和やかだった手術 | お花が笑った*STORY

お花が笑った*STORY

過ぎ行く時を楽しむ家族の備忘録です。

自営業32年めの私。
大学3年生の長女。
葉巻のアンバサダーで
役者の主人との三人家族です。

こんにちは。


ようやく秋らしくなって来ました。

娘さん先週からから大学が始まりました。


三人分のお弁当作りも再開です。


パパさん弁当。勤務先のテラスでランチ。
気持ち良さそう。

9月はお彼岸があったので

私は毎度のように

生きてる方に加え、あの世の方おばけおばけ

お世話に忙しかったです。


お中日は仕事でしたので、

私の実家のお寺の法要には

パパさんと娘さんで出席してくれました。


お寺の境内では八ヶ岳のマルシェも
催されていました。


次の日はパパさんは仕事で

義父のご供養には、私と娘さんで

行って来ました。


娘さんは、NICUで育った子供達の会の

ボランティアもあり大忙しなのに

快く付き合ってくれました。


今回のテーマは運動会。
90歳の母が子供達の金メダルを
折り紙でたくさん作ってくれました。
元気です。

ボランティアは、中学生から私と二人で
出産時、命を助けて頂いた恩返しのつもりで
続けています。

恩返しのつもりが、また同じ大学病院を
紹介され私が皮膚がんでお世話になるとは。

たくさん、病院があるのに
本当に不思議ですね。

さて、間が随分開いてしまいましたが
8月に受けたボーエン病の手術の備忘録です。

  ボーエン病手術 

花粉の時期のアレルギーがいつもの年より
酷く、ついでに長年ある足の湿疹を
診て頂いたら大学病院を紹介され
生検の結果、ボーエン病と診断。

8月の大吉日日に手術を受けました。


午後からの手術で、主治医の先生が
病室を覗いてくれました。
例の如く
「気分はどう?緊張してる?
大丈夫だからね~
どぁいじょうぶ❗️パー」と。

それだけ言って風のように
去って行きました。

外来の合間に覗いてくださったんですね。

シャワーのあと看護師さんが
手術着を持ち、
点滴のルートを取りに見えました。

お昼ごはんは抜き、お腹空いてましたね。
余裕のつもりでしたが
時間になり可愛らしい看護師さんが
手術室に迎えにきた頃には

やっぱり怖い~滝汗滝汗滝汗

手術室まで徒歩、
業務用?エレベーターで移動。

信心深い私は空海さんの同行二人の
言葉を思い出して心細さを
打ち消しました。

同行二人とは。
お遍路さんがいつも弘法大師と一緒に
巡礼しているという意味で用いられることば。
一人じゃないよ。
弘法大師さんと歩いているよ。という感じ。

歩いて手術室の自動ドアの前まで来て
ドアが開いた瞬間。

あら、なんか想像してたのと違う。

暗い無機質な部屋に手術用のベットと
丸いライトがいっぱい付いてるやつが
天井にあるのかと思いきや

色んな機器やコードがたくさんある
明るい部屋でした。

そして、衝撃だったのは、
可愛らしい看護師さんから手術室担当の
看護師さんに自分を
引き渡されるのですが(笑)

その手術専任看護師さん、
倖田未來ばりのバッチリアイメイク。
いかにも血とか肉とか全然平気な感じ。しし座

ある意味、安心しました。

そしてかなり大きい
ハワイにいるおじさん
みたいな方。
何する人なのかわからない。(笑)

主治医が師匠と呼ぶ50代の医師が
自己紹介とご挨拶。

そして主治医。4名に迎えられて指示通り
手術台に自分で横たわりました。

腕には血圧計。胸にもコード。
ふくらはぎにはポンプでマッサージする
機械。どんどん、装着されて行きます。

あー、血圧200以上とかなって
中止になってくれへんかな~( ̄▽ ̄;)

往生際が悪い。

そんな時に限って120って普通やん。

こうなったらもう

まな板の上のマグロ?トド?
じたばたしても仕方ない。

こんな時の私の気持ちの落ち着け方。

「終わりは必ずある。
永遠にこの恐怖は続かない」と唱えます。昇天昇天

台をあげまーす。と
手術台が上に上がります。結構高い。

胸の辺りに下半身が私の目に入らないように
簡単なパーテーションが付けられました。

そして主治医が私に名前をもう
一度フルネームで言ってくださいと言われ

手術の内容と
出血予定少量と宣言されました。

いよいよです。

緊張マックス~⤴️になった時、
なんと主治医の師匠が少し
かがんで私に目線を合わせて

にっこり。照れ照れ
「大丈夫だからね。
〇〇先生がしっかり
取ってくれるからね~」と。

わざわざ、横になっている私に屈んで
目線を合わせてくれる偉い先生に感激して。

「ありがとうございます。私は本当に
お医者様に恵まれてます。」と
うるうるしながら答えました。おねだり


そして出産時に大出血して局所麻酔から
全身麻酔になった事。
母娘で死にかけた事。
こちらの大学病院のNICUで娘を助けて
頂いた事。

今でも恩返しに
ボランティアに通っていること
を話しました。

すると、師匠が

「えっ、ボランティアに?
こんなマリア様みたいな人、
よしっ、更に気合い入れて
やるからねっ、おいっ、
〇〇、気合い入れろよ!」
と弟子の主治医の方に回って
はっぱかけてくださいました。(笑)


 

聖母マリア像 26cm on Gold Base

 


マリア様…やて。昇天昇天
それを言うなら私の場合は、
観音様やな。(笑)

局所麻酔の注射は最初の2本くらいは
痛かったけど後はチクチク程度。

痛みを確認しながら追加してくださり
あまり苦痛は感じませんでした。

手術開始して以外と早めに20分くらいかな
腫瘍が取れたと実況報告。

「見ますか?」と聞かれましたが、丁寧にお断り致しました。
「結構です~滝汗滝汗

後は、丁寧に縫合するからね。と言われ

麻酔からから切除まで20分弱くらい、
傷口を縫うのに25分くらい縫う方が
長く感じました。

その間、師匠は弟子を
「おっ、そこ、うまくなったなぁ。」とか
褒めながら、私の顔の方に回ってまた
屈んでアイコンタクト。

緊張をほぐすために雑談したり

頭と足元、行ったり来たり。
偉い先生なのに患者サービスに忙しい。

私「せんせ~、今日は、
最強運日だから財布とか
買うといいんですって🎵」

師匠「財布買ってもな~
入れるお金がないからな~」

私「なにおっしゃってんですかぁ、お医者様なのに~(笑)」

という和やかな雰囲気で
涙あり、笑いありの手術でした。

本当に私をリラックスさせるために
先生方のお気遣いに感謝します。

そして師弟関係の素晴らしいやり取りに

お医者様ってこうやって腕を上げて
いくんだなぁと感動しました。

先生方ヘアキャップを
被ってらっしゃったので

 

仏像 開運招福七福神 大黒天 (高さ6cm×巾3.5cm×奥行3cm) 商売繁盛 無病息災 福徳 福運 厄除け (原木) (原木)

 なんだか

全員が大黒様に見えて

また、
ありがたや~
ありがたや。でした。
感謝。

長々と読んでくださり
ありがとうございました。
皆様もお体大切になさってください。

泣mama笑