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ごめんなさい!ボクはアニメタルをバカにし過ぎてました! 第1話 『再発見』

ちょっと前にDMC(デトロイトメタルシティ)という漫画について書いた際 に、「メタルってなんやねん!?」 という命題にぶち当たってしまった。

それ以来オレ様は家のCDラックをひっくり返して様々なメタルチックなCDをかけてメタル成分を摂取しまくり、それで足らない分は新たに中古CDショップを彼女さんと巡って補充するという大変メタラーな生活を送っていた。

ちなみにあまりのメタル成分欲しさについついハズレを掴まされた事も多々ある。

一例を挙げると、ジューダスプリーストの見たこと無いベスト版を見つけて 「なんじゃこら?」 と買ってみたら、裏面に書いてある曲目20曲の内、なんと8曲が当時のドラムのインタビューだった時は久々に堪えきれない破壊衝動に襲われた。

普通メンバーインタビューを1曲としてクレジットすっか?

しかもインタビューにもご丁寧に英語で題名とかつけてんじゃねえよ!

英語が全くダメなオレ様は新曲かと勘違いするに決まってるじゃねえか!


ジューダスならナニをやっても許されるのか!(by前田日明)


まあそんなジューダスへの私怨はさておき。

一般的にヘビメタの元祖と言われているブラックサバスにしろ、LAメタル系、ジャーマンメタル系他、メタルからの派生型をアレコレと聞き狂っていたんだが、どうにもこうにもしっくりこない。(ロックフジヤマ でマーティ見てる時だけは何故か満たされるんだが)

なんと言うか、どれだけ著名なバンドの曲を聴いても 「オレ様の欲しいメタル成分」 が中々体内に貯まらないのである。

※余談だがウチの彼女さんは若かりし頃に日本のタレントに全く興味がなく、小学生の頃から外人のHR/HMばっか聞いて毎日ヘドバン(ヘッドバンギング)してたという筋金入りの国賊であり、中学校に上がった頃にはすでに 『BURRN!』 の愛読者だった過去を持ち、最近の口癖は 「身体がヘドバンに耐えられない!もうアタシは若くない!」 だったりするかなり痛々しい人物である。

さらに蛇足だが、彼女さんが 『BURRN!』 を読んでるのと全く同じ頃に、オレ様は 『パチパチ』 とか 『GB』 が愛読書でした。それからちょっと背伸びして買った雑誌が 『バンドやろうぜ!』 でした。

なんだこの焼け付くような屈辱感は…。


~閑話休題~


そんなメタル通の(はずの)彼女さんは、オレが半分冗談で聞かせた 「アニメタルマラソン1」 を大変気に入ってしまい、「これ聴いてればメタル成分は充分摂取できるよ!」 などという暴言を吐いてくださった訳で。

■参考リンク
アニメタル・マラソン

しかも何に毒されたか知らんがvo坂本英三独特の 「演歌歌手かお前は!」 と叫びたくなる節回しによるシャウトがかなりツボに入ったらしく、 「ひ~びけキィャシィャァァァ~ン♪」 の部分でひゃーひゃー声を挙げて喜ぶ訳で。

さらには 「アニメタル他にも一杯アルバム出してるよ!買いに行こうよ!」 なんて言いやがる訳で。

だがオレ様はアニソンもメタルも大好きだけど、アニメタルなんて所詮イロモノっつうか企画物な訳だし、すでに解散(休止?)しちゃってるし、そもそもオレがアニメタルマラソンを買った理由はガーゴイルの屍忌蛇(ギター)のプレイが聞けるからであって、その屍忌蛇が脱退した後のアニメタルなんざ何の興味もない訳であり、オレ様が欲しているメタル成分には程遠いと思い込んでた訳で。

しかし!

しかしなのである!

あまりに彼女さんがアニメタルにハマるもんだから、オレ様も釣られて久々に真面目にアニメタルを聞き込んでみたところ、なんというか屍忌蛇がどうこう関係なく高揚感と満足感が物凄いのだ!


気付くとオレも彼女さんと一緒になってアニメタルでヘドバンしてたのである!


