私が外見作り、ファッションにどんな想いを掛けているのか?というお話。
過去の私の人生から繋がっているのでシリーズでお送りします。
昨日までの話はこちら↓
男子からのモテではなく、何よりも同性からの承認がすごく欲しかった私。
女性目線の可愛いって、男性目線の可愛いとは大きく違いますよね!
男性目線の可愛いは、ふわふわしてて、守ってあげたくなるような可愛さで(もちろん、人によって好みは違いますが)
女性目線の可愛いって、センスが良くて、スタイルが良くて、細くて、全体的に整っている感じ。(私の主観ね)
私が憧れていたのはとにかく同世代の女の子たちからの「可愛い!」の声。
それを得ることで、自分の立ち位置を確立させたかったのです。
立ち位置だけではなく、友人関係もそう。
今、思えば人気者の立ち位置にすごく憧れていたんです。別にそんなポジションではなかったから。
だから・・・仲良しグループの友人が次の日には私以外の友人と仲良くし始めると、凄く焦っちゃったり。
昨日まで一緒に帰っていた友人から「クラス変わったし、もう一緒に帰らなくて良いよね?」なんて言われた暁にはめちゃくちゃ心理的ダメージを追っていました(苦笑)
いちいち人間関係に繊細で。人の顔色が必要異常に気になるタチ。
自分に自信がなかったから、人が離れて行くのを極度に怖がっていたんです・・・。
顔の作りは変えられないけれど・・・体型を変えれば素敵になれるかな?
可愛くなったら、一目置かれるかな?
そんな軽い気持ちで、私はダイエットを始めたのです。
私の小学校は給食だったから、給食を残すことで食べる量を少しずつ減らして行きました。
毎日少しずつ食べ物を減らすことで、少しほっそりすることに成功!!
そうすると、周りの友人たちから雰囲気変わったね?可愛くなった!と褒められるようになったんです!!
嬉しかったー
!!!
同性から認められること、目を向けてもらえることというのが当時の私が喉から手が出る程欲しかったので、満足感でいっぱいでした。小学4年生の後半の音楽発表会での姿、脚がほっそりしたなぁと自分でも良い感じに納得。
でも、これが戻ってしまったら私はどうなるんだろう?
誰の目にも止められない平凡な人間になっちゃうかな?
また、人からの承認欲求にまみれて、モヤモヤしながら生きて行くのかな?
不安になりました。
そんな惨めな気持ちで生きて行くのは嫌だから、
細いキャラを自分のウリにして自尊心を保つようにしよう!と決めたのです。
そこから「食べない」という行動が段階を経て加速して行きます。
給食は必ず半分残すようになっていました。いつも半分残しているのも不自然か・・・家に連絡されるのだけは避けたいし・・・と思い、パンもお米もギュッと圧縮してそんなに残していないように見せていました。
帰宅してもお菓子を食べないようになりました。
さらに痩せて行くのですが、体重の数値にこだわるようになってきて、昨日よりも増えることが怖くなってきたんです。次第に水分補給も太ると感じるようになり、口から食べる飲むのが怖くなってしまいました。
次第に視覚からも食べ物を見ることに嫌悪感を抱くようになり…
夜にテレビで食べ物特集を見る今すぐチャンネルを変えて!と家族に怒るように
そうして私は摂食障害の拒食症を発症したのでした。
明日へ続く![]()
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