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 ソラいろのタネ ソラ〜宇宙〜のアトリエ

ソラ〜宇宙〜のアトリエ 主宰
SPACE・SOLA〜宇宙〜 プロデューサー 
繪と写真と言葉という表現を通して、
誰もが幸せを感じて生きるための気づきやきっかけを届けています。
豊かな世界を共に創るためのスペースをプロデュース。

土屋グループ銀座ショールームのエントランスギャラリーにて開催中の

 

~時を重ね色を重ねた絹と繪の展示~ 

 

 

 

 

 

皆さまを一目で魅力し、人気を博している編み物の様な衣は

 

実は「組」という織物だそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

縦糸と横糸の織り成す模様は、複雑に交差する中で現れてくるもので

 

すべて「手組み」によって織り上げられる極上の織物。

 

組織により緩まず、シワにもなりにくく、交差する糸によって光の屈折が生まれ、

 

唯一無二の光沢を放つのだそう。

 

 

飛鳥から平安期の宝物(ほうもつ)などに見られる「組」の技法を

 

長きに渡り研究、復元された伊豆蔵先生の手法から成る絹の衣は、一見の価値ありです。

 

 

ほぼ一点もので、中にはもうこの技法を出来る方がいないものも多くあるのだそう。

 

期間中、土屋グループ銀座ショールームでは、

 

そんな一級品の数々を気軽に羽織ったり纏ったりできます。

 

 

~くむ・あむ・おる~の技法からなる、極上の絹の衣に触れてみて下さい。

 

 

4/27(土)まで開催中

 

※(火)(水)は休館日なのでお間違えないように。

 

皆さまのお越しをお待ちしております。

 

 

 

 

 

キミの描くのは、「繪」だよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつだったか、そう言ってくれた人がいて。

 

「繪」という言葉について調べると、

 

ほんとうにわたしには「絵」ではなく、「繪」という言葉がぴったりで。

 

それから「繪」と呼ぶように、書くようになって。

 

 

そうしてこの展示をすることが決まって、もう一度言葉について調べてみると、

 

絹とのご縁がはっきりと浮かび上がってきました。

 

 

そうしてみ仏とのご縁が。

 

 

ちゃんと、繋がっているのだなぁと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下、facebookの投稿より

 

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~時を重ね色を重ねた絹と繪の展示~ 2024/4/12 その①

column -繪のこと-

 

先日書いた、

「あなたが描き出す世界感には『繪』という言葉を贈りたい」

そんな言葉をいただき、それから「繪」と呼んでいます。

その話には続きがあって、

『繪』という文字について調べたら

深い意味があることをしりました。

「糸」は、五色の糸のこと。

赤・青・黄・黒・白という宇宙の基本の色から、

万物にあるさまざまな色が生まれたとされ

自然界の生命のなかには必ずこの五色があるという。

ちなみに、仏教では、五色は宇宙の調和の色とされます。

五色の紐の端をもって極楽浄土へ渡るとか...

「會」は、「多くのものが集まる」という意味。

集まり・仏事・祭事のこと。

だから「繪」は、

糸を使って刺繍を施し、(多くは仏事の)模様を表すことで、

そこから「え」「えがく」という言葉が生まれたのだそう。

ここまでは、ほ〜、そうなのか〜

だったのだけど、

今回の絹織物と繪のコラボレーションが決まったときに、

もう一度しらべてみたら、

「繪」の糸は、なんと、糸は糸でも、

「絹糸」なのだそう。

そーくるか。笑

ナチュラルに。

〜時を重ね色を重ねた絹と繪の展示〜

これは、わたしにとってはみ仏の導き

届くものはすべて宇宙の声だから

すべては、ご縁という見えない糸に拠るもの

この期間、素敵なご縁が広がりますように。

 

すべてに感謝

 

土屋グループ銀座ショールームにて4/5より始まった

 

