令和二年の初春の・・・墨書ワークショップ☆ |  ソラいろのタネ ソラ〜宇宙〜のアトリエ

 ソラいろのタネ ソラ〜宇宙〜のアトリエ

ソラ〜宇宙〜のアトリエ 主宰
SPACE・SOLA〜宇宙〜 プロデューサー 
繪と写真と言葉という表現を通して、
誰もが幸せを感じて生きるための気づきやきっかけを届けています。
豊かな世界を共に創るためのスペースをプロデュース。







新しき年、新しい時代。

いろんなことを受け取っている。


けれども、変わらない。

在り方は。


これまで通り。


真実にたいせつなものをたいせつにして。

丁寧に一歩一歩、歩いてゆく。

積み重ねてゆく。

それが最速のワープ航路。


何一つ変わらない。

変わらないことが、確かに変わるということ。


愛しい一年よ。

ありがとう。


あたたかく、豊かな年になりそうな、この年の

令和二年はじめての満月によせて。











令和二年のはじまりの墨書ワークショップでした。


毎年恒例、まずは新年のお茶会からはじめて楽しくおしゃべり。

交わす言葉の内々に、慶びの兆しが見えるような、心うれしいひとときでした。

 
なんだろう、あの感覚は。

そう・・言葉で言えば、「好意的」。


起こることに、訪れるものに、出会うものに、

好意的。


好意的なら、なんでも楽しめる。

好意的だと、訪れるものもうれしい。

形のあるものも、形なきものも。

 
好意的で、楽しむことが、

それを促進させ、より豊かにしてくれる。


そうして、美しく花ひらく。











墨をするだけでこんなに楽しいなんて・・・

の墨摺で、実に盛り上がりました。


墨の香り、墨の色合い、摺る感覚、

淡から濃への移り変わり。

それは時に瞑想のようで。


それぞれの硯を回しながら墨の感触を味わって。

文房四宝の愉しみに目覚めた日でもありました。











線をひく。

それだけで美しく、心地よく。


点や、線の表現、表情。

墨の色合い、かすれ具合。


透ける和紙の文様の美しいこと。

和紙を通す光の柔らかいこと。











人と人もご縁だし、人と道具も・・・人と文字も。

出会いから、ご縁から広がる豊かな世界がある。










書きながら、はっきりと浮かび上がってくる世界。


人の内側には果てしない宇宙のような空間があるけれど、

筆を持ち、書することにより、和紙というスペースに産み出し顕してゆく。

書するとはそんな感覚。


内を、外に。












気づきが多い。


書きながら、気づき、

書きながら、腑に落ちる。


そして、やがて、次なるアクションを、

行動を現実にもたらす。











思うに・・・

そのスペースにはきっと見えないけれど確かにある(いる)ものたちが、

ともに働きかけてくれているのだろうな。


それはむしろ書き顕した部分よりも

白いスペースに。


書くことにより、造形が生まれ、道ができる。

彼らにとってそれは、確かな目印になるのかもしれない。
 
 
目に見えないけれど、確かにある(いる)ものの目からこの世界をみると・・・

どんな風にみえるのだろう。
 

想像すると、

そうだね。


行きたい場所が見えるようだ。


そうだな。

今年はより、心の目を養おう。











墨書はいろんな気づきを与えてくれるなぁ・・

感謝。


人のご縁に、文字とのご縁に、道具とのご縁に、

この時とのご縁に、感謝。


この時間が持てることを、喜びに思います。
 
 
そういうわけで、

同じように・・・わたしも感謝しているのです。

書の友へ。











令和二年はじめての真ん丸お月さまにも・・・ありがとう。






次回の墨書WSは、2/22(土)です。