奇跡◇母リハビリへ | お花が笑った*STORY

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過ぎ行く時を楽しむ家族の備忘録です。

自営業32年めの私。
大学3年生の長女。
葉巻のアンバサダーで
役者の主人との三人家族です。

こんばんは。


先日、救急搬送された

母の状態と今後の事について

主治医の先生からお話しがあり

入院先の病院に行ってきました。


机の上のパソコンには、

母の脳のMRIの画像。

眼光鋭い強面の主治医。凝視


ご挨拶もそこそこに。


一瞬、厳しい話になるのかな?と

身構えました。


そこへ看護師さんがもう一台タブレットを

母の病室と繋げてくれました。


母が写ると強面の主治医は

満面の笑みで

「〇〇〇さぁん、写ってるよ~

見える~?💕」ニコニコニコニコニコニコ

いきなり変わった。


先生、別人でした。


なんて優しい。


なんて老人の扱いの上手な先生。びっくりびっくり


母も「はい、こっちが長女で

こっちが次女です。

あ、写ってる、写ってる。」と

手を振ってる。


続いて看護師さんが、

「今朝撮った動画です」とベットから

降りる時こそ、ふらつくけれど

スタスタ歩く母の姿を見せてくれました。


「お母さんはほんとに運がいい。」

そう先生はおっしゃいました。


パソコンの脳の画像を二枚開いて


こっちが運ばれて来た時。


こっちが今朝撮ったMRIの画像。


見比べると、物の見事に脳の右下にあった

もやっとしたものがきれいさっぱり

失くなっていました。


驚きました。煽り煽り


よくある胡散臭いシミ取りクリームの


使用前。使用後みたいな画像です。


恐るべし89歳。びっくり

恐るべし人間の回復力。びっくり


母の一番の希望は一人暮らしの再開です。


そこを目指せるようにリハビリ病院に

転院する事になりました。


母は、本当に運がよかった。

運ばれた病院。

診ていただいた先生。

パキパキと連携してくださる看護師さんや

ソーシャルワーカーさん。


強面の先生だけど実は優しい主治医の

プロフィールを見て

ああ、ここにもご縁がと驚きました。


偶然にも主治医の出身大学と最初の勤務地は

私が娘さんを早産し大出血を

おこし死にかけたのを救ってくれ

761グラムの超未熟児で産まれた娘さんの

命も救ってくれた大学病院。


そしてそのお礼にと母の折り紙を

せっせと配り、ボランティアに娘さんと

通った大学の看護科も同じ大学です。




その大学の関係者の方、患者さん、

大学病院の医療従事者の皆様に

娘さんが中学2年生から高校一年の

コロナ禍前まで

母の送ってくる折り紙を届けました。


激務の中、

少しでも癒しになって頂ければと。



きっと母の「誰かが喜んでくれたら」という
気持ちが、母を救ってくれたのかな。
そんな風に思いました。


善意はこんな形でまた巡って来ました。

幸せです。照れ照れ照れ


またこの巡りを止めずに次に繋げ

誰かの元に届きますように。


明日も笑顔で誰かの役にたてると

嬉しいです。




桜が開花しました。

お陰さまで母は今年の桜も

見る事が出来そうです。

満開の桜の中、リハビリを

がんばる事でしょう。

感謝。


まだまだ冷え込む日がありますね。

どうぞお身体ご自愛ください。

mamaお団子

 

 


    

メイラックス断薬一年


とうとう一年が経ちました。


2時間おきの睡眠


0時過ぎにお布団に入り

次に目が覚めると

2時22分。

そこから寝たか寝てないか

わからないけど次、時計を見ると

4時12分

で次が6時です。

合計で5時間位なんでしょうか。


身体が変な睡眠に慣れて来たようで。

あまり寝なきゃと

いう焦りはなくなりました。


筋肉のピクツキは

感じなくなりました。


眠り以外はほぼ大丈夫です。


皆様もきっと大丈夫です。


89歳の母の回復力。

人間の回復力。

信じてください。


大丈夫です。


mama