『今を生きる』という映画をご存知ですか?
今は亡きロビン・ウィリアムズ主演の古い映画なのですが、かつてこの映画が大好きで、好きな映画と言えば、この映画を挙げてました。
若い私(当時)とこの映画のメッセージがちょうど合ったのだと思います。
その大好きな『今を生きる』をテーマにした歌で紡ぐ物語を先週末観劇してきました。
『Play of Life』 博品館劇場
博品館劇場
初めて行きました。
訪れたことない劇場に行くのは、楽しみ❣️
縦に長い客席は良いのか悪いのかわからないけれど、古き良き時代の劇場って感じで趣きがありました。
さて、出演は佐藤隆紀さん、平川めぐみさん、屋比久知奈さん(白猫チーム)
歌唱力に定評のある3人なので、台詞も歌も流れるように進んでいきました。
佐藤隆紀さんが役者を志望していたが今は非常勤教師の夫、平川めぐみさんはその妻で元教師、屋比久さんは2人と絡む教え子であり教育実習生でした。
佐藤さん平川さんご夫婦が、かつて『今を生きる』の映画をきっかけに知り合い、愛し合っていたにも関わらず、現在はマンネリ夫婦?心がすれ違っている??様子を醸し出します。
当初、優しい夫=佐藤さんを、少し邪険にかわす妻を『ちょっとワガママじゃない⁈』と思ってしまいました。
屋比久ちゃんは、いつもながら健気で真っ直ぐな女の子で滑舌が良く歌が良い。
結局は、屋比久ちゃんを交えて、愛が大切で以前の気持ちを取り戻すってことで物語が終わるのだろうなぁーーーと、結末が予想でき少々飽きモードになるところで、
突然の展開!!
(°_°)
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考えてみれば伏線だらけだったのに、まぁわたしったら良い客
驚いた驚いた
一人で観に行ったのに
「え!」と声に出てしまいそうでした。
でも、最後は劇場が愛に溢れました。
煌びやかさや派手さはないけれど、その分、実力派の俳優が期待以上に魅せてくれるそんな舞台でした。
家族が、特に夫を改めて見つめられる演目でした。
夫婦って、不思議ですよね。
全くの他人だったのに、何かに導かれて一緒になりずっと暮らしていくのですから。
本当にすごく不思議
と、改めて感じた古女房でした。
劇場を出ると、銀座の街がよりキラキラしていました。
良い舞台を観劇すると、いつもこの現象が起きます。
素敵な作品でした✨