ボッティチェッリの「ヴィーナス」の誕生。
重量の支配を感じさせない不思議なバランス。
不思議なバランスでヴィーナスが立っている。
建築家の目ってすごいなぁと・・確かにそうだ。
そう言われて、
四大元素かも〜
ヴィーナスを支えているのは、見えない、四大元素かも~
ヴィーナスの誕生だけに💕
と、冗談で返したら、
よくよく調べたら・・本当にそうだった。。
あの時代の、芸術には暗号のように織り込まれているのだけど、
知っている者からすると、暗号というよりも、
絵、すなわち言葉だったのかもしれない。
愛と美と豊穣の女神ヴィーナス。
ヴィーナスの誕生には四大元素四大元素のうち「空気・水・地」が関わっているのだそう。
そうして「微風の女神」が。
ポリツィアーノの『スタンツェ』第 1 巻99─101節に、
ヴィーナス誕生が詩われている。
読むだけで、生命の神秘が伝わってくる。
命が生まれるその感動が。
これを読みながら感じたこと。
女神ヴィーナスの誕生も、
天と地と自然界のあらゆる命に祝福されたもの。
ヴィーナスの命が生まれる宇宙の神秘。
子宮の海に天からのひと雫が注がれ、
母なる大地によって命が育まれる。
そうして、やがて生命はこの星地球に産み落とされ、
天も地も自然界のすべてが、
森羅万象が歓喜する。
それって、ヴィーナスだけではなくわたしたちもそう。
この命が生まれる、前から、
この命が生まれる、愛がある。
私たちの命を支える何かがあって、
私たちの命を護る何かがある。
天が護り、
地が支え、
森羅万象に育まれ、
命を生きている。
私たちは、思っている以上に、
目に見えないいろんなものに支えられて、
今こうして生きているのですね。
論文だけど、ご興味ある方は・・☆