ありがとうの共鳴するこの世界
私たち人間が、天へと祈りを捧げるように、
天もまた私たち人間を祈るように見守っていることを、想像したことがありますか。
祈りを捧げている私たちの方こそ、実は祈られている存在なのだということを。
あなたがいつの日も幸せでありますように。
あなたがいつの日も努力を忘れませんように。
あなたがいつの日も愛することを忘れませんように。
あなたがいつの日か命の真実に出会えますように。
夜も昼も絶え間なく降り注ぐ光のように
優しい眼差しでいつも見守られていることを。
もしもあなたがその瞳に出会うことができたなら、
きっとあなたは心から言うことでしょう。
ありがとうございます。
と。
そうして聴くのです。
天から降り注ぐありがとうの光の旋律を。
そうして気付くのです。
この世界は、ありがとうの共鳴する世界だと。
天と人も、人と大地も、人と人も、人と動物たちも、人と植物たちも、
この世界のすべては、ありがとうの共鳴する愛でできているのだということを。
そうしてありがとうは、世界を巡りながら美しく循環するのです。
そうやってこの世界は美しく響きあいながら永遠の光に向かってゆくのです。
美しい命の光の源へと。
ありがとうの共鳴するこの世界に生きている。