★今週はBLマンガ強化ウィークです。…いやそんなウィークはないんですが、私がBLマンガを読み過ぎて読書記録が溜まりに溜まってるんで、10/7まで勝手にBLマンガを、ジャンルの偏りないように紹介し続けます★
さてBL強化ウィーク5日目は、私が大好きなえすとえむ先生のBLマンガ。ジャンルはね、もはやアートと呼びたい。
『ショーが跳ねたら逢いましょう』に続く第2作で、デビュー短編集のスピンオフみたいなのがたくさん展開されてるので、そちらを先に読んだほうがよいかもです。
メインはバンドマンたちの青春譚。ギタリストのビリーとボーカルのニック。ニックはカリスマ的な才能がありながらドラッグ・借金・ドタキャン魔。あるライブ当日、ビリーが崇拝していたバンド「レベルズ」のピートが死んだというニュースが流れ、さらにニックにギターと金を持ち逃げされ、人生最悪の日を迎えるが…。
えすとえむ先生の作品は海外を舞台にしているものが多いんだけど、海外で育ったのか?というくらい、ネーミングとかセリフとかディテールのセンスがリアルかつボーダーレス。あとエロシーンが…エロイっていうより作画が芸術的すぎてもはやアートなので、親バレしても「これはアートです」と言い張ればいけるんじゃないか?(何の話?)
「初めに言っとくぜ。死んだヤツに捧げる歌なんてねえ。ロックは今生きてる俺たちのもんだ」とか超カッコイイ!ほんとにどっかのロックスターが伝記で言ってそう!!
結局、ニックはあんなことになってそんな場所に行くんだけど(ネタバレにならないように必死、笑)そんなニックがビリーと再会し、ガラス越しに一緒にあることをするところなんか最高だった…。
●えすとえむ先生のマンガ(隠居の本棚より)
・『equus』
・『作品ナンバー20』
・『ULTRAS』
・『キネイン!』
・『ショーが跳ねたら逢いましょう 』
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