ヤプログが閉鎖された際にブログを引っ越し忘れましたが,

Webアーカイブの存在を思い出し,何とか復活にこぎつけました。

 

これからぼちぼち過去の記事を引っ越したいと思います。

 

近況ですが,弁護士5年目になりました。

病気などすることなく,元気にやっています。

司法試験指導は,ほそぼそと続けています。

 

これからも宜しくお願い申し上げます。

予備試験論文を受験された皆様、大変に
お疲れ様でした。今日から仕事やバイト、
学校の方もいらっしゃると思いますが、
少しゆっくりして体力を回復して下さい。

もっとも、予備試験は司法試験と異なり、
このあと口述試験が待ち受けています。
暑い中大変ではありますが、口述試験の
対策に万全を期することをお勧めします。

まずは口述試験過去問を手に入れること。
出題テーマだけであれば、旧司のものも
含めて法務省のホームページにあります。

一問一答のものはLECから出版されている
実務基礎攻略テキストにありますので、
そちらも参考になります。

どのような内容がどのように問われ、
どのように回答すべきか把握しましょう。

そして口述試験のイメージが把握できたら
民法、民訴法、要件事実、執行保全、
刑法、刑訴法、そして法曹倫理を勉強
しましょう。

手っ取り早いのは短答過去問をやること。
要件事実については新問研、類型別で
十分です。執行保全や法曹倫理を含め、
上述のLEC実務基礎テキストは私の受験では
役立ったと思います。

刑法は論文の勉強をすることも有用です。
刑訴は手続の流れを俯瞰するとともに、
論文で問われる捜査を中心とした論点を
復習することも有益です。

そしてこの試験は面接形式ですので、
コミュニケーションが苦手な方は積極的に
人と話しましょう。

予備校が実施するガイダンスを聞いたり
して情報を集めることも重要です。

10月の合格発表まで3ヶ月近くもあり
モーチベーションの維持が大変ですが、
口述、さらには司法試験を見据えて
頑張って下さい!

予備試験論文試験を受験する皆様、
頑張って下さい!

予備試験の論文で難しいことは聞かれ
ません。聞かれても合否には影響する
ことはほとんどないと思います。

それよりも、基本的なことを、最後まで
書けるかどうかがより重要です。

基本論点と時間配分、これをしっかり
守れば合格できます!

日頃の成果を存分に発揮できるよう、
しっかり睡眠をとって頑張って下さい!

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司法試験で論文の勉強をするとして、
どの教材を使えばいいか迷うこともあると
思います。

過去問や新作問題の答練を受け、その解説
を聞いてもなんとなくわかった気はする
のですがどこまで効果があるか、いまいち
分からない場合があるかもしれません。

私は、論文については刑事系が比較的得意
なのですが、いろいろ思い返したときに
使ってよかったと思う本があるのでご紹介
したいと思います。

辰巳の回し者ではないですが。

まずはLIVE解説本シリーズです。
正式名称は
司法試験論文過去問LIVE解説講義本
です。

私は刑法と刑事訴訟法を読みましたが、
刑事系の理解が進み、書き方についても
一定の成果があがりました。

そのあと民事訴訟法や商法、憲法でも
出版されているので、一度試しに読んで
みてもいいかと思います。


次に西口革命本です。これも辰巳ですが。
正式名称は
西口竜司の論文の書き方革命本
です。

過去問を素材にして頻出分野や書き方を
解説したものです。刑法や民事訴訟法の
書き方については、私はこの本でかなり
習得できました。刑事訴訟法も捜査と
伝聞が出版されており、こちらも分かり
やすくて役立ちました。

科目すべての網羅性は上記2つのシリーズ
ともありませんが、あとは趣旨規範本でも
書き方はざっとありますので、論証例と
ともに補充すればいいのではと思います。

ご参考になさってください。

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これも司法試験に共通です。

武器とは論文で使うボールペンのこと。

私は予備試験の最初の2年間、まったく
ボールペンにこだわらず、100均で
10本108円のボールペンを買って
使っていました。「道具では変わらない、
内容で勝負!」と本気で思っていました。

ところが、いろいろ調べると結構皆さん
ペンにこだわっていたのです。特に、
早く書ける、腕が疲れにくい、という
2つに、私自身思い当たるところが
ありました。

そこで、司法試験関係者以外の方も含めて
書きやすいと言われているものを探して
みた結果、たどりついたのが、、、

ジェットストリーム。

油性なのに流れるように書けます。
筆圧が少なくて済み、腕も疲れにくい。
太さは、個人的には0.7mmが好みです。

更に、ジェットストリームにゴム製の
グリップを装着して、より書きやすくなる
工夫をしました。それを使って予備試験、
司法試験を乗り切りました。

今でも修習中の起案やメモ取りはすべて
0.7mmジェットストリーム+グリップ、
手帳用には3色ジェットストリーム。

万年筆や他のボールペンを使っている
方もいるので、文房具屋さんに行って
自分に合ったものを見つけるのがいいと
思います。

なお、他の文房具にこだわりはないです。

鉛筆、削り、消しゴムは入手経路不明、
家の混合文具引出しにあったものを使用。

ペンケースは妻が結婚前から使っていた
ものを、私のペンケースを妻が無くしたと
主張し(実際には会社の引出にあった)、
代物弁済で譲ってもらったもの。

武器には是非こだわってみてはいかがで
しょうか。

昨日、今日と予備試験口述試験を受験
された皆様、お疲れ様でした。

いろいろ情報をみましたが、両日とも
似たような分野から出題されたようです。
近年、二日目の受験生が、一日目に出た
ところはでないから直前にチェックしない
という行動に出ているため、その裏を
かくかの様な出題です。
愚直に満遍なく勉強した真面目な受験生が
報われるので、何となくですが試験委員の
そういう人たちへの思いやりをみたような
気がしました。

