大好きな絵津鼓先生のマンガシリーズ最終巻。めっちゃ良かった…。

女子高生のみえこ(♀)、クラスメイトのマッキー(♂)、二人のバイト先の先輩であり、マッキーの恋人でもあるえいちゃん(♂)。この不思議な三角関係の話。

完璧なバランスで成り立っていた3人、でも時間はどんどん過ぎていく。進路は分かれ、微妙にズレていく三角形。それをつなぎとめようとしてあることを提案するみえこ。破滅のフラグしかないけど、破滅のフラグでも、何もできないよりましやん、だって必死なんだから!!

誰がみえこを責められる、だってある理由で、ずっと自分が生まれてきたことを肯定できなかったみえこが、ようやく見つけた存在意義だったのにさぁ!!

…あと10年生きたら、そんなことないってわかるんだけどね、ホントは。でも若いって、それしか見えなくなってしまうこと。イマココしかないこと。ゆっくり待つという選択肢がないこと。ツラいんだ~、これが(笑)。最後、みえこが自分にまた絶望するところなんか、涙でたよ。もう、全員幸せになってほしすぎる。

みえことみんなのキャラ造形がホントに好き。絵津鼓先生、この方、人間観察力すげーと思う。

 

 

●絵津鼓先生のマンガ

モアザンワーズ①



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