確かにアニメタルは実は凄いメンバーでやっている。

最初は坂本英三1人をフューチャーするような形式だったらしいが、デビューシングルのヒットで本格的なバンド形態になってしまい、気付けば退くに退けないメンバーが集まってしまった。


■アニメタル参加メンバーのほんの一部
ヴォーカル=坂本英三(アンセム)
ベース=MASAKI(ジャクスンジョーカー)
ドラム=梅沢康博(リアクション,ジャクスンジョーカー)、KATSUJI(ガーゴイル)、樋口宗孝(ラウドネス)
ギター=屍忌蛇(ガーゴイル)

さらにVOWWOWのサポートキーボディスト(後に正式メンバー)だった厚見玲衣とか、日本ファルコムのRPG 『イース』 のサントラを神のクオリティに仕上げた難波弘之とか、アニメタルレディにはメガデスのマーティ・フリードマンまで参加している訳であり、「お前らどれだけ本気なんだよ!」 ってな話である。

そんなもんだから演奏力が凄いのは認める。

今の日本のバンド業界全体を考えても、このアニメタル参加メンバーの物凄さはトップレベルだと思う。

だがこの演奏力の一言じゃ解決できない心満たされる感じは一体なんなのか!?


などと家で1人悶絶していたオレ様なんだが、気付くと池袋のHMVで屍忌蛇が抜けた後のアニメタルマラソン5と、アニメタルのラストアルバムを購入していた訳であり…。
アニメタル・マラソンV
アニメタルのラストアルバム(DVD付き2枚組)

で、このアルバムでギター弾いてる屍忌蛇の代わりに入ったsyuって何者っすか??

最近の人っすか??

なんかすっげええバカテクなんですけども!!

しかも調べてみたら 80年産まれだからまだ25とか26とかなんだけど…

なんだよその神の子!

しかも美形でいや~んカワイイ~!

あっという間にsyuタソの虜になるオレ。


しかもアニメタルマラソン5なんかすっげえクオリティ高いぞ!

ラストアルバムの方もマラソン系のアルバムと違ってフルコーラス入ってて、曲の完成度で言ったら相当なもんだぞこれ。

うっわー!

イロモノだと思ってたアニメタルで本気で感動してるオレがいる!

当然テクニックが物凄いのも要因の一つなんだろうけど、プレイしてる本人達が楽しんでやってるのが伝わってくると、聴いてるコッチも釣られて自然と首振っちゃうよなあ。(ちなみに彼女さんは首に事故の後遺症がまだ残っているのにブン!ブン!とヘドバンしたせいで、「ギャ!」と圧死した人みたいな断末魔の叫びを残して寝込みました。)


という訳で、1日中アニメタルをかけ続けてたらメタル成分を充分に補充できちゃったんですボク。

ほんと今までバカにしててすみませんでした。

解散しちゃってから見直しました。

どうやらボクが欲しかったメタル成分はコレみたいです…。(なんか勢いに乗って全曲レビューとかしちゃおうかな)




ところでアニメタルで満足すんのはいいんだけども、アレだけ 「真面目メタルがどうこう」 とか一生懸命語ってたオレ様は一体どこへ?

一秀(ラーメン)

さて、今回は板橋グルメマップを名乗っておいて豊島区のお店を紹介する。

というのも、以前から板橋本町にある平太周 というラーメン屋を紹介しようと思っていたんだが、その店は店主が変わってから微妙に味が変わってしまい、記事にする事をためらっていたのである。

そんな平太周の元店主が、スープの味わいはそのままに麺を変えて新たにオープンさせたのが今回紹介する一秀 なので、まあアレだ。平太周の代打って事で勘弁してくれ。(板橋と豊島区の境にあるお店だしね)

という訳で、颯爽と一秀のラーメンの写真とかをガンガン貼り付けて紹介しようと思ったんだが、その前にその前身となった平太周というお店についてどうしても説明したくなった。

というのも、平太周というお店が出来るまでのエピソードなんかがドロドロ&殺伐としてて、大変このサイトらしい話題になる事間違いなしなのだ。

そもそも平太周とは、昔板橋の環七沿い(常盤台近く)にあった 『土佐っ子』 という大人気のラーメン屋台がそのルーツである。(ようは初期ホープ軒なんかと同じ感じ)

土佐っ子は屋台でしかも決して立地が良いとは言えない場所にあったにもかかわらず、ラーメン自体の強烈なインパクトからか、大勢のファンを生み出し行列店となっていった。

その土佐っ子である時、オーナー交代に絡むお家騒動が勃発したらしい。新しいオーナーと店員との間に意見の衝突や確執などが生じてグッチャグチャに空中分解してしまったのだ。

その際に何人かの店員が独立して各々が店を持つ事となったのだが、様々な要因から色々な土佐っ子派生店が出来ては潰れを繰り返した。

そんな中、とある土佐っ子一派が 『環七 土佐っ子』 という商標登録を取ってしまって、他の元土佐っ子の店員達は店名として『環七土佐っ子』という名称が使えなくなってしまった。(取得したのは土佐っ子の新オーナーか?)

