C級2組10回戦後半他・2月15日の将棋対局は18局(2024.2.15) | 東京の四季(庭園&公園)のブログ

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◆C級2組10回戦後半他

・2月15日の将棋対局は18局

 

(1)第37期竜王戦5組ランキング戦2回戦

①小林裕士八段vs井田明宏四段

 ※勝者は3回戦で狩山幹太四段と、敗者は昇級者決定戦に回ります。

 

(2)第82期順位戦C級2組10回戦後半

 ※1敗のトップ・グループ3名は前半戦に登場して全員1敗を守って8勝1敗。それぞれ最終戦に勝てば昇級が決まります。従って2敗の棋士は1敗の棋士が敗けてくれることが頼みの綱となっていますが対戦相手を観ると冨田誠也四段(12位)は73%、高田明浩四段(18位)は80%、藤本渚四段(52位)は70%というのがレート差からの勝率。順当に行けばこの3名が9勝1敗で昇級ということになりますが・・・。2敗の棋士は7名でその内4名が前半戦で登場済み。後半戦は3名が登場して梶浦宏孝七段が順位最上位(7位)で勝てば4番手で1敗の棋士が1人こければ幸運が舞い込みます。1敗の冨田四段は上位に2敗の棋士が2名居るので最終戦で敗れて2敗になると高田四段と藤本四段が共に敗れないと昇級出来ません。ということで1敗の3名は最終戦で敗れるとほぼ脱落となります。梶浦七段は2敗を守って1敗の3名にプレッシャーを懸けたいところ。1敗の3名が敗れて2敗で並ぶと①梶浦七段②八代七段③冨田四段④池永五段⑤高田四段⑥岡部四段⑦石田五段⑧村中七段⑨佐藤慎一五段➉藤本四段の順になります。

②平藤眞吾七段(2位・1勝7敗)vs長岡裕也六段(47位・4勝4敗★★)

③石田直裕五段(36位・6勝2敗)vs徳田拳士四段(4位・5勝3敗)

④狩山幹生四段(16位・5勝3敗)vs杉本和陽五段(5位・3勝5敗)

⑤豊川孝弘七段(46位・1勝7敗★)vs本田奎六段(6位・4勝4敗)

⑥藤森哲也五段(30位・4勝4敗)vs梶浦宏孝七段(7位・6勝2敗)

⑦阿部光瑠七段(33位・3勝5敗★)vs今泉健司五段(14位・3勝5敗)

⑧安用寺孝功七段(45位・0勝8敗★)vs長谷部浩平五段(15位・2勝6敗★)

⑨星野良生五段(20位・5勝3敗★)vs瀬川晶司六段(38位・1勝7敗★)

➉上村亘五段(21位・2勝6敗★)vs小山直希四段(54位・4勝4敗)

⑪佐藤慎一五段(39位・6勝2敗★⇒消)vs黒沢怜生六段(25位・4勝4敗)

⑫井出隼平五段(31位・5勝3敗★)vs高野智史六段(34位・5勝3敗)

⑬竹内雄悟五段(48位・2勝6敗★★)vs森本才跳四段(55位・4勝4敗)

【昇級争い】※私の予想はほとんど外れ。佐々木大地、八代弥、本田、梶浦の4名はいつになったら居なくなるのか?

 

【降級点争い】

※降級点は12名に付くので小林裕士八段以下の棋士は3勝7敗で終わると降級点取得が確定。この中から4勝目を挙げる棋士が出ると近藤正和七段から上位の3勝の棋士5名に危険が及びます。更には既に4勝を挙げている新人棋士3名にも危険が及ぶ可能性があるということで降級点争いも熾烈です。竹内雄悟五段は降級となる可能性が大。長沼洋八段も崖っぷちです。

(3)第72期王座戦一次予選へ組準決勝

⑭西田拓也五段vs池永天志五段

 ※西田拓也五段(32歳)は2017年4月25歳でプロ入り、池永天志五段(30歳)は2018年4月24歳でプロ入り。過去4戦して池永五段が3勝1敗で2つ勝ち越しています。勝者は決勝進出で小山直希四段と対戦します。

 

(4)第74期王将戦一次予選

・1組2回戦

⑮佐藤秀司八段vs野月浩貴八段

 ※勝者は3回戦で飯塚祐紀八段vs村中秀史七段戦の勝者と対戦します。

 

・9組2回戦

⑯糸谷哲朗八段vs大橋貴洸七段

 ※一次予選の初戦では勿体ない顔合わせ。二次予選の決勝か挑戦者決定トーナメントが相応しい好カード。過去3戦して糸谷八段が2勝1敗。勝者は3回戦で都成竜馬七段と対戦します。

(5)第95期棋聖戦二次予選5組決勝

⑰三浦博之九段vs三枚堂達也七段

 ※三浦九段がジリジリとレートを落して両者ほぼ同じ水準に並びました。対戦は少なく1勝1敗の五分。勝者は挑戦者決定トーナメント進出。

 

(6)第32期銀河戦Fブロック2回戦

⑱佐藤紳哉七段vs森本才跳四段

 ※勝者は3回戦で星野良生五段と対戦します。

 

◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)