内容においても、例えば債権者代位権、
詐害行為取消権については、日頃から
条文、法的性質、趣旨、要件を実体法
として真面目に勉強していれば、要件事実
が分からなくても、何かしら答えることで
誘導が入りやすくなるので、受験生は
大変ですが、いい問題だと思います。

試験委員も落とそうとしているわけでは
なく、出来る限り誘導しようとしてくれて
いますし、何より口述試験も相対的な
評価で合否が決まる試験です。
不安なかたもいるかと思いますが、
最終合格発表までの間、合格を信じて
来年の司法試験に向けて少しでも勉強を
していただけたらと思います。

ともかくもお疲れ様でした。
社会人のかたは明日普通に仕事のかたも
いらっしゃると思います。お疲れだと
思いますので事故無く出勤されて下さい。

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司法試験予備試験。いよいよ口述試験
ですね。受験生のかたはここが踏ん張り
どころです。頑張って下さい。

現場では自分の記憶、気合い、そして
問いに答える素直な態度が重要です。

(以下、昨年の経験談です)

当日は門から敷地に入ったあと、
靴カバーを受けとります。カバーを装着、
階段を上がって体育館に入ると受付。
そこではじめて自分の室番が分かります。
初日と二日目では、偶然がない限り
室番は異なるはずです。

封筒が渡され、電子機器は電源を切って
その中に入れるよう指示されます。

体育館に入ったら、トイレは自由に
行けません。手を上げて前に行き、
何人か集まったところで一階のトイレに
縦列行進で向かいます。男女別です。

トイレの中までは係員は来ませんが、
怪しい行動はとらないようにしましょう。

早い順番の人は早めに心の準備をして
勉強しましょう。

呼ばれるタイミングは室の進行状況で
異なります。早いところで15~20分、
遅いところだと25~30分で1人です。
何人も呼ばれることもありますし、
1人のときもあります。

荷物を持って待機スペースに移動します。
刑事のときは廊下の一画をパーティション
で区切った中に、室ごとに指定された
椅子がありました。
民事は専用で各室共通の部屋が用意
され、各室で椅子が指定されていました。
ここでは注意事項を聞いた上で、
勉強することが可能です。

次に呼ばれるときは本番のときです。
呼ばれるぎりぎりまで
資料に食らいつきましょう。

呼ばれたら大きく深呼吸をして、
リラックスして誘導に従い
ドアの前まで進んでください。
(荷物はドアそばの外に置く)
スーツの前ボタンをここで確認し、
しめてもよいでしょう。

ドアの前でも深呼吸、ノックのあと、
中から合図があったら丁寧にドアを
開け閉めし、ドアを背に一礼。
「よろしくお願いいたします。」と
元気よく挨拶をしましょう。

部屋はビジネスホテルのシングルルーム
とほぼ同じ造りです。

机と椅子があるのでその前まで進み、
「●室●番です。
 よろしくお願いいたします。」
と元気よく言いましょう。
決して自分の氏名を言わないように!!

お座り下さい、と言われてから椅子に
座ります。椅子にはもたれず、背筋を
伸ばして、手はひざに、軽く握って
置きましょう。

あとは再現されている質問と回答が
交わされていきます。

大事なのは以下の点です。
・相手の目を見て答える
・相手に分かるように聞こえる声で答える
・黙らない、独り言でも何かしら答える
・試験官の反応は主査、副査ともよく確認
・誘導には必ず乗る
・六法をみたいときは必ず断ってから
・議論は絶対に吹っ掛けない
・(特に刑事)圧迫されても謙虚に対応
・撤回することは全く悪いことではない
・撤回するときは明確に言う

終了するときには、まずその場で立って
挨拶、ドアの前まで行き、ここで再度
挨拶すると好印象です。

ドアから出ると係員に誘導されます。
午前組は、そのまま帰ることができず、
民事、刑事ごとに一室に集められます。
午後組への問題漏洩防止のためです。
室内、廊下、トイレでは私語厳禁です。
順番によっては解放されるまでかなり
待ちますので、一日目の人は翌日の
勉強道具(電子機器は使用不可)を必ず
持っていって下さい。

午後組はそのまま出口に誘導されます。

(以上、当日の経験談)

口述試験受験者のご健闘を、そして
一人でも多くの合格をお祈りします。

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先ほど、司法試験予備試験の論文試験で
合格発表がありました。
合格された方、おめでとうございます!

http://www.moj.go.jp/content/001160630.pdf

合格者が428人と、初の400人超え!
二週間後の口述試験に一人でも多く
合格し、司法試験の受験資格を得る
ことを切に願っています!
特に社会人の方、応援しています!!

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今日は予備試験論文式試験の合格発表。
合格したら、速やかにやるべきことが
あります。

それは、予備校の口述模試申込みです。
大都市の方は、できれば2つは受けて
おいたほうがよいです。
私は昨年、伊藤塾とLECを受けました。
特に、伊藤塾は必ず受けてください。
理由は受ければ分かります。
模試を受けずに悔しい思いをされた方も
いらっしゃいますので、ここはこだわって
いただきたいところです。

そして、予備校の口述ガイダンスを受講
しましょう。これも伊藤塾がおすすめ。
行かなくてもネットで十分です。
口述試験の考え方や勉強の指針が得られる
ことと思います。

そこで勉強の方針を立てれば、あとは
実行あるのみです。

短期決戦ですので、社会人の方は特に
休暇などをうまく活用し、時間を作って
勉強していきましょう。

最後まで諦めないことが大事です。
ご健闘をお祈りします。

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