に報道されました。
【成田国際空港】
ユナイテッド航空カウンターでは特別な案内は特にありませんでした。
保安検査場でも特別な案内は北米線のライター持ち込み禁止がちょっと書いてあるだけ。あまり目立たない掲示です。
私も、ライターを持って検査してみればとも思ったのですが、100円ライターでも捨てるのはもったいないし、検査している人を欺くことにもなるのでやめました。なお、これは、以前からやっていましたが、検査時に搭乗券の行き先を確認されます。
検査官に聞いてみたところ、以前の、ハサミ類が禁止になったときのほうが、すごかったと。
今回は乗客も慣れているのでは?とのこと。
検査場を過ぎ、免税店へ。
当然ながらライターは売ってません。以前は売ってたような気がします。他の売店も同じ。
喫煙所です。
チャッカマンミニがおいてあります。この辺は、さすが、日本の空港って感じですね。
搭乗時も特に確認はありません。
ここまで読んで、ちょっと規制が緩いと思いませんか?
それはTSAの定めた基準も緩いからです。
アメリカ国外での出発については次のように定められているから・・・
「ライターを携帯している旅客は、出発地の空港および、アメリカ国内の乗り継ぎ空港での安全検査の際に、没収されます。」
アメリカ国内の乗継空港となっているということは、航空会社や、出発国の検査機関の責任が問われないんですね。
でも、持ち込んでいけないと知ってて、持ち込むのは犯罪です。
【サンフランシスコ国際空港・ロサンゼルス国際空港】
サンフランシスコではUAの国内線ターミナルまで、移動して、カーブサイドの喫煙コーナーに行きました。
さすがにチャッカマンなどは置いていません。
灰皿にマッチが捨ててありましたが、空港職員などはライターを持っているので借りている人もいました。
保安検査場では、持って行ったマッチを携帯電話と一緒にお盆で検査機に通しました。
マッチは持ち込み不可にはなっていないので問題なしです。
特に没収などの光景も目にしませんでした。
【ラスベガス国際空港】
保安検査場はサンフランシスコやロサンゼルスと同様です。
ここは喫煙所が制限区内にある空港です。
早速、喫煙所に行ってみると、結構混んでます。マッチも捨ててありました。
やはり、少量のマッチならば大丈夫。
少量がどのくらいまでの量かわかりませんが、市販されているマッチは40本入りが普通。販促用に無料で配られるものは20本。紙軸のものは十数本ですね。
箱数が増えると多量に見えてしまうので、大きめのマッチ箱に入っているもののほうがよさそうです。
マッチってなんか発火しそうで怖くありません?
実は、自然発火はまずありません。例えば炎天下の車の中に置いていても、通常は大丈夫。これはマッチの火薬の発火点が、低いもので摂氏90度、高いものは150度以上にならないと発火しないためです。
むしろ怖いのが、ぐちゃぐちゃな鞄の中に入れておいて、何らかの拍子でマッチ棒が箱から飛び出し、こすれてしまうこと。携帯するにも気をつかう必要はありそうです。
そんななか、おすすめアイテムがこちら。
マッチを入れるケースです。
マッチって、あまり買わないでしょ。
飲み屋なんかでもらうものが多いと思います。
でも、そのまま持ってるのはちょっと・・・・
ケースを使えば「マッチ」が「燐寸」になります。
あと、燐寸にも、おすすめがあります。
それはローマッチ。
先ほど紹介したケースに入れるのであれば、こちら。
最初からアルミケースに入っているのはこっち。
で、ローマッチってなによ?
って方に解説。
映画とかドラマとかで靴底でマッチを擦って火をつけるシーンありますよね。
あれがローマッチ。
普通のマッチではあんなことは出来ません。
では