閉幕 ~時を重ね色を重ねた絹と繪の展示~ |  ソラいろのタネ ソラ〜宇宙〜のアトリエ

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ソラ〜宇宙〜のアトリエ 主宰
SPACE・SOLA〜宇宙〜 プロデューサー 
繪と写真と言葉という表現を通して、
誰もが幸せを感じて生きるための気づきやきっかけを届けています。
豊かな世界を共に創るためのスペースをプロデュース。

土屋グループ銀座ショールムのエントランスギャラリーにて、

 

約1ヶ月間の長きに渡りお届けして参りました

 

「時を重ね色を重ねた絹と繪の展示」は昨日感動のフィナーレを迎えました。

 

 

ご来場いただいた皆様、サポートしていただいた皆様、

 

何度も足を運んでいただいた皆様、

 

銀座ショールームのスタッフの皆様、

 

本当にありがとうございました。

 

 

そして、銀座ショールームという素晴らしいスペースに心から感謝申し上げます。

 

皆々様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最終日の今日は、クロージングイベントとして絹真綿の和紙のようなスカーフ

 

「絡帛」制作のWSを開かせていただきました。

 

 

講師は、長年伊豆蔵明彦氏の弟子として学び、作り、

 

共に国内外の展示を手掛けられた本島豊子氏と市川美賀氏。

 

 

講座の始まりには「蚕の一生」についてお話をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絹も色もすべて自然界からの頂き物で、どことして捨てるところがなく、

 

握ったり、粉にしたり、最後の一糸まで使い切り生かす。

 

着物一枚に、一万個のお蚕さんの命があること。

 

 

全てを使い切るという伊豆蔵先生の心をそのまま受け継がれているお二人のお話に、

 

皆が引き込まれ感動しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絹の真綿って、どれくらい伸びるか想像がつきますか?

 

自然界から命をいただいた色を纏った絹が、手で引き伸ばされてどこまでも伸びで行くのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色彩の美しさも、絹真綿のやさしい手触りも、

 

やさしく銀座ショールームいっぱいに広がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気づいたら、皆さん幸せそうなお顔をされてて。

 

その風景を撮るのがうれしかったわたし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでしょうね。これは。

 

 

それは、いわゆる「ファッション」とは一線を画しているもの。

 

根底からちがう。と感じました。

 

 

そして、人が衣を作り、衣を纏うことの本質を感じました。

 

それは、「いのちを包むおおらかさをもつ衣」

 

 

自然界の命が、わたしたちの命を包んでいる。

 

そうして、循環している。

 

 

自然環境への配慮を考えずには暮らしが成り立たなくなってきた現代ですが、

 

今の時代に最もあった衣の形を見せて頂いたと感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして「本物」って人を幸せにするのだなと感じました。

 

本物の持つ力、本物の持つエネルギー、本物の持つおおらかさややさしさ。

 

たっぷりとその真髄に触れさせていただきました。

 

 

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

 

講師のお二人、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ご縁に感謝〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色とりどりの絹真綿を帽子にして

 

パシャり