私は現在、ファッションとメイクでお客様の外見を素敵にして差し上げるという仕事をしています。
この話をすると、前職はアパレルですか〜?と聞かれることが多いのですが、全くアパレル経験はございませんでして、
積水ハウス(ハウスメーカー)でほぼ男性しかいない環境の中、不動産有活の営業を3年、社内婚後は転職して株式会社ミスミ(金型部品の製造業界)で部品の受注に関わる仕事をしていました。
正社員としてはその2社のみ。出産して復帰して暫くまでは会社員をしていました。
学生時代、バイトではイタリアン料理でのホールのバイト、コールドストーンというアイスクリームショップでのバイトなので、1度もファッションの仕事には関わっていないんです。
(結婚後のパートで、振袖店と婚礼ドレスレンタルショップでは働いていたけれど
アパレルとはまた少し違う)
畑違いの中、なぜファッションの仕事をしているのか?なんですが、
私は自分の人生をファッションに救われたからです。
心理的にも命的にも。です。
今から23年前、10歳だった小学生4年生の頃まで遡りますね。
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当時の私は人のことが羨ましくて、人の良い所や噂ばかりに目が行くように成長していました。
自分の存在に対してすごく自信がない状態でした。
当時、同級生に比べるとやや恰幅もよく、特段可愛らしい外見に生まれたわけでもなく
もっと幼い頃は気にしてもいなかった容姿の事がこの頃から急に気になるようになっていたのです。
その原因の1つは、人間が生きていくなら一度は遭遇した事があるだろうピラミッドのランク付け。
このころのお年頃といえば、「可愛い代表といえば〇〇ちゃん」など学校内では容姿や雰囲気による一目置かれる人、その取り巻き、それ以外みたいな縮図がありました。
両親からは、かなり愛情を注がれて育ってきましたし、学校でいじめなんてシーンに遭遇したことも体験したこともなくただただ平和な学生生活であったはずなのですが、
絶対的愛をくれる両親から・・・ではない他人からの承認をもらえない自分は価値なしと思っていたのです。
親は子供のことを可愛いと思うはず。だから無条件に愛してくれる。
だからこそ、両親からの愛だけでは、自分の市場価値がわからない。
血が繋がっていない他人からの承認・評価で初めて自分の価値が分かるものでしょ?
そう考えるようになっていました。
明日へ続く![]()



