たとえばね。
たいせつな何かをもらったとき。
たとえばね。
いとしいきもちやありがとうのきもちをもらったとき。
あんまりにもうれしくて
こころがあふれちゃって
もう、どうしたらいいかわらかないくらい
いっぱい、たくさん
想いがあふれてくるの。
あふれすぎたら、もう、あなたに
「ありがとう」や「あいしてる」って
言葉だけじゃ伝えられないの。
どんなモノを贈っても
このあふれるきもちは贈りきれないの。
だから
めぐらせてゆくの。
だから
手渡してゆくの。
わたしがいただいたすべてのありがとうを
どこかの だれかに
まだ見ぬあなたに
バトンをわたすように
つなげてゆくの
あなたからいただいたよろこびのタネが
めぐりめぐって
つながってゆくよ
ある日きづいたら
それがあちこちで喜びの花を咲かせて
おおきな おおきな 花束になって
あなたのもとへ 届くといいなと
そう思うの。
見渡せば あちこちに 喜びの花咲いて
それが めぐりめぐって
あなたや あなたの愛する人につながって
あなたの慈しむこの世界ぜんぶが
しあわせになって。
それを見たときに
あなたが一番よろこぶこと
わたし
知ってるんだよ。
☆
むかしはね。
プレゼントをもらったら、
もうどうやってお返ししようかと考えていた。
それがうれしいプレゼントだったら
うれしすぎてうれしすぎて
あれこれ、あれこれ、考えて、いろんなショップに行ったりした。
最近はね。
あせってお返しをしようとは思わないの。
もちろんお礼はちゃんと伝えるけどね。
ゆっくりと、その人が、一番よろこんでくれそうな
そんなものが浮かんでくるまでほったらかしてるの（笑）
それに、思うんだよ。
ハートで、ココロからしっかりとつながっちゃうと
贈られたり贈ったりって
もう、カタチなんかなくなっちゃうの。
言葉も必要ないくらい、
ちゃんと、ちゃんと、そう。
わかってるの。
ほら。
思い出してみて。
あなたがいちばん、うれしかった時のこと。
それってさ。
カタチのあるものじゃ、なかったんじゃないかな？
あなたのことをわかってくれた・・・そんな時。
あなたの伝えた言葉で、あんなに元気になってくれた・・・そんな時。
あなたがほしかった、その気持ちをそっと贈られた・・・そんな時。
わたしたちは毎日の生活の中で
いろんなものを贈ったり、贈られたりして
そうやって、生きてるの。
そう思うと、贈り物って
もっと気軽にできるようなきがしないかしら。
あなたが贈ったなにかは
めぐりめぐって いろんなところへつながって
いつか、あなたが忘れたころに
あなたが一番うれしいなにかになって
そうやって、あなたに戻ってくるでしょう・・・。
ふふふ。
預言だよ・・・（笑）
めぐりめぐって あなたに 届け