そんな 『土佐っ子騒動』 の直撃を受けた元従業員の1人である平山氏は、土佐っ子のあった場所から少し離れた環七沿いの土地に店舗を確保し、土佐っ子時代の味を再現したラーメンを作り始めた。これが平太周である。

この平太周は古くからの土佐っ子ファンの間では諸説あるものの、概ね「最も土佐っ子黄金期の味に近い!」 という評価を得ている。(土佐っ子のお家騒動がいかに凄まじかったかはこのスレ なんかをご参照ください)

ちなみに現在 『環七 土佐っ子』 を名乗っているラーメンチェーンは、「ヌルイ、マズイ、臭い」 と正直言って評判がよくない。(というか最低)

と、このままいくと土佐っ子の話で終わってしまいそうなので無理矢理話題を変えるが、平太周のラーメンは実に衝撃的な味だった。

濃いぃ~醤油ダレと、ニンニクと、大量すぎる背脂のインパクトが物凄く、賛否両論真っ二つに分かれる 『とにかく濃くてしょっぱくて脂っこいラーメン』 なのだ。

味に耐性がないヤツが食うと 【原材料=醤油、背脂、ニンニク、以上】 という味の衝撃に、頭痛が止まらなくなったり数日体調を崩すとまで言われている代物なのだが、しばらくすると何故かまた食べたくなってしまうのである。

そんな平太周で成功を収めた平山氏がお店を別の人間に譲り(息子か?)、新しいラーメンを作ろうとプロデュースしたのが、今回紹介する一秀である。

平太周と比べるとスープの強烈さはそのままなんだが、麺に韃靼蕎麦を練りこむ事によって、より風味豊かな味わいに仕上がっている。

と、ここでやっと一秀の紹介に移れるお…。(それだけ土佐っ子騒動が酷かったという事なんだけども)



これが平太周時代からの看板商品だった『特製ラーメン』である。
一見すると真っ白いトンコツラーメンにも感じるのだが、上にかかっている白い物体は全て背脂である。

この背脂の振り方が凄いのなんの。

まず丼に醤油ダレを入れた後に背脂ちゃっちゃ、そこにスープと麺を入れてさらに背脂ちゃっちゃ、そして具材を乗せ終わった後にさらに背脂ちゃっちゃなのである。

お前は織田信長の鉄砲三段撃ちかと。



ちなみに食べる時はこのように箸で底に沈んでいる麺とスープをひっくり返しながらよ~く混ぜる。そうしないと凄まじい味ムラが出てしまうのでご注意。

スープはとにかくニンニクの臭いが強烈で、その後に香ばしい醤油の香りとしょっぱさ、そして背脂のぬるぬる感が襲い掛かってくる。

そんな 『いくらなんでも思い切りすぎだろ!』 という味なのに、オレ様は何故かクセになってしまって、半年に1回くらい 「一秀食いたい…一秀食いたい…」と禁断症状が出るのである。

それに脂の質が良いのか、ほんのりと上品な甘味を感じるし、これだけ大量の背脂を摂取してもあまり胃にもたれたりはしない。(それより塩分が凄くて頭痛が止まらなくなる方が心配)

なんていうか、ほんとにインパクトの凄いラーメンである。(美味いマズイを越えてるんですよコレ)



こちらは特製よりも遥かに食べやすい味噌つけ麺。

これは特製に比べると万人向け(それでも充分味は濃い)で普通に美味しい。味噌の優しい風味と大量の背脂が絶妙にマッチして、なんだかとってもまろやか。(味噌つけ麺であっても、手加減なく背脂を振って下さるので注意)

ラーメン系のメニューと比べると、冷水で〆ているからか、中太麺の食感や韃靼の風味を思う存分に楽しめる。(特製が食べられるか不安な人はまずこれを食べてみるといいかも)



