● 横浜にある平安の和の香りマイスター講座、7月お稽古日ご案内。
平安朝香道普及協会の由比瑠璃香です。
(撮影・朝倉涼香)
7月のお稽古日が、日一日と迫っています。
平安朝香道の朝倉涼香宗師(家元)は、
お稽古日(7月24日、同26日)前はいつもかなり時間をかけてお題について色々調べ、
お香をお作りになっています。
今月のお題は「荷葉(かよう)」、
つまり蓮(ハス)です。
香材は、
沈香
甘松
甲香
白檀
などを使います。
しかし平安朝香道の薫物(たきもの)作りでは、
ただ香材を揃えるだけでなく、
香りの源流も大事にしますので、
朝倉家元は先日、古代ハスで有名な蓮の里行田市に、
わざわざハスの花の香りを味わいに行かれからでしょう、
今回はいつも以上に香り作りに熱心に取り組んでおられます。
私が「お手伝いしましょうか」
とお声をかけても、耳に入らないほど熱心に
材料を練り合わせておられて、
並々ならぬ力の入れようです。
池のほとりで蓮を引き寄せ、
お顔を近づけて味わわれた花のかぐわしさが、
家元の創作意欲をかなり刺激したようです。
(撮影・朝倉涼香)
それにしても蓮は日本古来の花。
平安の貴族たちが宮殿の庭園に広がる池や、
自宅の池で眺め、
香りを楽しんでいたのと同じ蓮の花を、
誰でも見たり、香りを楽しんだり出来る。
これってとても素晴らしいですよね。
それを教室で薫物として味わえる。
古代に思いを馳せつつ、
華やかな装いの平安女性たちや、
源氏物語の主人公、光源氏、
さらにはその作者の紫式部たちと、
やすらぎのひとときを共有できるのは何よりの楽しみです。
たとえイメージの世界だとしても。
そこにあるのは、
香りがプレゼントしてくれる心落ち着く、
癒し・・・。
それも自分を包み込むように寄り添ってくれる・・、
癒し。
今回のお稽古は、
教室が東急電鉄の大倉山から、
同じく東急電鉄で、慶応大学がある日吉に移って3回目になります。
ご興味ありましたら、ぜひ足をお運びください。
お稽古日は今月4週目の7月24日(水)の3時30分からと、
26日(金)5時からです。
場所は慶応大学日吉校がある東急電鉄日吉駅から、
歩いて3分のところにあります。
(具体的な場所は電話かメールでお問い合わせ下さい)
なお朝倉涼香家元のサイトもあります。
よろしければ、ご覧ください。
※お問い合わせありましたら以下からどうぞ。
※ご入会希望の場合は以下からどうぞ