犬ゴコロわかってるなあ…
2017年 監督/ ラッセ・ハルストレム
犬好きなボクが大満足の作品です!!動物映画って泣かせようとして作っている作品が多いと思うんですけど、これはある意味サラッと描いてあってやらしくないんです。けど結果大号泣の感動作です!!
幼少の頃から実家が犬猫両方を飼っていたので、ボクはとても動物好きになりました。この作品は犬の主観で描かれ、犬の独白によって物語が進むユニークな構成です。その独白が、いちいちツボに入るんですよ。脚本書いた人、犬の気持ちホントわかってるなあって思います!犬大好きなんだろうなあきっと。
犬ってホント人に気を使うし優しいんですよ。人間のケンカ仲裁もするし、"ペット"ではなく"家族"と思ってしまいます。犬独特の習性も見事に捉え、笑いをたくさん生み出してくれます。犬好きにはホントたまらない作品です!
犬が出ているだけで大好きな映画になるんですが、一匹の犬が犬種、性別、名前、飼主、土地を変えながら転生を繰り返すという、なかなか面白い構成になっていてまったく飽きさせません!
【この映画の好きなとこ】
◾︎イーサンの探し物
高校生の飼主イーサンと恋人がキスする様を見たワンコのベイリーは、ガールフレンドのハンナの口の中に食べ物があるんじゃないかと思い、ベイリーもハンナの口の中を確かめる。いつもキスしてる2人を見てベイリーは、"イーサンは食べ物を探してばかり"とのシュールな感想に爆笑!
◾︎掘る習性
同居する猫が庭に埋葬されるのを見たベイリーが、掘り起こして家族に届ける!
◾︎イーサンとの別れ
進学の為実家を離れる事になり、家族からの見送りを受けるイーサン。「(追いかけられるから)ベイリーを抑えておいて」と頼む別れのシーンが切ないです。
◾︎最期の別れ
老衰により安楽死する事になったベイリーの脳裏に大好きだったイーサンが思い浮かぶ。ベイリーの独白はホントだと思う!犬はとことん愛に溢れた非常に賢い生きものなのです!
◾︎ベイリーからエリーへ
雌犬のジャーマン・シェパード警察犬エリーとして生まれ変わったベイリー。妻を失った独身警官カルロスと同居しており、孤独なカルロスを気遣い添寝のおねだりをする。
◾︎エリーからティノへ
雄犬のコーギーとして生まれ変わり、女子大生マヤに飼われティノと命名される。人付き合いが苦手なマヤに想いを寄せる男性との仲を(結果的に)取り持つ。
素晴らしい仕事してる!
◾︎ティノからワッフルズへ
セントバーナードとオーストラリアンシェパードのミックス犬に生まれ変わるも、愛のない夫婦に飼われ結果捨てられてしまう…。
マジこういう事やめなさい
※以下オールネタバレ!!
◾︎ワッフルズからバディへ
さまようワッフルズがたどり着いた土地は覚えのある匂い…まさかのイーサン農園!!そしてそこには歳を重ねたイーサンが!!
◾︎イーサン (デニス・クエイド)
大人になったイーサンをデニス・クエイドが演じているんですが、もの凄くいいです!少しヨレた感じとかリアル!現実感あるなあ。けど目がすごくキラキラしていて、優しさオーラに溢れてます!
◾︎ふたたびイーサンの元に
一度は動物愛護団体の保護施設に預けるも、ワッフルズが気になるイーサンは、翌日施設に里親を申し出引き取る事に!バディと名付けられ車の助手席に座るその顔がマジうれしそう!
◾︎ハンナとも再会!
バディの幸せスパイラルは、イーサンのかつての恋人ハンナまでも引き寄せる!独身を貫いたイーサンと夫を亡くしたハンナは再び結ばれる。
そしてついに!イーサンはバディがベイリーである事に気付くんだけど、この作品未見で読んでる人には、ぜひ本編で驚き感動してほしいので書きませんが最高ですよ!
◾︎エンディングカット
イーサン、ハンナ、ベイリー3人の俯瞰ショットがまた素晴らしい!草原香りいい風吹いてる。
いやーワンコかわいいなあ…。うん、飼いたいです。本作の監督は、ラッセ・ハルストレム。なんとこの方、過去に『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』と、日本映画『ハチ公物語』のハリウッドリメイク作品『HACHI 約束の犬』という二本のワンコ映画を撮っています!映画監督人生で3本目ですよ!相当犬好きな方なんですね!過去作品も観ねば!
このレビューを書いていて"あれ??"って思った事がひとつ。この作品は、一匹のワンコが転生を繰り返し大好きだった飼主の元に戻ってくる物語
ボクの実家で最初に飼っていたワンコ= コロが他界して、2代目ワンコ= ロンが来たんだけど、家族で一番溺愛してた父親がロンの事をずっとコロって呼んでたけど、まさかね…
続編はこちら