お店の外観。
夜中の4時くらいまでやってるので、どうしても太りたいという方はぜひ夜食にどうぞ。


■総評
平太周にしろ一秀にしろ、点数付けてどうこうというお店じゃない。
この味が好きか嫌いかで真っ二つに分かれる 『0か100か』 のお店なのである。

例えば某二階堂は家族で平太周に行ってほとんど残して帰ってきたそうだし、某山木と某大住と3人で散々呑んだ後の二次会で行った時なんか、ヤツら店の前の植え込みに吐きやがった。

それほど強烈かつ凶悪なラーメンなのに、何故か定期的にどうしても食べたくなってしまうのである。(スープにシャブでも入ってるんじゃないかと疑うほど)

これほど凄まじいジャンクフードには中々お目にかかれない。

そんなお店なので間違っても全ての人にオススメはしないが、昔の土佐っ子を知っている30代~40代の人や、醤油が濃くて脂ギトギトでニンニクどっさりと聞いて 「食べたい!」 と思える方は是非行ってみてはどうだろう?

上で紹介した味噌つけ麺のような一般向けの普通に美味しいメニューもあるので、数人で行って複数のメニューを頼んでみて、自分が無理なく食べられる物を食べると吉。

という訳で、店を褒めてるんだかけなしてるんだか分からない紹介記事になってしまったが、オレ様は平太周にしろ一秀にしろ、好きか嫌いかで言えば大好きである。

この店の特製ラーメンを食べて 「ヤバイ…美味しいかも…」 と感じてしまったアナタは、間違いなくオレ様と同じジャンクフード愛好家である。


■一秀
住所:東京都豊島区池袋本町2-1-1
営業時間:11:30~4:00
定休日:なし(年中無休)
アクセス:川越街道を池袋方面に進み、熊野町交差点を渡る。そのまま川越街道沿いに進み、北池袋ドンキホーテやデニーズを過ぎた辺り。位置関係としては、練馬方面から来ると 【熊野町交差点→北池ドンキ→お寺→デニーズ→一秀】となる。

また池袋駅から来る場合は、西口五叉路を駅を背にして右に曲がり、劇場通りをひたすら真っ直ぐ進む。1kmくらいで川越街道とぶつかるので、それを渡った正面。

最寄り駅は東武東上線の北池袋駅か池袋駅になると思うんだが、どこからも遠いので近隣住人以外は車で行かないと辛い。


■平太周
住所:東京都板橋区双葉町44-5
営業時間:平日19:00~4:00 日祝日19:00~2:00
定休日:不明(年中無休か?)
アクセス:都営三田線板橋本町駅下車。環七を常盤台方面に進むと、以前紹介したまぐろラーメン の斜め向かい辺りに見えてきます。

新蕎麦の季節だから長野に遊びにいったお。3

有明神社の謎の古銭型石のお陰で、胸部から腹部にかけて多大なダメージを負ったオレ。

フードバトルばりに蕎麦を食べたのが全ての元凶なんだが、かといってそれが目的で長野まで来た訳だし、この誰にも当り散らせない苦痛にもがき苦しむ可哀想なオレ。

そんなオレ様はズキズキ痛む肋骨と、見るも無惨に膨れ上がった腹を押さえつつ、穂高山中にある温泉へ向かった。

やはり癒しといえば温泉である。



彼女さんが運転する車で山道をどんどん登っていくと、こんな美しい景色が見えてきた。

が、オレ様はそんな景色に感動を覚えていられるような状態ではなく、山道特有の急カーブかつ急勾配の坂を登るという悪夢にギブアップ寸前。

思わず口からエクトプラズムとかヨガファイヤーが出そうになる。



そんな苦痛に必死で耐えていると、やっとの事で温泉の駐車場に到着。

ちなみにこの時のオレ様は足元もおぼつかない廃人状態だった。



ここが今回の目的地である中房温泉。(ここは日帰り用の温泉の入り口で、宿泊施設はさらに奥にある)

中房温泉 (日本秘湯を守る会)
※詳細は上のリンク先でご確認を。

ちなみに 『日本秘湯を守る会』 というのは、オレ様が経験した中では今のところハズレがなく、本当に信用のおける温泉ガイドブックになってくれる。

とりあえずこの名前が付いている温泉に行けばまず間違いないんじゃなかろうか?(ただし、どこもかしこも本気で山奥だったりするので注意)

