ハイ!今年もこの時期がやってきた!読んで良かった本をジャンルごとにまとめます。


まずはBL。


『3番線のカンパネルラ』京山あつき


今年出会えてよかったBL作家さんNo.1。ベテラン作家さんではありますが、何冊か読んだけどどれもハズレ無し、安心安全の、静かに染み渡る萌え時間をお約束。それでいて定型に頼らないストーリーテリング力!天才!好き!

 

 


『密書でござる!』斑月


忍者が主人公の時代劇モノ。年季の入った手練れのユーモア、かと思ったらなんとデビュー作。誰と誰のCPなのか、設定も巧みだし、次回作が楽しみすぎる作家さん。

 

 



『WACKER'S DELIGHT』二戸謙介


作家が自分のいちばん好きなものを詰め込んだ、それはいい作品に違いないでしょう!BL×ヒップホップ、ありそうでなかった組み合わせ!これもデビュー作なので、今後のご活躍が楽しみすぎます。

 

 


『ラムスプリンガの情景』吾妻香夜 


現代日本がいちばんテーマにしやすいに決まってるのに、アメリカという異国の、アーミッシュというさらに異文化をテーマにBLを描くことの難しさ。そのチャレンジに、作り手としても尊敬なのです。

 



『グレイゾーン』朝御飯丸 


「純文学系」と私が位置づける、行間の濃度が強めのBL。説明しすぎないんだけど、この説明しすぎなさが、意識的なのか無意識的なのか。デビュー作なので、今後この方向で行かれるのか、要注目です。

 

 


今年はすべて初読み作家さん、うち3名はデビュー作から選びました。今後が楽しみすぎる作家さんにたくさん会えて幸せ…。


明日は映画編です!


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読んだBLまとめ 2022 



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