アーティゾン美術館、同時開催 マリー・ローランサン ―時代をうつす眼(6階 展示室)を観終え、石橋財団コレクションを見学してきました。
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 野見山暁治
石橋財団は、19世紀後半の印象派から20世紀の西洋近代絵画、明治以降の日本の近代絵画、第二次世界大戦後の抽象絵画、日本および東洋の近世・近代美術、ギリシア・ローマの美術など現在約3,000点の作品を収蔵しています。5階、4階ではこれらコレクションの中から選りすぐりの作品をご紹介します。
特集コーナー展示 野見山暁治
野見山暁治(1920-2023)は、長い画業のなかで具象と抽象のあいだを漂う独特の画風を確立しました。特集コーナー展示「野見山暁治」では、石橋財団が所蔵している野見山暁治の作品全7点からその魅力に迫ります。近年新たに収蔵した3点は初公開となります。
会期 2023年12月9日[土] - 2024年3月3日[日]
会場 5階 展示室(石橋財団コレクション選)・4階 展示室(石橋財団コレクション選・特集コーナー展示 野見山暁治)
クロード・モネ 睡蓮
ポール・セザンヌ サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール
パブロ・ピカソ 腕を組んですわるサルタンバンク
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック サーカスの舞台裏
ジョルジョ・デ・キリコ 吟遊詩人
草間彌生 無題(無限の網)
藤島武二 天平の面影
青木繁 わだつみのいろこの宮
エドガー・ドガ 右手で右足を持つ踊り子
オシップ・ザツキン ポモナ(トルソ)
アルベルト・ジャコメッティ ディエゴの胸像
青木繁 海の幸
アンリ・マティス 画室の裸婦
酒井抱一 芥子藪柑子図
尾形光琳 孔雀立葵図屛風
伊年印 源氏物語図 浮舟、夢浮橋
藤田嗣治 猫のいる静物
モネ、セザンヌ、ドガ、ピカソetc.ずらり展示された素晴らしい作品の数々に瞠目。フジタの猫の可愛さったら!
「わざわざ見に行った」近美で見た作品ともご対面です。近美では押すな押すな状態で見た作品が、アーテゾン美術館ではゆっくり見られる嬉しさ。これだけでも、本当に行ってよかったと思える瞬間。
明治神宮前駅、青山一丁目駅にステンドグラスが設置されているそうなので、今度見てこようと思う。
さり気なく置いてあったこちらも、素晴らしかった。
エジプト テーベ(ルクソール)セクメト神立像 新王国時代 第18王朝 アメンへテプ 3世治世
クリスチャン・ダニエル・ラウホ 勝利の女神
美術品のシャワーの如く。脳内にハッピー物質充填☺︎
インフォルーム
展示品リストなど。
アーテゾン美術館展覧会スケジュール
チケットは 一般➡有料、大学生 専門学校生 高校生➡無料 要ウェブ予約※入館時に学生証か生徒手帳を提示、障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名➡無料 予約不要※入館時に障がい者手帳を提示、中学生 以下の方➡無料 予約不要 とのこと。
一般のみ有料なのが、とても素晴らしいと思う。若いうちから本当に佳いものだけを観て育てば、さぞかし感性が磨かれると思う。
自分自身を振り返ると、学生の頃にもっと美術館や博物館に行っておけばよかったと少し後悔しています。
次の展覧会もとても興味深いので、絶対に行くつもり☺︎