ちなみにこの『日本秘湯を守る会』に入っている温泉でオレ様が最も感動したのは『秋田の乳頭温泉』 である。飯も美味いし温泉も最高だし…。(ただし山奥)



で、中房温泉の日帰り湯はどうかというと、石で囲まれたいわゆる山奥の露天風呂であり、季節が良かったのか紅葉を思う存分楽しめた。



※温泉内に人が居なかったので撮影してみました。



こういう景色を見ながら湯につかるってのは幸せだよねえ。
お湯の温度も丁度いいし、今度は泊まりで来てみようかな…。(宿泊施設の温泉はもっと色々なバリエーションがあるらしい)


気付くと30分近くもぼけ~っとしていたオレ。
すでに胸や腹の痛みが消えている点に、自分のあさましさを感じないでもない。



山を降りる途中で、来る時は苦痛で全く眼中に無かった紅葉に目を奪われる。
赤、緑、黄色と、これほど色鮮やかな紅葉って中々お目にかかれないよね。



思わず車から降りてもう一枚。
よく見ると谷間に川が流れてたりして、日本の自然の豊かさを思い知る。
やっぱ年取ったら山に住みたいなあ…。



とかなんとか車内でぼんやりしてたら松本に戻ってた。(運転中の彼女さんをほったらかしにして爆睡してたらしい)

時間を見たら18時。
帰りの電車が20時なので、何をするにも中途半端な時間である。

という訳で、オレ様が子供の頃から松本に来る度に寄っていた翁堂(駅前店)という喫茶店へ入って時間を潰す事に。

■参考リンク
翁堂



ここはオレ様が子供の頃にはすでに 「古そうな喫茶店」 だったので、かなり歴史のありそうな感じ。(途中で改装されたらしいが今でも充分古臭い)

ちなみにここで彼女さんが、トイレに行った時にスカートがめくれ上がっちゃったのか、お尻丸見え状態で働いている女性アルバイトを目撃したらしいんだが、オレ様は残念ながら気づかなかった。

なんでテメエはおにゃのこがスカート直してからオレに教えるんだよ!

「サダオちゃん、あのバイトの子お尻丸見えだったの見た?」じゃねえよ!

もっと早く教えろテメエ!


いや、そしたらさ、オレがさりげなく「すみません、スカート直した方がいいですよ?」とかジェントルな感じで教えてあげたのになって。

べ、別におぱんちゅ見たかった訳じゃないんだからね!



それはともかく、翁堂駅前店では昔ながらの喫茶店メニューが思う存分味わえる。

ずば抜けて「ギャー!すげえ!」という味ではないのだが、誰もが頭に思い描く「そうそう!喫茶店といえばこの味だよな!」というど真ん中なメニューが数多く取り揃えられている。

この日は流石に食いきれないと思ったんでやめたけど、各種パスタなんかが特にオススメ。(パスタというかスパゲティだよね)

特にこの店の『イタリアン』ていうさっぱり塩味のスパゲティが本当に好きで好きで。基本的に塩と粉チーズの味がメインなんだけど何故か絶妙なバランスで美味いのなんの。

あと昔は「気でも狂ったのか?」と思うほど凄まじい量のパスタが出てきたんだけど、今では少し盛りを控えるようになったらしい。

小学生くらいの時に家族4人で来て4種類スパゲティ頼んだら店の人に止められた記憶がある。

「うちのは本当に量が多いから2品くらい減らした方がいいですよ」ってお前、だったら1品の量を減らせばいいじゃないか!ハーフサイズ作れ!と子供心に思った。



そんなこんなで翁堂でまたーりしていると19時を過ぎたので駅へ向かう。

松本駅で軽くお土産など買いつつ、スーパーあずさの東京行き最終電車で新宿へ。(最終が20時て…)

旅行から帰る時っていつもそうだけど、ほんと名残惜しいよね。
特に松本は第2の故郷にしようと思うくらい好きな街なんで切なくて仕方ない。



という訳で、今回のお土産。

<左から>
信州仕様 ガチャピン
信州仕様 ゴン太くん
信州仕様 キューピー

どれもこれもナニがアレだが、中でもキューピー人形がおやき被ったストラップが酷い…。

せっかく有意義な旅行だったのに、最後の最後でミソがついた感じである。


新蕎麦の季節だから長野に遊びにいったお。2

一軒目で食べたとうじ蕎麦が美味しくてテンションの上がったオレ様は、続いて穂高に来るたびに必ず寄っているお気に入りの蕎麦屋へ突撃。



有明神社の鳥居のすぐ隣にある『くるまや』

■くるまや
住所:南安曇郡穂高町大字有明7023
TEL:0263-83-2515
営業時間:11時~19時(蕎麦がなくなると閉店)
定休日:毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日休み)

蕎麦屋の多い穂高でも特に観光客で賑わう有名店である。(このサイトで紹介するのも3回目とかか?)

