『アラサー男子の老化ウォッチング』へようこそ。


これは、私がアラサーに突入してから逐一メモっていた心身の老化を、アラサーのうちに書き残しておこうというただの思いつきです。


せっかくみんなで見ないことにして済ませていた老化のはじまりを、よせばいいのにほじくり返します。


毎週日曜日に一本ずつアップしていく予定。

薄~い目で、ご覧いただけたら幸いです。


スーツセーター手袋


アラサー男子の老化ウォッチング③『外出するときに、上着を持っていくか悩む』



小学生のころ、どのクラスにも一人は、真冬でも半袖短パンのハナタレ小僧がいましたよね。私ですけど。


あのころの私は、親のスパルタ方式のせいで、真冬でも半袖短パンで登校、スイミングスクールに行くときはなぜか家から水着で送迎。母は今でも折にふれ、ひとりで悦に入りながらこのスパルタ自慢を披露するのでめんどくさいです。


でも、たしかに昔は、寒いけどまあ大丈夫だった。なんならコートとか、暑苦しくて邪魔だったくらい。

 


ひるがえってアラサーになった私。


春や秋など季節の変わり目には、必ず天気予報で気温と天候をチェックし、上着を持っていくべきか、ひと悩みするようになりました。


懸案事項としては、外出先は屋外か、それとも屋内か。屋外なら、たくさん歩くか。屋内だとしたら、空調設備のあるところか。


そして帰りの時間は何時か。夜まで帰ってこないなら、悩まずとも上着を持って出ればよいけれど、寒くなると思ってヒートテックを着て行ったのに暑くなっちゃったら、まさか日中に外出先で脱げないし……等々。


ああ、温度調節で悩む必要のなかった夏や冬が懐かしい。裏表のない、暑い寒い一辺倒の季節が恋しい。それでも春や秋は毎年必ずやってくる。


ひとしきり悩んだあげく、なんかそこまでして出かけなくてもいい気がしてきて、外出自体を取りやめること数回。


だんだんわかってきたことがありました。天気予報って、だいたい最高気温で服装を決めていたんですが、この年になると、どちらかというと暑さよりも寒さに対応できない方がつらいのです。服装は最低気温に合わせること。最高気温に惑わされてはいけない。

 


そこで私は、自作の「最低気温別・ベストな服装」を決めておくことにしました。

 


(最低気温)ベストな服装


25~20℃ 上・Tシャツ 下・短パン 足下・ビーサン

20~15℃ 上・Tシャツ+長袖のネルシャツ 下・短パン 足下・ビーサン

15~10℃ 上・Tシャツ+長袖のネルシャツ+パーカー 下・短パン 足下・靴

10~5℃ 上・Tシャツ+長袖のネルシャツ+コート 下・長ズボン 足下・ムートンブーツ アクセサリー・帽子とマフラー

5~0℃ 上・Tシャツ+長袖のネルシャツ+コート 下・ヒートテック+長ズボン 足下・ムートンブーツ アクセサリー・帽子とマフラー

 


このように決めてから、外出するときの服装にまつわるストレスがぐっと減り、何をどれだけ着たらよいのかわからなくてパニック、ということもなくなりました。

 


上着や天気の心配などせず、身軽にどこへでも行けた子どものころ。べつに戻りたいとは思わない。


外出のめんどくささは増えたけれど、それと比例して年々家にいるほうが快適になっていく。微動だにせずともハッピー、こんなに素晴らしいことはありません。


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①映画の予告編で泣く


②寝る前に食べるとしんどい


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