5月22日の将棋対局は3局(2024.5.22) | 東京の四季(庭園&公園)のブログ

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◆5月22日の将棋対局は3局

 

(1)第37期竜王戦1組ランキング戦決勝

①佐藤康光九段vs山崎隆之八段

 ※活きの良い強者を連破して決勝進出の佐藤康光九段(54歳)と年上の強豪を連破して決勝進出の山崎隆之八段(43歳)。叡王戦で藤井聡太叡王をカド番に追い込んでいる伊藤匠七段を破ったと佐藤康光九段の方が中身が濃そうですが山崎八段は棋聖戦で挑戦権を獲得して乗っている感じ。今年度に入って6連勝中。棋士としてのピークは初のタイトル挑戦となった2009年度の第57期王座戦前後と思われますが2020年度の第79期順位戦B級1組で9勝3敗の成績で永瀬拓矢王座(当時)と共に初のA級昇級を決めたのが40歳の誕生日直前。デビュー以来23期を要してのA級昇級は史上最長記録。A級では1勝を挙げただけで1期で陥落。「独創と信念」と評される棋風で存在感を示していますが時々爆発する瞬発力の持ち主?であるようで棋聖戦挑戦は15年振り2度目のタイトル挑戦。46歳で初タイトルを獲得した木村一基九段の再来となるか注目されます。佐藤康光九段も変幻自在の独創将棋で第一線で活躍中。スリル満点の将棋が楽しめそうです。対戦成績は15勝4敗と佐藤康光九段が大きくリードしていますが直近7戦は山崎八段が3連勝の後、佐藤康光九段が4連勝。勝者は1組1位として決勝トーナメントの準決勝からの出場となります。1組ランキング戦の優勝賞金は470万円、準優勝は116万円。

 

(2)第72期王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦

②豊島将之九段vs伊藤真吾六段

 ※勝者は2回戦で広瀬章人九段と対戦します。

 

(3)第50期棋王戦予選6組準決勝

③豊川孝弘七段vs都成竜馬七段

 ※勝者は決勝進出で森本才跳四段と対戦します。

 

◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)