夏休みが近づくこの時期、学級懇談会や個人懇談が開かれることが多いですよね。
小学校で担任をしている時、「懇談ってなんなん?」と身内や友だちによく尋ねられました。
特に「個人懇談」に関する疑問が多かったです!
今回、自分が担任として実施していた懇談についてまとめました。
ダブルワーママはーちゃんです
300アクセスを超えて驚いています
「これ教えて!」という
リクエストをいただけると
次回以降のテーマにしたいと思います
もくじ
・個人懇談の意味
・実際の個人懇談
(はーちゃんバージョン)
【ごめんなさい、長くなったので
次回投稿します】
・個人懇談を効果的に活用しよう!
・質問リスト
(これを使って長期休暇を有意義に!)
学級懇談会についてはコチラ
個人懇談の意味
小学校教師をしている私が思う個人懇談実施理由
*家庭と学校が情報交換、情報共有をすること
細かくいうと・・・
・学習の定着具合を共有する
・生活面の様子を共有する
・困りごと、悩み事に対策を立てる
これにより、家庭と学校がタッグを組んで、大切な子どものために、同じベクトルで進んでいけます!
同じベクトルというのがとても重要!
家庭と学校が違う方針だと、子どもは混乱してしまいます
実際の個人懇談
(はーちゃんバージョン)
小学校の個人懇談は大体15分で実施されます。
短いので保護者の負担は小さい・・・と子どもが生まれるまでは思っていました!
保育園に我が子が通うようになって分かりましたが、その15分のために保護者は仕事をお休みしたり、早退したり、中抜けしたりしてくださるわけです。(気づくの遅くてごめんなさい)
中抜けだって、勤務先が近くでなければタイムパフォーマンスが悪いですよね。
より一層有意義な時間にしなければと思いました。
個人懇談実施に向けて実際に担任の時にしていたこと
1、事前準備
①学習・生活面の把握は大前提です。
私はコツコツタイプなので、毎日評価していましたし、メモもいっぱいとってました!
得意不得意、仲良しな子、好きな遊び・・・
(というか、毎日丸つけしているし、一緒に過ごしているので、嫌でも分かります
非常勤の今でも分かります)
②児童の良さが出ている提出物などのコピーを取っておく(直近であれば現物)
コツコツ毎日評価している中で、これはお見せしたい!という物を用意しておきます。
これがめちゃめちゃ大事
なぜなら、教師は専門家ですよね?
そもそもの知識と視点が保護者と違います。
学習・生活面の把握をしている教師が、それを言葉で伝えても、保護者のお返事は・・・
「あ、あぁ〜そうなんですね。
頑張ります」
くらいです。分かりやすく伝えようとしても、知らないうちに専門用語を話しているかもしれません。
これでは分かりにくいので、1年生の我が子を例に出すと、
「生活面では、休み時間には周りの子に声をかけて外で元気に遊んでいます。決まったお友だちではなくその日の一輪車をしたい子と仲良く遊んでいて、誰とでも楽しめている様子です。時刻も守って教室に戻ってきています。
学習面では、たし算ひき算の基本計算は間違いが少なくて正確で素晴らしいです!
ただ、うっかりミスがたまにあります。問題文をよく読んで、答えを書けるようになるといいですね。」
(私は基本いいところ2:伸ばせるところ1でお伝えするようにしています)
これを伝えられて、家でこれ気をつけよう!!って思えますか??
せいぜい「問題文よく読もうね」くらいじゃないですか?
普段の返却物を丁寧に見ていたら「うちの子ここ弱いな〜」って思っていて、「あーあれのことか」と思うかもしれませんが、なかなか難しいですよね。
「問題文よく読みや!
先生ゆーとったで!」
とか言っちゃうと最悪です
一方、テストなどがあると・・・
(私は時期的にまとめテストをお見せすることも多かったです。各単元の理解もよく分かるし!)
「ただ、うっかりミスがたまにあります。こんな感じですね(テストを見せる)。」
「『○をつけましょう』なのに数を書いちゃったんですね!!しかも片方だけ!」
と保護者の方から気づいてもらえます
「そうなんですよ〜!分かっているのにもったいない!
