ちょうど一週間前に送別会をした友人と、サシ飲み(前回は送別会、今回は“飲み”)。先日と同じく大山にあるお店で「一度行ってみたかった」とのこと、友人が目星を付けておいてくれました。

 

酒場 千代鶴

気軽に通える商店街の和食居酒屋で名物「金沢おでん」&鹿児島の焼酎を楽しむ

板橋区の大山駅徒歩2分、遊座大山商店街に2019年2月にオープンした和食居酒屋【千代鶴(チヨヅル)】
東京では珍しい「金沢おでん」や「あからはちめの煮つけ」などこだわりの北陸料理を中心に、
日本三大地鶏である「薩摩地鶏」のたたきや刺身、大分の郷土料理など、多種多彩なメニューをご堪能いただけるお店です。
明るく居心地のいい店内は、女性のお一人様でもくつろいでお過ごしいただけます♪
料理を引き立てるお酒も、鹿児島産の焼酎をはじめ、全国各地の日本酒など豊富にご用意しておりますので、女子会など各種宴会にもぜひご活用ください。

大雨の降る寒い日だったので、まさにナイスセレクト。

 

生ビール サッポロ生(中)

「寒い」と言いながらも、とりビーは矢張り生に限る。生(小)の選択肢はあり得ないのと、こちら以外は瓶ビールなので迷いは一切なし。仕事後の生ビールは最高、極上の一杯ね。

生ビールと一緒にお通しも。細切り大根と梅干し、削り節和えたもの。もう少し梅干しがしょっぱめの方が、美味しいかと(しょっぱさよりも甘さが勝る今どきの味、しょっぱめがいいと思うのはあくまでも個人的な好みの問題)。

 

梅水晶

大好物の梅水晶を、こちらのお店でも注文。お品書きに“梅水晶”があれば、必ずといっていいほど注文するくらい好き(梅水晶ない場合は、同じくらい好きないかの塩辛が候補)。軟骨特有のコリコリ食感がツボ、梅の甘酸っぱい味との相性が◎唯一残念なのが、和えてある梅干しが今どき風の甘さが勝る味だった点。わたしには甘すぎた。

 

本日の刺身 ふくらぎ

お品書きお魚 本日の刺身より、ふくらぎを。出世魚である鰤の幼魚、ふくらぎは主に富山県で使う呼び方だそうです。わたしは根っからの関東の人間なので、イナダ。

魚に一家言ある北陸出身の友人が「美味しい」と喜んでいたので、鮮度のよい佳いお刺身なのだと思う。卓上に2種類並んでいた醤油のうち、間違えて“九州の甘い醤油”を醤油皿に入れた友人。「普通の醤油じゃなかった!」と一瞬焦ったものの、「意外と合う」と。コリコリした食感、さっぱりとして脂のバランスがよく癖のない味。ひと切れいただき、あとは友人に進呈。

 

すもも漬サワー

 

生レモン絞りサワー

友人の注文したすもも漬けサワーにびっくり、昔懐かしい駄菓子“すもも漬け”がそのままやって来た! 一瞬「?」のち大受けです。味は、そのまま甘酸っぱい駄菓子の“すもも漬け”の味。

居酒屋定番の生レモン絞りサワーは、すっきり爽やかで間違いのない味。

 

串揚げ カマンベールと生ハム

「油ものが食べたい」と、カマンベールと生ハムを注文。1本から注文に応じてくれるのが有難い。サクッと揚がり熱々のカマンベールチーズと生ハムの組み合わせに、友人はニッコリ。

 

店主こだわり!【名物】金沢おでん おまかせ5品

 こんにゃく、たまご、大根、ばい貝(殻付き)、ふき

冷たいものを吞んでいるので、温かいおでんにホッとひと息。嬉しい。

甘ほどよい甘さの出汁の効いたおでんつゆが美味しく、思わず飲み干したくなるほど。金沢おでんらしい殻付きばい貝が、ご当地感満点。おでん種としてのふきはお初、これがまた本当に美味。中まで味がしみて柔らかい大根も最高。

こんにゃく好きの友人とたまご好きのわたし、お互いの好物が被らないので平和に分け合いました。このおでんはもう一度食べたいなー

 

ソフトドリンクより緑茶(温)で〆(写真なし)。濃いめで熱い緑茶をいただき、身体を芯から温めて「ご馳走さまでした」。

 

東京では珍しい、金沢おでんなどの北陸料理。一品が量多めなので、複数人でお取り分けすると、いろいろ楽しめそうです。

お酒のラインナップも、友人によると「なかなかマニアック」とのこと。東京に居ながらにして、プチトリップ気分が味わえるお店でした。

 

 

 

千代鶴居酒屋 / 大山駅板橋区役所前駅
夜総合点★★★☆☆ 3.3