この日は平日だった事もあってガラガラだったが、週末とか祝日に来ると大変な事になっているのでご注意。(下手すると1時間以上外で待たされるよ)



店の外だけじゃなく、店内にも客はなく…。
くるまやがこんなに空いてるの初めてだわ。



で、蕎麦を頼むとまず山葵やネギといった薬味が運ばれてくる。
穂高は山葵の特産地なので、とにかく新鮮で美味しい山葵が思う存分食べられる。

今回の山葵も辛味はそれほどでもなく、それよりフルーティな香りが先に立つ素晴らしい逸品だった。



で、くるまや名物の馬モツの煮込み。
甘辛い味付けで好き嫌いが分かれるかもしれないけど、独特の風味が楽しめるお気に入りの一品。
これに先ほどの山葵を乗せて食べると大変美味である。



馬モツや山葵をちょびちょびつまんでいると、ナイスなタイミングでメインディッシュのお蕎麦が登場。

頼んだのはとろろ蕎麦と大ざるなんだが、写真は遠近法で大きさに差が出ている訳ではなく…。


純粋に大ざるが馬鹿みたいにデカイのである。
3人前と書いてあったけど、普通の蕎麦屋だったら余裕でざる4枚分くらいあるんじゃなかろうか?

蕎麦自体は田舎蕎麦っぽい太さマチマチな仕上がりで、これも好みが分かれるかもしれないけど食感が楽しくて個人的には大好き。



とろろ蕎麦は山中だけあって、とろろの風味を存分に味わえるステキな逸品。
蕎麦つゆとの相性も抜群である。



そしてくるまや最大のセールスポイントはこの価格の安さである。
普通のざるが500円以下で、オレ様が頼んだ明らかに4人分くらいある大ざるでも1400円程度。

気狂ざるというとにかくデカイざる蕎麦もあるんだが、これはもう何人前なんだか分からない量が出てくるので注意。(5人前って書いてあるけど、普通の蕎麦屋のざる5枚分という意味じゃないと思う。もしかして5人が腹一杯になれる量なんじゃないのか?)

しかし観光地価格じゃなくて美味しいっていうのは本当に嬉しいなあ…。



で、蕎麦屋2軒ハシゴという暴挙のせいで身動き取れなくなるほど腹が膨れてしまったため、せっかくなので有明神社を散策してみる事に。



とにかく腹が重くて歩くのも厳しい状況だったんだが、門の前の石階段が微妙に高くてめげそうになるオレ。いや、高いっていうか一段一段の高さがマチマチ過ぎてコケそうになるのは気のせいでしょうか?

嫌がらせかキサマ!



そんな魔の階段を上りきって門をくぐると本堂が。



その手前で古銭型の怪しい石を発見。
なんでもくぐるとご利益のある開運の石だとか。

せっかくなのでオレ様もくぐってみる事にしたんだが、読者の皆様のご想像通りの結果と相成った訳で。



片足を突っ込んで穴をまたぎ、さてくぐろうと頭を下げた瞬間に肋骨から腹にかけて激痛が。

どうも腹肉がつっかえているお陰で人間の骨格の限界を越えたくさい。

開運どころか進む事も戻る事も出来なくなってしまった訳であり、おまけに胸部~腹部に大ダメージを負ったのですがなにか?