間違いには突っ込まず、『数はちゃんと分かってたんだね!』って言ってあげてください。そしたら、どうしたら自分はもっと良くなるか考えてくれると思います。お子さんが考えつかない場合は一緒に悩んであげてくださいね。
大人にとっては簡単な対策でも、子どもにとっては全てが初めて!経験しないと学べないんです」
と、担任に言われたらどうですか?
テストなしバージョンよりも、はるかにこちらの方が信憑性がありますよね!
やってみようってなりませんか?
ちなみに、「経験しないと学べない」は美賢女®️でも学びました!
教師としてできていても、親としてはできなかったんですよね〜
2、当日の流れ
「個人懇談で
『おうちではどうですか?』とか
『何かありますか?』とか聞かれるねんけど、あれってこっち(親)が話すもんなん?むしろこっちが聞きたいねんけど」と友だちによく聞かれます
私的には、それを聞かれることはどっちでも良くて、その後に教師の準備があるのかどうかが重要だと思います。
保護者から何も出てこなかった時、世間話で終わってしまったら、子どもへの効果は薄いです。
私が実際にしていた個人懇談の流れ
①「何か気になっていることはありますか?」
これを先に聞かないと、時間の調節ができない!
聞きたいことだらけの保護者もいらっしゃるのに、こちらが準備したことを伝えて終わってしまったら、保護者の方にモヤモヤが残りますよね。学校は保育園等と違って、先生に会う機会は少ないですから!ここぞ!と思っている方も多いです!
②保護者の保護者の気になることに対する対策を考える。
(特にない場合は③へ)
準備したものがヒントになることも多かったです
その時間で方針が定まらない場合は、一旦持ち帰ります。
管理職等に要相談の場合もあります。
③提出物等を見せて、学校での様子を伝える。
④長期休暇のオススメをお伝えする。
(②が長い場合は③④はギュギュッとまとめてお伝えします。次の方が来てしまって、「もっとお伝えしたい素敵なこともあったんですが、またお電話しますぅ〜」と終わることもなんにしても、家庭と学校が同じベクトルで明るく終了できるようにしていました)
提出物等は、伸びるところ(苦手)ばかりをお見せするわけではありません。
いくつか用意しますが、素敵なところと伸びるところ(苦手)の両方を用意していました。
あるとき、おばあちゃんについて書いた作文がとても素敵だったので、お母さんに見せながらお話したところ、
「いいことも悪いことも何も話さないし、プリントもどこにいったか分からないので、とても嬉しい!」と言ってもらえたことがありました。さらに、終業式の日におばあちゃんが「素敵な作文を書けるようにしてくれてありがとうございます」とわざわざご挨拶にお越しくださり、手作りの手ぬぐいをくださったのです子どもの力で書けるようになったのですが、素敵なところがご家族に伝わって嬉しかったです
また、
「こんなに分かりやすくて、
早く帰って子どもを褒めたいと思った懇談は初めてです!」
と言ってもらったことや
「子どもが
先生はめっちゃ褒めてくれる
と言う理由がよく分かった懇談でした!」
と言ってもらったこともあり、
やっててよかったな〜と思いました!
(担任辞めちゃいましたけどね笑
家事育児との両立はキツかったです
「死にかけた育休復帰」いつか書けたらと思います笑)
ここまで書いておいて、今日我が子の個人懇談と思い出し、ワタクシは、今(am6:00)から質問リスト作ります
・個人懇談を効果的に活用しよう!
・質問リスト(これを使って長期休暇を有意義に!)
残りは次回投稿します!ごめんなさい
質問リスト作って、算数の授業して、会社で働いて(MTGあるんやった〜)、早退して、個人懇談行って、学童迎えに行って、習い事送って(今日はダンス)、習い事と保育園のお迎えに行って、帰ってきます
美賢女®️で講師をしていますが、学び続行中
心理学をベースに、大学院で母子の関わりを研究して生まれた『美賢女®️メソッド』
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