章アキラのイベント企画運営、広報担当のハタヤマアキコです。
弊社の事業内容は・・・
建築、土木、型枠、洋菓子、天然石、お教室の企画運営などをしています。
そんな会社がなぜ「障害児(者)対象の体験型イベント企画」を新規事業に取り入れようとしたのか?というところをまずはじめにお話しさせていただこうと思います。
わたしの息子は、生まれながらに脳に障害を持っていて3歳4ヶ月の時に、自閉症スペクトラムで知能は1歳8ヶ月と診断。療育手帳B1です。
息子は現在4歳2ヶ月。
多動があり行動援護もついてます。
彼は自分がそんな個性を持って生まれてきたことで親がこんなにも大変な思いをしているなんて全く知る余地もなく、のほほんと毎日楽しくパワフルに生きています
友達主催のレンコン掘り体験(途中で帰ってもいいと言われたので気兼ねなく参加!)
わたし自身の経験から、子どもにいろいろ体験させてやりたいけど、健常者の子どもたちと一緒に混ざって参加することに抵抗を感じていました。
言葉がまだそんなに喋れないから、意思の疎通がとれないし、お友達のものを勝手に奪ったり壊したりしないだろうか?途中で走り出して流れを止めて迷惑をかけてしまわないだろうか?などなど数えてたらきりがない
子供はね、本能で生きてるからそんなの気にもしてないんだけど親が気を使い過ぎて楽しめないんですね
子供が小さいうちはまだなんとかなるんです!
だけど成長するにつれて、もう4歳なのに聞きわけがない、ワガママだ!親のしつけが悪い!とか口に出されなくてもそんな目で見られてるのがその人の顔を見てたらわかる。。。
先日、ある場所の店員さんが半ギレでうちの息子に接してた。。大したことではないのに。
見た目に障害があるなんてわからないだろうから仕方ないと思う。うちの子がまだ2歳ぐらいの知能しか持っていないことも知る余地もない。
いちいち説明するのもめんどくさいから、まだそこで遊びたがる息子に殴る蹴るされながら無理やりその場を去ったことなんて日常茶飯事。
(けど、もう二度とここには行かないぞ!!)
この子が障害児だと理解されてない場所だと、これが現実なんだと痛感しました。
どっかで粗相をすれば、もう連れていけない!って思ってしまうんです。
チラシや本に掲載されている体験イベント。
すごく楽しそうだけどうちは無理だな。。。って毎回諦めていました!
そんなある日、主人(社長)といつものように
「障害者をもつ家族だけしか入れない飲食店があればいいのに」
「障害者だけしか入れない遊園地があればいいのに
」
「障害者をもつ家族だけの〇〇があれば・・・! 一般の人が嫌がる迷惑をかけるなんて当たり前、走り回るのも当たり前、それを理解してくれる場所が欲しいなぁ。。」
と話していた時に、
「だったら、参加者は障害者だけのイベントを自分で企画すればいいんだ!」
と思いつき、それを弊社の新規事業としてしよう!と新たな夢がわたしたち夫婦にできました
障害児(者)対象のイベント企画だけど、健常者のご兄弟は参加OKにしています。
わたしもまだ母親4年生。
だけどこれだけは言える。
この子たちは体験不足なんだと。
まわりが理解して手を差し伸べてあげなければいけない存在であり、その手を必要としている。
「いつか障害者だけが利用できる、室内遊園地と飲食店をつくる!誰にも気兼ねせず親も子供も楽しめる空間。」
これが、40歳にしてできた主人の大きな夢です。
我が子が障害を持って生まれてきてなかったら、間違いなくこんなこと思わなかったでしょうね
奥さんとして主人が語ってくれた夢がすごく嬉しかった。だからこそ、形にしていかないとね!っておもった。
ひょうたん島クルージングにて
障害児を持つ親だからわかる気持ち。
これからそれを形にしていきます!
株式会社 章 (アキラ)は、新規事業として障害児(者)対象の体験型イベントを2017年2月より始動開始します!
この子たちの未来は夢と希望で溢れてる
未知の世界に足を踏み入れますが、自分たちの日常が活きてくると確信しています!
まだまだ分からないことだらけです。障害児(者)をもつ方々、子供にこんなことを体験させてやりたい!などありましたら色々教えてくださいね。
ゆっくり、つまづきながら、確実に次に繋げていきたいのです。
わたしこんなことしてるから、ご協力するよー!っていう方も講師大募集中です。どうぞよろしくお願いいたします。
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それではまた。
ありがとうございました。