続く

新蕎麦の季節だから長野に遊びにいったお。1

大の蕎麦好きであるオレ様は、ふと 「そういえばもう新蕎麦の季節だよなあ。」 などと1人物思いにふけっていた。

オレ「もう新蕎麦の季節だね。」

彼女「そうだね。」

オレ「今の内に信州蕎麦でも食べに行きたいね。」

彼女「そうだね。」


こんな他愛もない会話をしているとす~っと意識が途切れ…



ハっと気が付くと新宿発松本行きのスーパーあずさ号に飛び乗っていたオレ。

この辺の後先考えない無駄な行動力とかがオレ様クオリティ。


■松本行き スーパーあずさ
10:00に新宿を出発し、12:30には松本に到着する予定である。

が、最初の停車駅である八王子との間で停止信号によって数分間停車。なんでも別の電車で、車両の窓ガラスが割れるというよく分からないトラブルが発生した模様。

その煽りを食ってしまった形になってしまい、なんとも幸先の良いスタートである。



11:40甲府着~12:15茅野着~12:20上諏訪着
この間に車内アナウンスで、運行に遅れが出た影響で他路線との接続が出来なくなってしまったため、上諏訪駅より先の停車予定の無かった駅にも停まる事になったと伝えられた。

何でも終点の松本までに、停車駅が3駅ほど増えるそうな。

蕎麦屋のランチタイム間に合うよね…?



12:30岡谷着~12:40塩尻着
山本まさゆきリスペクトなオレ様は、岡谷駅に着いた時にどうしても飯田線に乗りたくなってしまい、あやうく荷物を持って電車を降りそうになった事は秘密。

どうしても飯田線で伊那上郷駅まで行って、下山村駅まで走ってみたかったんだよね…。(逆は登り道だから厳しいらしい)
■参考リンク



12:50松本着
もっと遅れるかと思っていたが、着いてみれば20分弱くらいの遅れで済んだ。



しかし何度来ても駅周辺だけは栄えてるなあ。
なんか松本が第2の故郷みたいな感じになってきてるオレ。(小学生の頃から毎年のように遊びに来てるせいか)



13:00 松本駅近くでレンタカーを借り、急いで蕎麦屋巡りを開始。
なんたってこの日は平日なもんで、客が来ないと思ったら早めに閉めちゃう店が多いのである。(早めに閉めるどころか営業自体を休む店もアリ)

ちなみに今回も大好きな穂高方面に向かい、蕎麦を食った後で山中にある温泉に入りに行く予定。



最初に行こうとしてた店が ”定休日じゃないのに” 休んでいたため、急遽別の店に飛び込む事に。

山麓線沿いを走っていると、入り口わきにガラス張りの蕎麦打ち部屋のあるお店を発見。

営業中っぽかったのでとりあえず入ってみた。


「たか山」
住所:長野県南安曇郡穂高町有明8804
TEL:0263-84-5440
定休日:木曜日
営業時間:11:00~17:00



比較的新しいお店なのか、店内は割と小奇麗。
で、この写真だと分かり辛いけど座敷席から見る窓の外の景色が最高。

最初それに気付かずに壁側のテーブル席に座っちゃったんだけど、座敷席の方に座ればよかったと後悔。(慌てて座敷に移るのもなんかちょっと恥ずかしかったのよね…)




こちら十割そば。
観光地価格なのか、約1000円するのがちょっと…。

味は確かに都内の蕎麦屋なんかとは比べ物にならんほど美味いんだが、値段を考えるとお得感はまるでなし。この値段だったらもう少し風味が強いとか、量が多いとか、何か武器が欲しいよなあ。

さっそく地雷感が高まるオレである。



が、この地方独特の食べ方である 『とうじ蕎麦』 でちょっと評価上昇。

『とうじ蕎麦』 とは ”投じる” からきていると言われている食べ方で、上の写真のつゆ(というか鍋)の中に、一口サイズの蕎麦を投じながら食べる。

この店のつゆは鉄鍋の中に鴨肉が入っており、他に山菜やきのこなどが別盛りになってくる。



で、これが 『とうじ蕎麦』 用のお蕎麦。
中央の柄杓のような道具の中に1玉ずつ蕎麦を入れ、さきほどの鍋の中でしゃぶしゃぶして器に取って食べると。



鍋のつゆが熱々なので、蕎麦はちょっとくぐらせただけで充分に温まる。
浸しすぎるとのびてしまうので注意。

で、鴨肉の風味がつゆに移っていて大変美味。
約1200円と十割蕎麦よりも高いのに、満足感はコチラの方がはるかに上だった。

最初に出てきた十割蕎麦の時は正直どきどきだったが、この 『とうじ蕎麦』 が美味しかったお陰でオレ様ご機嫌。

一つ後悔があるとすれば、やっぱ恥ずかしがらずに座敷席に移って安曇野平野を見下ろしながら 『とうじ蕎麦』 を食いたかったなと…。


続く