このお墓、この方の作品でした。 | 但馬、豊岡のお墓のプロ、おおきた石材店です。

このお墓、この方の作品でした。

おはようございます。
但馬豊岡のお墓のプロ、大北です。

このお墓には、表に出せないいろいろな細かい
配慮、設え、加工、がちりばめてあります。


この写真の宝珠と後ろの彫刻。
。。。素晴らしい。


サイズは完璧。
色彩もばっちり。


特に正面から見たバランス、
秀逸です。。。

まず最初に、
後ろの屏風ありき、ではないかと思います。
そのサイズ、形状に合わせて、
下の台石、五輪塔、板塔婆があるような気がします。

それにしても、
そのピッタリのサイズに合わせられるのが
すごい経験値です。

こういうのは経験値が
かなり物を言いますので、
それが完璧だと言うこと。

CADや図面上では
決してこのようなサイズに合わせることは
不可能です。

実物大のサンプルとか模型をつくっても、
大よそのサイズしか推し量ることは
出来ません。

その微妙なサイズの狂いが
完成後の微妙な違和感になるんです。

それが全くない。

これは正しく
かなり経験値の高い
プロフェッショナルの手によって
作られた
作品といっていいのではないでしょうか。。。

さて、誰が作られたのか。。。



この方です。
大島石材工業の六代目棟梁、小田満弘社長。

以前、このブログでも紹介しました。
大島石に出会う旅。④

小田さんの作品ははじめて見たんですが、
すごいな。。。
いろいろな意味で。


次回、ついに完結編です。 長かった~~~。







一つのお墓を探すために30時間、1300キロメートルを
走破した、お墓バカ、略して墓バの1日半を綴ったブログ、
「30時間、1300キロの物語」です。
良ければ読んでね。

◆30時間、1300キロの物語◆ ①…「旅に出ます。。。」
②…「旅に出ます。。。(この世の終わりに一番したいこと)」
③…「東だ!!(何が!!)」
④…「俺の引きが全てを引き寄せたかも…」
⑤…「東へ~go east」
⑥…「今年一番、多忙な日」
⑦…「ついに!!ご対面!!」
⑧…「完成された空間」
⑨…「このお墓、この方の作品でした。」(この記事)
⑩…「N(さん)のために」