N(さん)のために | 但馬、豊岡のお墓のプロ、おおきた石材店です。

N(さん)のために

一人、この遠い地に来て、
この地の空気に触れて、
この大地を踏みしめて、
感謝の気持ちがいっぱいです。

但馬、豊岡のお墓のプロ、大北です。



ここまで来て良かった。
ここまで来れてよかった。
ここまで連れてきてもらったNさんに感謝。
ここまで連れてきてもらった神様に感謝。
ここにこの素晴らしい”お墓”を建てていただいた
小田社長に感謝。



非常につまらん事書きますが、


この写真を見て、
まねしよう、
同じお墓作ろう、って
思った人。

。。。

。。。

。。。

作ってみれば?

そして、
自分のレベルに低さに
絶望して下さい。


この業界は
模倣が間違った形で蔓延しています。
寸法さえ揃えれば、
同じものが出来るって考えている人が
たくさんいるそうです。

このお墓まねて作りたいって人、

作ってみれば。

そして、

作る過程で、どうしても同じものにならなくて、
俺は何て才能がないんだって
絶望すればいいわけです。

そこからオリジナルな自分のお墓つくりに
レベルアップしていくか、
それとも、そこにとどまって
いつまでも形だけ真似て
下らんお墓作り続けるだけか。

その違いすら分からなくて、
形だけ真似て作ってしまう人も
もしかしたら、
いるかもしれません。


は、は、は~~

やっちまったね。


もはや、このお墓は
多くの同業者が見かけています。
他のメディアでも紹介されてますから。。。

「このお墓、あのお墓のモノマネだよね」
「形だけだな、酷いなこれ。。。」


笑いものです。 


ものづくりしてて、他人の笑いものにだけは
なりたくないものです。
恥ずかしすぎます。
恥です。

そのレベルでは、
いいものは決して出来ないでしょう。



お墓を建てたい、って思った人が
このお墓、いいな。
これと同じお墓建てたいな、って思った。
そんな人がいたとして、

石屋さんに
石材店に
お願いしようかなって、携帯を持って。。。
って人がいたとしたら、

止めましょう。
末代までの恥を
それほど安くないお金払って
作ることになりますよ。

あなただけじゃないですよ。

そのお墓があるだけで、あなたの子孫末代まで
恥ずかしい思いすることになるんですよ。

非常につまらん話でした。





お墓へ向かう途中、
Nさんの後姿をパチリ。

小田社長は、この人のために
このお墓を作ったんですよね。

N(さん)のために。。。


♪♪SILLY~~
。。。
(歌詞がでてこない。。。)
(家入レオ、けっこう好きです)


お客さんのために、
お客さんのために、一生懸命一生懸命
自分の中にあるものを搾り出して、
搾り出して、
搾り出して、
出てきたものがこのお墓なんですよね。

だから、
このお墓は決して他の人には
出来ません。

ここまで書いている私でも
このお墓はほんとに素晴らしいとは思いますが、
このお墓を真似しようとは
これっぽっちも思いません。
真似ても、足元にも及ばないでしょう。

でも、

私は今、48歳です。
ほぼ50歳です。
実は、これまで秘密でしたが
私、生命線が非常に長いんです。
だから、
105歳まで生きていくつもりです。
(昨日まで100歳って言ってましたが、訂正します)

そして、
100歳まで石屋を続けようと思いました。
このお墓見て。

私と年齢が近い人、
ごめんなさいね。
長生きして。

そして、
それまでに
100歳までに
このお墓を超えるお墓を作ってみたい。
いや、
作ります。

それが、これを見せてくれた
小田社長、Nさん、
そしてそれ以外に関わっていただいた人々に
報いる
最高のことじゃないかと
思ったわけです。

やりますよ。

あと50年。

楽しい50年だったねって
神様のところに行って
心から言える人生を送りたいと
思います。

あ~~
楽しみだ*\(^0^)/*





一つのお墓を探すために30時間、1300キロメートルを
走破した、お墓バカ、略して墓バの1日半を綴ったブログ、
「30時間、1300キロの物語」です。
良ければ読んでね。

◆30時間、1300キロの物語◆ ①…「旅に出ます。。。」
②…「旅に出ます。。。(この世の終わりに一番したいこと)」
③…「東だ!!(何が!!)」
④…「俺の引きが全てを引き寄せたかも…」
⑤…「東へ~go east」
⑥…「今年一番、多忙な日」
⑦…「ついに!!ご対面!!」
⑧…「完成された空間」
⑨…「このお墓、この方の作品でした。」
⑩…「N(さん)のために」(この記事)