〜時を重ね色を重ねた絹と繪の展示〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オープニングイベントのウェアブルアートファッションショーを無事に終えました。

 

大盛況、大成功、皆様に本当に喜んでいただき、嬉しかった〜。

 

 

「オープニングイベントはファッションショーだよ〜」

 

と言いつつ、詳細は説明しなかったヒトのワルい私。笑っ

 

 

みんな「ファッションショーを見る行く」と思っていたらしくて、

 

「え?まさかの、自分で着てファッションショーなの?」

 

 

はい。そのまさかです。笑っ

 

キャー、ムリーーーー、とか悲鳴が上がったものの、

 

そこはそこ。みんなさすがですね。

 

着ちゃったわ。笑っ

 

 

で、喜びの悲鳴があがってました。笑っ

 

最高級の絹織物のドレスを纏ったら、そりゃ喜びの悲鳴ですよね。笑

 

 

冗談抜きで皆様美しかったです。

 

ショールーム内のにわか作りのランウェイに一歩出た瞬間、

 

背すじピーン。

 

ボーズまで取るし。笑

 

 

それを「いーね、いーね、目線くださーい」

 

と、言いながら撮るわたし。

 

いいショットをいただきました。

 

 

このオープニングイベントに、どうしても来ていただきたかった

 

5拍子の貴公子、ヴァイオリニストのTUMUZIさん。

 

お声をかけると、快くOKいただき、絹の衣装を纏っていただきました。

 

ツムジさん本当にありがとうございました。

 

 

そして、トップバッターには、銀座ショールームのカリスマスタッフmichikoさん。

 

美しいドレス姿に皆うっとりでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開催後も、皆様から喜びの声をたくさんいただきました。

 

 

そして、みなさんのおかげであんなに素敵なファッションショーができたこと、

 

心から感謝いたします。

 

 

「時を重ね色を重ねた絹と繪の展示」は、4/27まで、

 

土屋グループ銀座ショールームで開催しております。

 

 

わたしは、この展示の企画をさせていただきました。

 

展示は久しぶりに繪を置かせていただいております。

 

 

絹織物は、長年京都の西陣で活躍されていらっしゃった

 

自然染織の伊豆蔵明彦氏の絹の中でも最高峰の作品です。

 

 

時を重ね色を重ねた絹と繪の展示

 

ぜひ、お立ち寄りください。

 

 

 

 

 

*

 

 

 

 

 

オープニングファッションショーの数日後に行われたTUMUZIさんのサロンコンサート。

 

この日も、衣装に絹染織の作品を使っていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5拍子のヴァイオリンの音色が、耳について離れない今日この頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響きあい 

 

祈りあい

 

 

生きるってそう

 

命ってそう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きるってとてもシンプル

 

 

 

 

 

もうすぐ四月。

 

そろそろと展示の支度を。

 

 

明かりの温かみが感じられるように和紙印刷を施し、

 

大理石のフレーム仕立てに。

 

 

久しぶりに展示の準備というものをしています。

 

やっぱり楽しいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作品の展示をすることもあるのですが、

 

むしろ企画の方がだいすき。

 

 

世の中にはたくさん素敵なものがあって、

 

だれもが素敵をもっていて、

 

みんなで分かち合えたら幸せだろうなぁと。

 

 

 

今回はなんと1ヶ月間も銀座のギャラリーを「どうぞ〜」とお貸しいただいたので、

 

銀座でしょ?

