青い鳥の話はきっと誰もが知っているだろうけど、
青い鳥の話を知っていても、つい、青い鳥を探してしまう。
どうしてだろうね。
「それ」は何時でも、此処に在る。
「その時」は今この時を置いて他にはないのに。
思うのだけどね。
幸せを生きるには、腹をすえるしかない。
「そう生きる」と、決めてしまうしかないんだよ。
そして決めたら繰り返すだけ。
心を込めて繰り返すだけ。
それこそが
〜直住月宮〜
* 直住月宮 *
ジキジュウガッグウ（ジキジュウゲツグウ）
弘法大師空海の言葉。
意訳すると、こんな感じ。
『自己と云うものは命の初めから月宮（悟り）に住しているのである。
（種子・煩悩即菩提・一切衆生悉有仏性）
その真実を今、直ちに自覚するのであれば、心や意識にかかる迷いの雲も、
光を遮るものではなく、かえって月を荘厳するものとなる。
心にかかる月や雲をみて右往左往するのではなく、
腹を据えて月そのものになってしまいなさい。
理想とする生き方を、今、直ぐに生きなさい。』
頭で考える癖のある人は多いと思う。
ある程度時間を決めていればいいのだけど、ずっと考えている。
ずっと同じことを悩んでいる。
大切なのは、
「どう生きたいのか」
「どう成りたいのか」
極論すれば、カタチから入ることが必要。
もちろん、考える時間も必要なのだけど、
カタチをつくってゆくこと、大切。
それは、まるで、習い事を始める時のように。
カタチから入って、繰り返して、身に付けてゆく。
もちろん、その過程で、最も大切なことは、
意識と言葉と行動。
それが美しく調和していること。
これを例えば、一生懸命一年ぐらい続けられたとしたら、
一年後、びっくりするぐらい色んなことが変わっている。
もしもできれば・・の話。
でも、
本気であれば、出来るはず。