やっぱりミステリーが大好き!! | 神戸の小さな本屋の奥さんの、お店とか家族とか子育てとか。

お久しぶりの更新ですみません!

その分、てんこ盛りで参りますね!

 

さて!うちの自慢の本読みの店員さんが

ほぼ毎日SNSで投稿してくれている

【本日のオススメ本】のダイジェスト!

 

ワタクシ本屋の嫁が編集してまとめて

ブログにしております!

 

まだちょっと遠出はできないな・・・

なんていうアナタのお供、たっぷりご紹介しますね(^^♪

 

今回は本読みの店員さんの

オススメミステリー小説です!

ミステリーは今まで沢山ご紹介してきましたが、

まだまだあるみたいですよ♡

 

今までのまとめはコチラ

名作、マニアック目白押し!☞https://ameblo.jp/ohashiakane/theme-10102165382.html

 

それでは最新ダイジェスト参りましょう!

 

「 バスを待つ男 」 (no.401)

西村健 実業之日本社文庫 本体700円+税

無趣味な元刑事がハマった、

シルバーパスを使っての都バス旅。

そこで数々の謎や事件と出会うのだが、

それを解決するのは自分ではなく

「奥さん」だというのがイイ。

 

ゆるい日常が少し羨ましくも思える

路線バスの旅+謎解きの新定番旅情もので、2

時間ドラマになりそうなお話です。

 
 
 

「 消人屋敷の殺人 」 (no.402)

深木章子 新潮文庫 本体710円+税

謎の招待状、土砂崩れからのクローズドサークル、

屋敷から消える人々・・・と、

超王道な舞台ではあるが、

作者独特のテイストが加えられることにより

通常の館ものにはない魅力が生まれ、

読者を惹きつける本格ミステリ。

 

最近のゆるいミステリにウンザリしてる方にオススメ。

 

 

 

「 ぼくとユーレイの占いな日々 」  (no.403)

柴田よしき 創元推理文庫 本体680円+税

占いやユーレイなどの不思議ワードと

 筒井康隆 、 眉村卓 両巨匠の有名作をもじったタイトルから

SF絡みの作品かと思いきや、

助手の石狩くんがただただ振り回される

軽いノリのミステリ短編集。

 

肩肘貼らずに読める楽しい作品です。

 
 
 
「 本陣殺人事件 」 (no.404)
横溝正史 角川文庫 本体640円+税

名探偵・金田一耕助 が初登場というだけでなく、
密室殺人、張り巡らせられた伏線、
そしてすばらしいトリック、と、
本格ミステリの教科書のような作品。
 
そこに横溝独特のおどろおどろしさが加わるため
文句のつけようがありません。
一読すべき極上の本格ミステリ!

 

 

 

「 ホワイトコテージの殺人 」 (no.405)

マージェリー・アリンガム 創元推理文庫 本体940円+税

英国四大女流推理作家の一人

マージェリー・アリンガム初の長編ミステリ。

それまで冒険小説を書いていたアリンガムが手掛けたミステリ

ということで、まだ稚拙に感じるところもあるが、

小説としての完成度は高い。

 

クリスティーと通じるところも感じられる作品で読んで損ナシ!

 

 

 

「 憑かれた女 」 (no.406)

横溝正史 角川文庫 本体760円+税

横溝正史が「 金田一耕助シリーズ 」よりも

前に生み出していたもう一人の名探偵・ 由利麟太郎 。

金田一シリーズとは違い

スマートな都会派ミステリのため、

戦前の設定ではあるが読みやすい。

 

とは言え、今作はホラーテイストが強く、

横溝作品らしい仕上がりとなっている。やはり横溝は面白い。

 
(ドラマ見てますか~?吉川晃司かっこいい~!!)
 
 
 

「 わらの女 」  (no.407)

カトリーヌ・アルレー 創元推理文庫 本体1,000円+税

とにかくストーリーが面白く、

ぐいぐい引き込まれます。

そして、サスペンスとしても一級品で、

ドキドキが止まりません。

 

完全犯罪を描いた作品としてはシンプルだが面白い。

<悪女書き>と称されるアルレーの代表作にして、

スペンスミステリの古典的名作です!

 

 

 

「 魔術師を探せ! 」  (no.408)

ランドル・ギャレット ハヤカワ文庫HM 本体840円+税

1978年の翻訳本初出から40年の時を経て

新訳で復活した名作。

 

魔術が存在する世界でのミステリなので

通常のミステリとは勝手が違うところもあるが、

魔術のルール構築がしっかりしているため無理なく読める。

 

バディものとしての面白さもあり痛快な作品。

 

 

 

「 ホッグ連続殺人 」 (no.409)

ウィリアム・L・デアンドリア ハヤカワ文庫HM 本体880円+税

「見えない繋がり」を追う

【ミッシングリンク 】ものの名作で、ミ

ステリ作家の 米澤穂信 氏も

学生時代にハマった作品だそう。

 

クリスティーやクイーンとは違った面白さで、

特に犯人が「HOG」と名乗った理由が明かされるラストは、

トリックの謎解き以上の衝撃で美しさもあります。

 

ミステリ好きなら一度は読んで欲しい古典ミステリの名作です!

 

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一言にミステリーと言っても、

気なるドラマの原作から、

古典ミステリーまで目白押しでしたね(^◇^)

気になる本はありましたか??

 

 

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