今日マチ子先生のマンガ。
主人公は修道院で暮らす女子高生・なおみ。のんびりした３人のシスター、いけないにおいのするダメ男・ハヤシ、自称いとこのお姉さん・典子、得体のしれない後輩・マナ。どいつもこいつもかわいくって魅力的で憎めない！！
大胆な心理描写の省略すごかった。たとえば、「トースターを使わせてもらえなかった食パンをひとくちだけかじって捨てた」気持ちの説明いっさいナシ！なんでそんなことしたの？たぶん、本人に聞いても「なんか、そうしたかったから」としか答えられないでしょう。だけど、それを作者が本人に無断でずかずか言語化しないところが信頼できるじゃないですか。言語化できない気持ちの言語化できなさを、あの年頃って大事にしたいのだよ。
このマンガのなかでは、みんな、誰かが誰かに恋してて、でも時間は過ぎていく、誰も同じ気持ちのまま同じ場所にはいられない。みんな、そのことをそれぞれに引き受けてやっていくんだよね。うん、なおみだってがんばってんだから、私も！と、やっていく勇気をもらえるマンガ。素敵です！
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