2月16日の将棋対局は11局(2024.2.16) | 東京の四季(庭園&公園)のブログ

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◆2月16日の将棋対局は11局

 

(1)第37期竜王戦1組ランキング戦2回戦

①森内俊之九段vs山崎隆之九段

 ※森内九段はフリークラスに回ってトップクラスの棋士との対戦が減ったこともあるでしょうが勝率を挙げて来て存在感を示しています。対戦成績は森内6勝、山崎8勝。勝者は準決勝進出で渡辺明九段vs久保利明九段戦の勝者と対戦、敗者は出場者決定戦の4位決定戦に回って準決勝で広瀬章人九段と対戦します。

 

(2)第37期竜王戦4組ランキング戦4組2回戦

②村中秀史七段vs遠山雄亮六段

 ※勝者は3回戦で谷川浩司17世名人vs杉本和陽五段戦の勝者と対戦、敗者は昇級者決定戦に回ります。

 

3)第37期竜王戦6組ランキング戦3回戦

③島朗九段vs上野裕寿四段

 ※昨年10月に20歳でプロ入りした上野四段は奨励会三段時代に第54期新人王戦で伊藤匠七段、増田七段を破って決勝進出。プロ入り直後の決勝戦で藤本渚四段と対戦して2勝1敗で優勝。プロ入り後1カ月での棋戦優勝は史上初の快挙。プロ入り後は5勝2敗でマア順調な滑り出し。藤井聡太八冠の対抗勢力になれるかどうか?勝者は4回戦で瀬川晶司六段と対戦、敗者は昇級者決定戦に回ります。

 

④藤原直哉七段vs牧野光則六段

 ※勝者は4回戦で安用寺孝功七段と対戦、敗者は昇級者決定戦に回ります。

 

(4)第65期王位戦挑戦者決定リーグ戦

⑤佐藤天彦九段vs藤本渚四段

 ※藤井聡太竜王が7敗目を喫して42勝7敗、勝率.857となって歴代最高勝率.8545の更新が微妙になりましたが、藤本四段も現在42勝7敗と大いに頑張っていて銀河戦、NHK杯の予選など連勝が可能な棋戦を残していてあと1敗しても記録更新の可能性を残しています。そこで問題になるのが本リーグ戦。錚々たるA級棋士と躍進中の強豪が集まった紅組に入って幾つ勝てるか大いに注目されるところですが敗ける可能性も高く2回戦の佐々木大地七段戦、3回戦の石井健太郎六段戦が年度内に入って来るかどうかで厳しさが増して来ます。兎にも角にも藤本渚四段の器の大きさを見極めるには持って来いのリーグ戦ではあります。

 

(5)第9期叡王戦本戦2回戦

⑥伊藤匠七段vs斎藤明日斗五段

 ※永瀬拓矢九段と№2の座を激しく争っている伊藤匠七段。安定度の点では永瀬九段を上回る印象があります。斎藤明日斗五段もやや勢いが止まった感がありますがトップ戦線で活躍中。対戦成績は2勝2敗で若手同士の好カード。勝者は準決勝進出で菅井竜也八段vs青嶋未来六段戦の勝者と対戦します。

 

(6)第72期王座戦二次予選2組準決勝

⑦屋敷伸之九段vs横山泰明七段

 ※B級1組同士の対戦は屋敷九段が4勝1敗でリード。勝者は決勝進出で鈴木大介九段vs一次予選ロ組の勝ち上がり者(佐藤和俊七段vs西尾明七段)戦の勝者と対戦します。


(7)第50期棋王戦予選3組2回戦

先崎学九段vs山本博志五段

 ※勝者は3回戦で鈴木大介九段vs佐々木大地七段戦の勝者と対戦します。

 

(8)第74期王将戦一次予選

・3組2回戦

⑨阿部健次郎七段vs中村長介六段

 ※勝者は3回戦で佐藤和俊七段vs千田翔太八段戦の勝者と対汚染します。

 

・5組2回戦

➉木村一基九段vs日浦市郎八段

 ※勝者は3回戦で松尾歩八段vs井出隼平五段戦の勝者と対戦します。

 

・7組2回戦

⑪中田功八段vs伊奈祐介七段

 ※勝者は3回戦で服部慎一郎六段と対戦します。

 

◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)