 

もっと豊かになるにはどうしらいいだろう〜と。

 

 

楽しいだけじゃなく、

 

感性から感性へと、伝えられるものがあるといいなぁと。

 

 

ふと、見えたのは、伊豆蔵先生の作品でした。

 

 

一万匹の蚕がつくる、糸の大球体。

 

自然染織家・伊豆蔵明彦の思想と世界観に触れる記録映画

 

 

はじめて、伊豆蔵先生の世界観に出会った時、

 

あぁ、早い方だったのだなぁと感じました。

 

 

きっとその時代には理解されないことが多かったのだろうなぁと。

 

でも、今、必要だし、今でしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西陣織という伝統の中で、長きにわたり絹織物に関わってこられた伊豆蔵氏。

 

正倉院に伝わる古来の布の製法を読み解き、そこから独自の技法を開発。

 

伝えられた伝統を基に、インスピレーションと新しい技術で、数々の芸術作品を生み出し、

 

国内はもとより、海外からも高い評価を受け、ますます将来を嘱望されたという。

 

 

けれど、人の歩む道はまさにそういったものなのだろう。

 

あるとき、伊豆蔵氏は自然への回帰をはじめる。

 

やがて、『自然のまま、ありのまま』の境地へと。

 

 

だから、氏の作品は、

 

自然に近づき、自然の懐へと還るための「扉」となってくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちの着るものも、私たちの食べるものも、自然に依るもの。

 

おびただしい生命に支えられてこそ、毎日の生活が維持されている。

 

 

そうして、支えられ続けている、私たちもまた。

 

いつか、還る。

 

 

一枚の絹織物から、

 

一本の絹糸から、

 

命の鼓動が感じられますように。

 

 

 

 

-絡帛にこめられた伊豆蔵明彦氏のことば-

 

私はこれまで時代を遡って歴史的な布帛(ふはく)づくりにたずさわって参りました。

織物から始まり、組物へと変化して網物へと進み、最後に絡むにたどりつき、そこで蚕のとりこになり、現在は自然の原理とか美しさにおどろく毎日です。

織る、組む、網む、絡む、に加えて自然の雨水と太陽光と時間を加えた太陽染めをほどこして自然のすべてをムダにしない方法で自然染織を創作しています。

むかし昔、森の中でまゆ玉を見つけた人類の祖先は、このまるいまゆ玉から細い糸をほどき、ながいながい絹糸をたいらにのばし続けただろう。

わたしのこんな想像を現実にした絡帛が人と蚕の最初の出会いだったであろうと。

絡む蚕のぬくもりに包まれてください。

 

               伊豆蔵明彦

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生前、伊豆蔵先生は、

 

「どうして蚕は死なないといけないの?」という小学生の言葉から​、

 

蚕を殺さずに糸を紡ぐ新たな手法を作り上げられたのだそう。

 

 

染織を通して自然への畏敬を表現し、自然との共生をはかる数々の作品の中に、

 

そっと絵を置かせていただき、その中に包まれる喜びを感じています。

 

久しぶりの繪の展示を、

 

「織る」、 「組む」、 「編む」、 「絡む」という素晴らしい手仕事とともにお楽しみください。

 

 

ギャラリーの一角には、絹真綿のメディテーションルーム(一人用茶室)「絹庵」の展示があります。

 

ぜひ、「絹庵」の中に入って、その心地よさと静けさを体感してみてください。

 

これとってもおすすめです💗

 

 

 

 

 

*

 

 

 

 

 

「時を重ね色を重ねた絹と繪の展示」

 

場 所:銀座ショールーム

期 間:4/5(金)〜4/27(土)

時 間:10時〜17時(最終入場受付16時)

-展示内容-

・色を重ねた布の展示

・絹のメディテーションルーム(一人用茶室)を展示・体験

・自然から命をもらった素材と色彩に触れ、五感で楽しむ

・オープニングに着られる絹の衣ウェアブルアートショー

・クロージングに絹真綿で飾って使えるアートシート絡帛を制作

・時と層を重ねた繪の展示

 

 

伊豆藏明彦 Instagram

https://www.instagram.com/izukura_akihiko/

一万匹の蚕がつくる、糸の大球体。

自然染織家・伊豆藏明彦の思想と世界観に触れる記録映画

https://www.youtube.com/watch?v=Z-f4JCSY-1I&t=11s

Remnant Japan Instagram

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清原真紀 Instagram

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